5.まあバンド系としては等身大のストーリーなんだけどなぜか共感できる部分は少なかった。まだ「BECK」の方があり得ないストーリーだけど共感できる気がする。ベースの彼は何か異常に巧いとい思ってたらサンボマスターだったんだね、納得。その辺の駆け出しの俳優よりよっぽど演技上手いじゃん。 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-01-04 22:30:33) (良:2票) |
4.特別な才能か何かを持っているわけでないのなら、人生において、本当に思い悩み、混迷するのは、十代ではなく、二十代だと思う。
知識や経験が中途半端に蓄えられ、名実共に「大人」という現実を問答無用に突きつけられる。本当は、準備なんてまだ出来ていないのに、あらゆることを無理矢理伏せて歩まされる。
道に迷って当然、それが「普通」の人間の二十代だ。
その例にもれず、僕自身、迷い惑いながら二十代の一日一日を生きてきた。 そんな中で、紛れもない一つの「指針」となったのが、浅野いにおの漫画であり、「ソラニン」だったと思う。
「指針」と言ったが、この作品の中に混迷を抜け出すための「答え」があるわけではない。 主人公たちが同じように人生に迷いながら進んでいく様を見て、共感し、ならば自分はどのように生きられるのかということを、見つめ直す機会を与えてくれた漫画だった。
5年前に初めてこの漫画を読んだ時点で、映画化は必至だと思った。 が、同時に安直な映像化だけはしてほしくないと思った。
一抹の不安を抱えつつ、ようやく上映となった地元の映画館に観に行った。
素晴らしい映画だったと思う。
浅野いにおの原作と同じ「間」で切り取られた何でもない河川敷の夕暮れを見た時点で、安堵感を覚えた。 芽衣子と種田の息づかいをそのまま表現してみせた俳優の演技に、幸福感を覚えた。
主人公の芽衣子は、恋人の種田が遺した「ソラニン」が、過去の自分自身との別れの曲であることに気づく。 僕自身が、迷い惑った二十代ももう一年と少し。映画館を出て見上げた初夏の青空は、芽衣子が最後に見た空と同じように、とても広がって見えた。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-05-30 15:56:54) (良:2票) |
3.映画館で予告編見ててちょっと面白そうだなと思ってたんだけど、残念ながらありきたりの青春ストーリーでその期待には届かず。ただしベースの弾ける田口浩正ことサンボの近藤洋一はすごく存在感あってよかったので今後も期待。 【時計仕掛けの俺んち】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-10-05 21:15:25) (良:1票) |
2.ストーリーにはなんの捻りもないし、取り立てて褒めるようなものすごい演出があるわけじゃない。 ないんだけど、もう少し幼かった頃は「世界を変えられる」とさえ信じてた夢が、現実には雲を掴むような話であることを知り、自分の着地点をそろそろ決めなくてはならない年頃の彼らの姿が、優しい視点で丁寧に描かれている。 ものすごく大人な私だけれど、それでもこれを観て胸苦しくなる気持が自分の心の奥の底の底の方にまだ残っていたということが何よりの収穫。 【poppo】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-09 11:13:27) (良:1票) |
1.期待はずれというか予想通りというか。今時の若い子はこれで泣けるの?だとしたら私は既にすっかりババアなのでしょう・・・。これが主人公と同世代のリアルなのだとしたら、何ともつまんなそうな青春で若者が前向きに生きられないのも仕方がないという気がする。自分が若い頃リア充だったとは全く思っていないが、それでもこれぐらいの年代にはもっと毎日必死で生きてたよ。あおいちゃんの可愛さは堪能できるので、ファンは一見の価値在り。個人的にはサンボマスターの近藤くんのキャラがツボ。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-04-30 16:04:31) (良:1票) |