座頭市 THE LASTの投票された口コミです。

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座頭市 THE LAST

[ザトウイチザラスト]
2010年上映時間:132分
平均点:5.64 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-05-29)
アクション時代劇リメイク小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-02-04)【イニシャルK】さん
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監督阪本順治
キャスト香取慎吾(男優)
石原さとみ(女優)市の女房 タネ
反町隆史(男優)市の旧友 柳司
寺島進(男優)島地一家の代貸 達治
工藤夕貴(女優)達治の女房 トヨ
中村勘三郎(十八代目)(男優)旅の博徒 政吉
岩城滉一(男優)島地一家親分 島地
加藤清史郎(男優)柳司の息子 五郎
ARATA(男優)天道一家補佐役 十蔵
高岡蒼甫(男優)天道一家跡取 虎冶
豊原功補(男優)天道一家用心棒 千
宇梶剛士(男優)役人 梶原
柴俊夫(男優)役人(梶原の上司) 北川
原田芳雄(男優)義足の医者 玄吉
倍賞千恵子(女優)柳司の母 ミツ
仲代達矢(男優)天道一家親分 天道
國本鍾建(男優)
鈴之助(男優)
峰蘭太郎(男優)
小野花梨(女優)
原作子母沢寛「座頭市物語」より
脚本山岸きくみ
音楽佐々木次彦(音楽プロデューサー)
撮影笠松則通
製作亀山千広
フジテレビ(「座頭市 THE LAST」製作委員会)
東宝(「座頭市 THE LAST」製作委員会)
ジェイ・ドリーム(「座頭市 THE LAST」製作委員会)
市川南〔製作〕(「座頭市 THE LAST」製作委員会)
企画中沢敏明
石原隆〔製作〕
島谷能成
配給東宝
美術原田満生
ヘアメイク豊川京子(メイク)
録音橋本文雄
照明杉本崇
その他IMAGICA(協力)
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【口コミ・感想】

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1
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4.《ネタバレ》 勝新によるオリジナルは一本も見ておらず、北野武版とハリウッド版(ルトガー・ハウアー主演・フィリップ・ノイス監督による珍作『ブラインド・フューリー』)のみ鑑賞経験ありという何ともお恥ずかしい私ですが、本作は非常に素晴らしい作品だと感じました。鑑賞前には香取慎吾主演という点に不安があったものの、竹やぶにて敵から逃れるファーストショットでその不安は払拭されました。彼は完璧に座頭市に成りきっており、殺しの世界に生きる者の凄みが全身から出ていたのです。また、市の妻タネを演じる石原さとみも、彼に負けず素晴らしい。彼女の出番はわずか5分程度であり、市とタネの関係について劇中ではほとんど説明がないのですが、石原さとみという女優の存在感のみで、タネがいかに市を変えたかが十分に伝わってきます。その他の豪華俳優陣も皆素晴らしく、邦画には演技のできる人材がこんなにも大勢いたのかと驚きました。仲代達也演じるヤクザの親分などはセリフの半分以上が意味不明だったのですが(笑)、それでも訳の分からん凄みがあったのは俳優の力量の為せる技。完璧に圧倒されました。物語も良くできていて、殺しの虚しさを知った座頭市が足を洗おうとするも、染み付いた血の匂いを落とすことができずに再び人を斬るという業にまみれた内容は見応えがありました。忍従を重ねた末に座頭市が再び剣を握る過程には時代劇ならではのカタルシスがあって観ているこちらも熱くなるのですが、そういったカタルシスを全否定するラストも、噛みしめるほどに味が出ます。尻すぼみなラストを批判する声もありますが、殺しの虚しさを訴える本作が燃えるクライマックスを迎えるわけにもいかないでしょう。殺しの世界に生きた座頭市は、呆気なくカッコ悪く野垂れ死ななければならなかったのです。市は死ぬ直前、妻を殺した犯人にして、自身に致命傷を負わせたヤクザのボンボンと対峙しますが、殺しの虚しさを知った市は安易な復讐に走らず、彼に暴力の恐ろしさを教えてその場を去ります。この時、市は一切の言葉を発しないのですが、かわりに暴力に生きた自分の末路を見せ、同時に妻を殺された暴力の被害者としての悲しみも見せることで、そのすべてを語ります。この時の鬼の形相こそ、彼が長い旅の末に得た答えなのですが、これを受け取らなかった観客は本作をつまらないと感じたかもしれません。
ザ・チャンバラさん [DVD(邦画)] 8点(2011-11-02 00:30:45)(良:1票)
3.《ネタバレ》 思っていたよりは真面目な作りだし、香取君もこの難しい役を果敢に挑戦していたように思います。殺陣のシーンも、目をつむりながらの立ち回りを演じていて、それなりに楽しんでみれるのですが、ただ凄く不満な点があります。相手を刀でばっさばっさ切っても、血が全然出てこない。あれはさすがに不自然すぎるでしょう。片手をすぱっと切り落としても、血が一滴も出ないなんておかしすぎる。そしてラスト。なぜああいう終わり方にしたのかよくわからない。せっかく、ラスボスと一騎打ちしてる時に、後ろから銃でって、、、。その後にどこの馬の骨かわからんような奴にとどめさされるし、これじゃ見てるこっちとしては全くすっきりしないです。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-01 22:15:47)(良:1票)
2. 作る側の意気込みは感じられましたが、やはり失敗作だと思います。決定的にまずいのは座頭市が強そうに見えないことです。こんなにふらついてたらやられるでしょ、と思った人も多いのではないでしょうか。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-05-07 14:02:30)(良:1票)
1.《ネタバレ》 会話式レビュー・・A『心底つまらない映画だったよ、何あれ?』B『座頭市始め、キャラ達がちゃんと描かれてないから、全編しみったれた話の上に味気ないから退屈でした。』A『まず座頭市が全く強く見えない。モタモタしてて斬られすぎなんだよ!しかも斬っても血があんまり出てない・・』B『血といえば、別のシーンでは手首切断とかあるのに血が一滴も出ませんね』A『不自然にも程がある』B『市は居合い斬りの達人の筈なのに、あまり見えないですね』A『盲目の市が居合いとそれ以外の能力が、桁外れな部分をドーンと見せる所に「座頭市」のカタルシスがあるのに今回、何もありゃしないのはひどいねぇ・・』B『針の穴に糸を市が通すシーンでそういう部分を見せようとはしてるのに長回しのシーンだから遠くてその様子が全く見えない!何やってるの?と』A『香取慎吾は勝新っぽくしてたけど、あのスリムな体系じゃ不自然にしか見えないしセリフ回しもちょっとね・・頑張っているんだけどね』B『他のキャラも問題ですね。ARATAや豊原功補の演ずる男が市のライバルとなるキャラと思いきや、おざなりに描かれるから、重要なシーンで出てもどうでもよくなってしまいます。豊原功補の侍は市と一対一の対決をするんだから、ちゃんと強さと存在感を出さなきゃいけないのに・・』A『仲代達也の親分は意味不明な事しか言わないし、何がしたいか伝わらない。その息子の高岡蒼甫も同じ!ただ「伏線」を見せるために作り手に利用されただけのバカにしか見えない。』B『終盤の直訴状のくだりは見せ方含め実におかしな事になってました。ああキリがない・・』A『ラストもボロボロの市がただのチンピラに背中刺されるって、ちょっと!・・その後もグダグダ感満載でひどかった』B『今回は最後という事で今までとは違う「人間」座頭市を描きたかったのでしょうが・・これを見る限り、こんな「人間」座頭市なんか観たくなかったと、はっきり思いました』A『勝新にこんなもん見せたらどう思うのだろうか・・』
まりんさん [DVD(邦画)] 2点(2011-01-21 02:13:03)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 5.64点
019.09%
100.00%
219.09%
300.00%
400.00%
5436.36%
600.00%
7218.18%
8218.18%
900.00%
1019.09%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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