《改行表示》 5.カルチャーギャップを面白おかしく描いただけのコメディかと思いきや、きちんと人間ドラマとしても成立していて、ちょっといい話に泣いてしまいそうでした。 トニーの優しい日本語の言い回しに癒されます。 その後の夫婦生活を描いた続編があるとしたら、是非見てみたい。 トニーは漢字に感動して中国に行っちゃわなくて良かったですね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-05-05 12:32:45) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 原作未読。ダーリンは「外国人」なわけですが、さおりのご両親に会いに行った際などには、古いタイプの日本人のような立ち居振る舞いをするのですね。本作は全編、トニーが醸し出す静かで、穏やかな雰囲気に包まれており、好印象なものになってます。なお、トニーこと、ジョナサン・シェアさんは、現在、NHKの基礎英語1でご活躍とのこと。そういう人だと思うと、なお地味に良い人に思える。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-05-04 23:23:25) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 原作シリーズは妻が好きなので既読。映画にする以上、仕方がないのだとは思うが、日本語ネタよりもラブストーリーのほうをメインにしてしまったので中途半端な作品になってしまった。前半は、トニーの変人ぶりを描くかわりにどうやって2人が「つきあう」ようになったのかは省略されてしまっている。で、語学ネタ、トニーネタ中心で行くのかなと思っていたら、一転して後半は、ただの安いラブコメになってしまい、そこに無理矢理に埋め込んだ語学ネタも空振り気味。夫婦の日常を描いた原作を、結婚前のカップルによるラブコメに改変したのは、おそらく主演女優が「若い」からなのだと思うが、そういう外部的な要素をうまく1本の映画に昇華させるだけの力量も熱意も、本作のスタッフに欠けていたのだと思う。 【ころりさん】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-09-05 06:57:44) (良:1票) |
2.「日本人女性よ、日本人男性とではなく外国人男性と結婚しましょう!」ということになりかねない(なってる)人種差別プロパガンダ映画。誤解のないように書いておくともちろん国際結婚は人種差別ではないが、結婚相手を「人種」で決めるのは100%差別である。この差別に日本人はホント鈍感で、平気で「ハーフはかわいい」と言ったりする人間のなんと多いことか。何の資格も特技もない単なる「外国人」とのお見合いパーティがあるそうだが、お見合いパーティって普通は男性の方が参加費用が高いのに、これはなんと男性の方が安いのである。要するにこれは同じく男性側の費用が安い「医者・弁護士とのお見合いパーティ」と同じわけで、つまり日本人女性にとって「外国人男性(特に白人)」は、それだけで医者や弁護士と同じような存在であるわけなのだ。ぶっちゃけ白人男性様は日本人男よりも「ただ外国人であるということ、ただそれだけで」価値が上であると思っちゃってるわけ。ほんと物凄い人種差別で反吐が出るんだけど、それを指摘する人はほぼ皆無なのが呆れる。このトニーって人もなんとぶったまげることに「ジャーナリスト」なんだそうで、在日外国人たちの差別問題と戦ってきた経歴の持ち主だと聞いて二重三重にぶったまげた。よーするに外国人たちが「ひどい扱いを受ける」差別は許せないけど、「白人様と結婚してハーフのかわいい子供♪」という「ちやほやする人種差別」については、ぜーんぜん不問になっちゃうわけ。もちろんこの夫婦がそんなひどい差別夫婦ではないと思うが、言葉も通じないのに白人というだけで舞い上がって簡単に交際・結婚する女性たちが多いことを思うと、それに加担するような漫画を書いて映画まで出すなんて、ジャーナリストとしてはありえない行為である。「夫が外国人? だからなんなの?」というのがまともな感覚だろうに。 【空耳】さん [映画館(邦画)] 0点(2010-07-18 08:56:20) (良:1票) |
1.トニーが優しすぎます。イイ人すぎます。理想の彼氏像を全てもっています。これだと世の日本人女性は、日本の草食男子より、彼氏は外国人がいいわ。なんて良からぬ妄想に走ります。現実問題は色々あるけれど、やっぱり憧れちゃうわ~。と単純な感想で締まりました。ラブコメとして、女性陣はかなり楽しめる作品です。 【西川家】さん [試写会(邦画)] 6点(2010-06-20 17:17:47) (良:1票) |