学校Ⅱの投票された口コミです。

学校Ⅱ

[ガッコウツー]
1996年上映時間:122分
平均点:6.49 / 10(Review 43人) (点数分布表示)
ドラマシリーズもの青春もの学園もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督朝原雄三
平松恵美子
阿部勉【監督】
キャスト西田敏行(男優)青山竜平
永瀬正敏(男優)小林大輔
いしだあゆみ(女優)北川玲子
吉岡秀隆(男優)緒方高志
神戸浩(男優)久保佑矢
坂東鶴之助(男優)小宮山勇吉(クレジット「中村富十郎」)
鈴木美恵(女優)ゆりこ
真野きりな(女優)あんどう
小籔千豊(男優)いとう
泉ピン子(女優)緒方綾子
原日出子(女優)久保文枝
浜崎あゆみ(女優)竜平の娘
梅垣義明(男優)駅員
笹野高史(男優)ホテルのマネージャー
鶴田忍(男優)クリーニング工場の社長
油井昌由樹(男優)気球仲間
北山雅康(男優)
出演安室奈美恵(スペシャルサンクス 安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S)
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽冨田勲
撮影長沼六男
製作中川滋弘
日本テレビ
松竹
プロデューサー深澤宏
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
岸田和美(録音助手)
鈴木功
照明熊谷秀夫
その他武井英彦(提携)
東京現像所(現像)
読売新聞社(特別協力)
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【口コミ・感想】

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1
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4.正直言って私は障害を持った人が苦手である。なぜなら彼らと対峙した時の自分が、あまりにも醜いから。偏見と差別で彼らを見てしまうから。これは本当に隠しようのない私自身の性なんです。

そんな私にはこの映画はあまりにも大きく寛大で、手の届かない理想郷のようなものでした。こんなにも生々しく心に訴えかけられたら、己の本性を剥き出しにされてしまいます。とんでもない映画です。

「子供たちに迷惑をかけられるのが教師の仕事でしょ」「教師が楽できる手のかからない人間を作ることが学校教育だと思っているの?」

この作品を教員免許習得前に観せることを、どうか義務付けてほしいものです・・・。
Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 8点(2019-11-29 22:25:48)(良:1票)
3.《ネタバレ》 前作は田中邦衛さんが本作では吉岡秀隆さんが素晴らしい演技を見せてくれました。
「北の国から」の親子、恐るべしです。
がっかりするような演技をする役者さんが1人もいなかった為に作品に集中出来ましたし、映画としてその事が如何に大事かを改めて感じさせて貰いました。

竜先生が「与えるとか教えるとかではなく、自分達の仕事は子供達から学んだ事を返してやる事だ」いう趣旨の台詞を言っています。
一見すると謙虚で子供達の目線に立った言葉のように感じますが子供達に責任を負わせながら生産性のない内容の台詞になっているように感じました。
現実的には学校教育は理屈だけで何とかなるものではない事は理解しているつもりですが、持論を書かせて貰えればこれとは全く逆で「教える事によって子供達から何かを返して貰う」事が教師の仕事だと思います。
何かとは教えた事を覚えて(理解して)貰う事は勿論、学ぶ事への知識欲だったり、物事への探究心だったり、単純に教えて貰った事への感謝や嬉しさだったりと、それらの中でどれでもいいと思います。
ギブアンドテイクの最初のギブを教師からではなく子供達から求めていてはそれこそ高い給料を貰って楽をする行為だと思いますし、子供達の何倍もの歳や経験を重ねて来た人間が教える気概を放棄してしまったらそこは養護学校ではなく養護施設になってしまうと思います。
あくまで子供達から学ぶ事は教育現場での付加価値であり、それを教育理念としてしまうと教師達の教える事に対しての責任放棄にも見えてしまいます。
養護学校と一般的な学校とではやはり違いは有るのでしょうが、竜先生の彼等を特別扱いするなという言葉を受けるとそこにも落とし所は無いように思います。

批判的な事を書かせて貰いましたが本作には自分でもびっくりするくらい泣かされたのも事実です。
正直に言えば納得出来なかったのは上記した理屈ぐらいであとは堪能させて貰いました。

はじめの方で竜先生の財布を自分の机の上に置かれただけで潔癖症の女の子が滅茶苦茶嫌がっていたのに、卒業式の日の教室で彼女が竜先生に普通にリボン徽章を付けてあげている所などは山田監督のシレッとしたさり気ない演出の上手さを感じてしまいます。

音楽が全体的に感傷的になり過ぎずに情景をしっかりと支えている質の良い楽曲が多かった印象でしたし、スタッフロールの後ろで流れていた曲などはオカリナの包み込むような温もりのある音色が作品のイメージに非常に合っていたと思います。

また、高志や佑矢の笑顔が殆ど校外での出来事でしたので、校長の「学校の出来る事はしれてるんだよ」という台詞が何気に印象的でした。
しってるねこのちさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-13 00:33:22)(良:1票)
2.後半、吉岡秀隆がクリーニング工場で勤め出してからのあたりが、山田監督お得意のところだ。無力感に負けそうになる青年。その前に発表会があって、心が広がり出してきたところでドンと世間が立ちふさがってくる。大きなしくじりをさせるわけでなく、些細な描写を重ねて、「もっと馬鹿だったほうが幸せだなあ」という言葉に至る、ここらへんがいい。“厄介もの”でも“無垢な天使”でもない、一人の人間としてのタカシが見えてくる。冒頭とラストに風船を配して、山場に気球を持ってくる。イージーではあるけど、そのイージーな“夢のような”気球が、現実の厳しさを際立たせた。ホテルで働く先輩が「我慢しなきゃ」を繰り返す。それが我慢を強いるものの存在を、また逆方向から際立たせる。あからさまな差別や偏見の描写をせずに、しかし親身になって他人のことをおもんぱかる暇のない“世間”を浮かび上がらせていく手際は、やはりうまいと思う。でも卒業式で先生たちが泣くのはよくない、少なくとも生徒たちの前では泣かないでいてほしい。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-05-22 12:06:46)(良:1票)
1.前作同様いい映画だと思うけど、実際に養護学校に通ったことのある身からすると教師を美化しすぎのような気がしてやや違和感を感じた。西田敏行演じる教師の娘役が歌手デビュー前の浜崎あゆみだったのは後で知ったのだが、今と違ってけっこうかわいいのに驚く。ところで彼女がこの役に抜擢されたのは「釣りバカ日誌」の主人公 浜崎伝助(西田敏行)に関するネタだったのだろうか?。(いや、それはないな、さすがに。)
イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 5点(2005-06-27 18:25:16)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 6.49点
000.00%
100.00%
200.00%
312.33%
4511.63%
5511.63%
6716.28%
71330.23%
81023.26%
924.65%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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