《改行表示》 4.てっきり1982年のオリジナル作品の“リメイク”だとばかり思って観終わってみれば、28年の年月を経た正統な「続編」だということを後から知った。 そうであればちゃんとオリジナル作品を観てからでないと真っ当な評価にならないんじゃないかと思い、その後に感想を書こうと思った。 以降、オリジナル作品鑑賞後の感想。。。 一年前に公開されて以来、酷評ばかりしか伝わってこなかったので、「駄作」なんだろうと身構えていたことが逆に功を奏したのか、想像以上に興味深く面白い映画だった。 一流のゲームプログラマーの父親が失踪して20年。残された息子が誘われるように、電脳の世界に入り込みアドベンチャーを繰り広げながら父親と再開を果たす。 専門用語が飛び交うストーリーそのものは、アンフェアだし著しくご都合主義だとは思う。ただし、その世界観への試み自体はとても深遠で、大いに興味をそそられるものだった。 この世界観の概念を30年近くも前に描き出したのだから、映画の善し悪しはともかくとしてオリジナル作品の革新性に大きな価値があることは間違いない。 そして、オリジナル作品を観てから今作を振り返ってみると、とてもオリジナル作品のファンの愛着に応えた作品であることが分かる。 もし自分が、1982年当時にオリジナル作品を鑑賞し、その世界観に衝撃を受けた上で28年の時を経て続編である今作を観たらならば、その感慨深さはちょっと特別になるかもしれないと思ってしまう。 それは爆発的な映像技術の進歩であったり、オリジナル作品を踏襲した台詞回しだったり、引き続き同役で出演を果たしたジェフ・ブリッジスの円熟味だったり多岐にわたるだろう。 傑作だろうが駄作だろうが、映画とは鑑賞者個々人の価値観がすべてにおいて優先されるべきもの。 この映画を「駄作」と断ずる人も多いのだろうけれど、「傑作」と崇める人もたぶん結構居るだろうと思わせる。 僕自身にこの映画シリーズに対する思い入れはないけれど、少なくともこの過剰なまでの仰々しさ溢れる映画世界は嫌いではない。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-12-25 23:53:53) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 一言でいえば、話のつまらなさを映像の素晴らしさが覆い尽くしてる作品、とでも言えばいいでしょうか。元々ディズニー資本のファミリー映画なので、それほど深い内容を求める必要はないと思いますし。ただ、ちょっと小難しい設定だったりするので子供には理解不能かも。個人的には、1982年の「トロン」のリメイクでなく、続編としての位置づけで引き続きジェフ・ブリッジスとブルース・ボックスライトナーがそろって出演しているのが良かったです。いずれにせよ、映像は本当に見事としか言いようがなく、構成やらカメラの動きまで実に緻密に作られていて驚嘆致しました。とにかく、格好よければそれでいいのです。フリスビーで戦うシーンもなかなかですが、一番のピークはやっぱりバイクでの戦闘シーン。あれを見ていて思ったのは、この作品の真の主役は「光」じゃないかと。それは闘いというよりも、ブルーとオレンジの光が、まるでダンスでもしてるかのような綺麗さ。途中で、サウンドトラックを務めたDaft Punkがカメオ出演してるのもファンとしては嬉しい。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-06-08 22:42:08) (良:1票) |
《改行表示》 2.予告を観たときからずっと気になっていて、やっと去年の年末に観ることができました。 今更ながら3D初体験だったのですが、正直そこまで飛び出てる感はありませんでした。 で、皆さん書いていらっしゃるように、ストーリーも、ものすごく面白いというわけでもないんですが、世界観が私的にはよかったです。(細かい設定には色々と突っ込む所はあるとおもいますが・・・)なんというか、かっこイイと思いました。それにその世界観にダフトパンクの音楽がすごく合っていてよかったです。 ストーリーの細かいところが気になってしまう人にはあまりオススメできない映画ですが、 ただ映像を楽しむ映画としてはオススメできると思います。 【cazooooo】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-14 14:22:27) (良:1票) |
《改行表示》 1.楽しいアトラクションに乗った感じです。映像もイケてたと思います。 未来のハードディスクは、フリスビーごっこにも使えるというのはびっくりでした。 いいのか?あんなに投げまくって?? 【あげどん】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-01-11 12:45:48) (笑:1票) |