6.あのう、全体的に編集が下手すぎて、ストーリーにつながりがなかった。ブチブチと切れてしまって、主人公がなんでローラースケートを始めようと思ったのかとか、チームメイトとの関係とかが描き切れてない。まあもともと期待しないで観たのですが、あまりの唐突なストーリー展開にイライラしてしまった。 エレンペイジのかわいさのみに5点献上。 【kaneko】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-08-28 11:36:19) |
5.もう何というかエレン・ペイジがかわいいかどうかにかかっている映画なのだが、これがかわいいのだからこの映画は勝ち組なのだ(と思う)。彼女の不思議な魅力は「JUNO」でも遺憾なく発揮されているが、それを超える圧倒的なキュートさで完全にノックアウトされた。同性にも異性にも好まれるタイプであるところがまたすごい。決して絶世の美女でもないし、ナイスバディでもないのだが、一家に一台欲しいような小動物的なかわいさだ。「絶対に勝ってやる!」と気合を入れるところとか彼氏をプールに誘うところとか、特にかわいすぎる!観てしばらく経った現在のほうが、観る前よりも、さらに観たくなっているという状況だから、これは最早恋に近いのかもしれない。
と、ひとしきりエレン・ペイジを絶賛した後で言うのもなんだが、映画の脚本や演出ももちろん悪くない。若干ストーリーが陳腐で、シーンごとの繋がりに唐突感がある部分もあるなど編集の粗さも残るが、それ以上に心に一服の清涼感を残す快作。印象的なシーンを積み重ねて、確かな選曲でまとめたドリュー・バリモアの才能に拍手!自分も楽しそうに脇役を演じているのがまた良いね! 【枕流】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-26 00:39:38) (良:4票) |
4.主人公がローラーダービーに惹かれる瞬間を、チラシ配りの選手達が店を出て行く逆光の縦構図1ショットで印象づける技量。父親、母親それぞれが娘の出場するダービー会場へと向かう途中経過の描写などは省いても物語に一切支障なしとする大胆さと聡明さ。
対話シーンの切返しなどは極めてオーソドクスなのだが、圧縮と省略を駆使したシークエンスごとの繫ぎが圧倒的に巧く、テンポとスピード感は抜群だ。ありふれた物語でありながら、場面転換の妙によって観客を全く飽きさせない。簡潔性と経済性の美質が弁えられている。
一例あげるなら、ヒロインがコンテストの控え室から決勝戦の試合会場へ向かうシーン。車の発進をワイプの効果として使い、一人の少女がヒロインの着るはずだった衣装を纏い見送る姿を捉える。その簡潔にして雄弁なワンショットが、さらにラストのスピーチ原稿に連なっていく語り口の見事さ。
それでいて、物語とは無縁なショットの豊かさが映画を充実させる。金色の草原の情感。プールシーンの光の揺れや、二人の飛び込みと同時に水中に潜るカメラの垂直移動の気持ちよさ。腕立て伏せなどを始めてしまうあの司会者の可笑しなパフォーマンスは即興だろうか。 愛すべきキャラクター達の魅力的な表情を的確に掬い取る手腕に恐れ入る。
エンディングロールを見ると膨大な楽曲数なのだが、全編すっきりまとまっているのも好感度高い。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-26 23:21:58) |
3.高校生の成長物語に、スポ根を付け加えて、コメディにしてみました。ドリュー・ファンとしては、スクリーンでの活躍も見たかったのですが、今回は脇で我慢です。E・ペイジはこれまでとまた違う高校生を演じています。彼女の演技の幅広さ、奥深さを実感しました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-06-11 22:48:03) |
2.噂に違わぬ面白さ!ローラーゲーム? こんな競技知らんかった。 このゲームの迫力がなかなかのもの。 親の反対を押し切って、自分のやりたい事をやるっていうどこにでもあるストーリーだが、数多いながら全ての登場人物に愛着がもてるようになってるし、(ボーイフレンドだけが表面的にしか描かれてないのが惜しい)BGMも良い。 細かい部分のセンスもいちいち良い感じで、ほとんど悪い点が見当たらない。 「遠い空の向こうに」「リトル・ダンサー」のような傑作にまるで見劣りがしない、上級のベタ映画。 誰でも「面白かった!!」と思える作品ではなかろうか。 戦う女は美しい。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-06-07 12:05:38) (良:2票) |
1.このあまりにも素晴らしいアメリカ映画っぷり。映画とはアメリカ映画だし、アメリカ映画は映画である。つまり、途方もないことがするりと起こりうる場。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-06-03 00:01:41) |