7.ストーリーはオリジナル版とほぼ同じですが、それでも充分満足できる。このベタな話がいかに鉄板かを、再認識させられました。そしてオリジナル版の貧弱だった格闘シーンが見事に昇華している。さすがジャッキーとスミスJrです。ダニエル君と違ってシャオドレは可愛いし、情けないところがないのが良い。中盤少しダレますが、全体的に演出がシャープになり、パワーアップしている。リメイクして成功した珍しい例と言えるでしょう。 【54dayo】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-06-26 16:17:28) |
6.長期間寝かせてよい具合に熟成したところをリメイクしたという感じで想像以上に良くできていて面白かったです。設定がいろいろ変わり舞台が日本から離れてしまって残念な気もしますが、これはこれでオリジナルとは違った雰囲気があってよいと思います。ジャッキー・チェンもウィル・スミスの息子もハマっていたので是非2、3と続けて欲しいですね。他の方も書かれていますが、自分も女の子が段々かわいく見えてきたのには同意です。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-26 23:20:24) |
5.オリジナルにはまっていた世代なので、空手からカンフーにリメイクされた本作にも期待したし、スミス君とジャッキーという新旧競演歳の差キャストでますます湧きました。シャオ・ドレは文字通りかわいらしく、屈強でないにしても強いというカンフーの教えにはまっていた。いじめっ子がもの凄く憎たらしかったのも良い。大会の準決勝、決勝は、結果が分かっていながらも期待度100パーで鑑賞したのに、想像以上に感動してしまった。でもまたミヤギサンが見たくなってしまった。 【ちゃか】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-06 22:50:38) |
4.おもしろかった ジャッキーは師匠役が板に付いてきた
最初はわけわからんかったヒロインがだんだんかわいく感じてくるのが不思議 こーゆー映画をたくさん観たら僕のストライクゾーンはうんと広くなるんではなかろーか 原題はKARATE KIDになってたよーな気がする カンフーとKARATEはだいぶ違いますが 米人にも僕にとってもどーでもいいこと 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-19 19:57:49) |
3.オリジナルのファンで楽しみに観た。深みとか演出でいまいち及ばないかな。さすがに。その代わり中国の名所の映像サービスがあった。悪役側にアクの強さがオリジナルに及ばないな。対戦相手の少年。ちょっと地の品の良さが出てた。ただウィルスミスの息子。こいつはすごい。映画のためとは言え、芸がすごい。末恐ろしいくらいだ。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-03-05 20:25:59) |
2.この映画、過去のヒットシリーズのリメイクであることはもちろん間違いないけれど、ただリメイク映画と言ってしまうことは「失礼」だと思える程、“良い映画”だと思う。
かつてのヒット映画では、当時ほぼ無名の日系人俳優が演じた役柄を、あのジャッキー・チェンが演じているというだけで、あらゆる面で映画としてのインパクトが高いことは明らかである。 しかし、もっともこの映画を確固たるものに足らしめている要因は、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスの存在感だ。
この子役、その才能が間違いないと思うからこそ、敢えて“ウィル・スミスの息子”という冠を付けたくなる。 その“芸達者”ぶりは、父親のそれそのもので、この子供が本当に小さい頃から父親のパフォーマンスをしっかりと見続けて成長してきたのだろうなということを想像させる。 彼の身体能力、存在感、そして演技者としての表現力の高さが備わったからこそ、この映画は想定よりも一つ上のレベルに達したと思う。
子役の成熟には様々な弊害がつきものだが、父親共々ハリウッドを代表する良い俳優に育っていってほしいなあと思う。
現代のハリウッドを代表する表現者のDNAとカンフー映画の世界的スーパースターが、北京の街並の中で絶妙なバランスで合致した幸福な映画だと思う。
ただし、このテンションで締めるのであれば、やはりエンドロールにはNG集を用意してほしかったなあ……。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-16 10:39:25) (良:2票) |
1.北米の意識はもはや日本ではなく中国にあり、という感じでパワーバランスの時代推移を厳然と反映している点、リメイクだけに興味深い。
寄り気味のカメラは、多用されるフォロー移動とともに、観客が見るべき対象をひたすら限定して先導してくれる。ここだけ見なさい、というサービス過剰な介護式。加えて、饒舌なBGMがここぞという場面を盛大に誘導・援護してくれる。だからとにかくわかりやすい。 そして、アクションシーンの編集は少々リズム偏重気味で「ワンショット性」に欠け、剛柔の表現としては不満を残すのだが、序盤中盤で何度も反復された円や弧のモチーフは武術の基本として止めの回転技として活きてくる点は見事。
また、光を意識した印象的な画面も豊富でいい。ガールフレンドと戯れる公園の噴水に反射する光、影絵劇場の幻燈、J・チェンがJ・スミスを諭す中庭の場面での眩しい入射光、そしてヘッドライトの光の中に浮かび上がる二人の教育と伝授のシルエットが感動的だ。(それを影から見守るT・ヘンソンの姿も)
そして、キャラクター達も主演二人を始めとしていずれも魅力がある。いずれの登場人物も何らかの弱さを持ち、それを克服させ成長させるという作劇の丁寧さゆえでもある。 特に、作り手の少年少女に対する目線の温かさは心地よい。
トーナメントの前、贈られた道着に対してJ・スミスが漏らす『ブルース・リー』の一言に初めて顔をほころばせるJ・チェン。その笑顔が泣かせる。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-09-04 20:57:59) |