21.恨み言を1つ。スパイ氏は「アンブローズ・チャペルに…」と言い残して絶命するわけですが、これって「同氏(同教会)が自分の仲間だから、伝えてくれ」と言っているようにも聞こえます。少なくとも私はそう解釈して、その後の展開で大混乱してしまいました。「暗殺組織が先回りして〝なりすまし〟している?」とか、「教会の一室に本物の牧師の死体が放り込まれている?」とか。余計なことを考えず、素直にのめり込みたかったかなと。サスペンスものとしては傑作だと思うので、余計に残念。 ついでに言えば、邦題の「知りすぎていた」という日本語はまどろっこしい。原題の訳としても、「知りすぎた男」で良くないですか? 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-07 02:43:24) |
20.ヒッチコックお得意の巻き込まれ型サスペンス。 ストーリーは相変わらず粗さがあるけど、音を効果的に使った演出は見応えがあり。 奥さん役のドリス・デイはかわいいし、彼女の歌う「ケ・セラ・セラ」もうまい小道具代わりに。 カラーでとても観やすい、万人向けの娯楽作品。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-10-10 08:07:33) |
19.自作のオリジナル「暗殺者の家」をリメイクしただけあって、よくできた映画だ。サスペンスの緊迫したシーンと、ユーモア溢れる息抜きのシーンがほどほどにミックスされ、退屈せずしかも緊張感が途切れることなく引きつける。 またラストでは、本職の歌手ドリス・デイを起用した意味が遺憾なく発揮される。「ケ・セラ・セラ」は子どもの時からよく知っていた曲だったが、この映画のために作られたとは知らなかった。(無知) 【ESPERANZA】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-01 21:27:53) |
18.とにかく、シーンが次から次へとどんどん展開していくテンポ感・スピード感で、見ている側をグイグイ引っ張っていました。この時代のサスペンスって、シンプルなんだけど、サスペンスとしての面白さが凝縮されている、特にヒッチコック作品はそのように感じます。まるで江戸川乱歩の「二銭銅貨」に通じるものがあるように思えました。 【ramo】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-21 00:15:51) |
17.「サイコ」や「汚名」ほか、ヒッチコック映画での母子関係っていびつというか、何か不健全な匂いを感じさせるものが多い中、これはめずらしくストレートに健全なる親子愛を堂々と謳い上げてますよね。ドリス・デイの母性を感じさせる親しみやすいキャラクターともあいまって、大衆受けする作品として大成功した一番の要因ではないかと思います。ただ、剥製屋「アンプローズチャペル」でのおふざけシークエンス部分が少し間延びしてたのと、万人受け狙いの為か、変態オジヒッチ大先生独特のアブノーマルブラック視線を感じられないのが少々物足りなかったので1点マイナス! 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-01 12:18:51) |
16.イギリス時代の『暗殺者の家』を自らリメイク。リメイク映画のお手本でオリジナル作品に縛られない自由な演出が成功しているが「縛られない」というだけでも並みの監督ではないことの証明になっていると思う。サスペンスとは似つかわないゆったりとした「ケ・セラ・セラ」が作品に緩急を与え、その歌声が物語を盛り上げ、その歌詩が母の想いとリンクする。この効果的な歌の使われ方は天才的です。歌手ドリス・デイの起用と合わせて極めて完成度の高い作品。今までのヒッチコック作品のレビューでヒッチコックらしいとからしくないとか書いていたかもしれないが、どっちにしろこの人は天才だというところに落ち着きそうです。それはヒッチコック作品を見れば見るほど確信を帯びてきます。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-01 10:35:57) |
15.ヒッチコックを全て見ようという気にさせたのがこの映画だが、ヒッチを好きになればなるほど、この映画はつまらないような気もしてくる。謎がたくさん残るのも不全感があるし。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-11-01 02:20:27) |
14.緊張感スゴイッス!ラスト周辺のヒッチコックのテクニックは、まさにマジック! 【ボビー】さん 7点(2004-07-15 19:51:55) |
13.モロッコのシーンが全体的に好きです・ 【しまうまん】さん 7点(2004-06-12 12:12:26) |
12.ケ~・セラ・セラ~♪ なるようになるさっなんてまさに私の人生そのものだ。人生気楽に行こうよってね。ん~、何とも心地よい曲。 |
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11.ラストがスッキリしてていいです。ケセラセラの歌、けっこー好きです^^クライマックスのオーケストラも好き♪とにかくカッコイイ映画! 【あかねぇ】さん 7点(2004-02-08 20:02:43) |
10.『北北西に進路を取れ』と並んで、ヒッチコックらしいとぼけた味が加味されたサスペンス。観客を楽しませようというサービス精神に満ちあふれていて、今観ても充分楽しめる。有名なシンバルのシーンの緊張感もなかなかのもので、現代の映画制作者には見本にしてほしい。 【恭人】さん 7点(2003-11-30 17:18:12) |
9.やっぱ引き込まれしまうんだよねー。ヒッチコックのサスペンスってハラハラしちゃいます。 【たましろ】さん 7点(2003-11-27 23:09:56) |
8.さすが、ヒッチコック!ハラハラしながら、つい引き込まれてしまう。ケ・セラ・セラも良かったし、ラストもいつもながらの軽いタッチで秀逸。サスペンス・コメディ風味はこの人の右に出るのは、おらんね! ところで、ヒッチ作品の最大の謎、監督はどこに? |
7.知りすぎていた男、っていうタイトルだけで何をだ?と見たくなってしまいます。なんか庶民的なドリス・デイがとてもいい。やっぱケ・セラ・セラでしょう。うまいなヒッチさんってば。 【fujico】さん 7点(2003-10-06 21:58:28) |
6.一番印象に残っているのは、偽アラブ人の頬の化粧がこそぎ落とされるアップのシーンかな。今から何が起こるんだろうって画面に引き込まれていきました。 【じゃん++】さん 7点(2003-05-26 01:15:59) |
5.なるようになるわ ケ セラ セラ♪将来のことなどわからない ケ セラ セラ♪ 【あろえりーな】さん 7点(2003-02-05 15:21:14) |
4.サイコ、見知らぬ乗客、鳥、北北西に進路を取れ、に続いて、今作品を見ました。鳥は意味が分からなかった作品で、除外すると、今まで私が見た感じでは、ヒッチコックの作品の印象としては①良い意味で、無駄な場面がないということ②観客を作品に引き込むのはうまい③しかし、話は劇画、マンガっぽく、それはそれで楽しいのだが、悪く言えば展開に無理があり、私は気になってしまう。例えば今作品では公安が夫妻を空港で待っていて、情報を教えるよう迫るが、断念し、そのまま帰してしまったようだ。普通、そんなに重要な人物から目を離すことはないし、尾行するよう指示を出すのは当たり前だと思う。でもって、教会に乗り込んだはいいが、堂々と妻に警察に電話させに行かせるのはねぇ。さらに、敵の夫妻は素人のようだが、この設定はどうか?もちろん、怪しまれないためだが、ちょっとヘボ過ぎ。さらに、殺人者までヘボ。これは映画の中でも、敵の親玉が指摘して怒るシーンがあるが…、この暗殺計画自体が安易だねぇ。マヌケな敵に子供がさらわれて良かったね…と私は言いたい。最後もあっけないしね。とまぁ、まだまだ細かいことは気になるがヒッチコックの作品は私はリアリティの面でいつも納得いかないなぁ。そういう意味では子供は素直に楽しめるね。と不満もあるが、そこいらの駄作を見るよりはずっと良いと思います。 【デリング】さん 7点(2002-12-20 10:59:39) |
3.あまりにも有名な映画なのに、なぜか今まで見逃してました。ヒッチコックはやっぱりうまいですねぇ。前半最高!スチュワートがチャペルの家に向かうシーンなど緊張のピークでした。後半は、こんな簡単に事がすすむもんかいなとちょっと冷めてしまったが、ラストもよし。部屋で友達が待っててくれたのなんか嬉しいやんねぇ。 【つけもん】さん 7点(2002-10-09 12:29:24) |
2.「知りすぎていた男」って何を知りすぎていたんだろう・・・、そんな思いを抱きながらレンタルしました。冒頭からすっかり引き込まれた。ラストも粋な感じで私も好きです。 【まき】さん 7点(2001-06-30 16:28:43) |