4.ついに完結! タイトル(原題)もよいね。 「4」にはしないで、フォー+エバー・アフター(めでたしめでたし)= FOREVER AFTER。 エバー・アフターの強調にもなるし。 内容は(「コナンが一番」さんがおっしゃるように)あの映画に似たパラレル・ワールド、「失ってみて初めてその価値がわかる」パターン。 フィオナは2・3作目とはちょっとイメチェンして野性味あるヒロインに、シュレックが彼女との愛をとりもどせるかがポイント。 太ってブタネコになった長靴猫の必殺技もみがかれて三連発、進化してる・・・☆ 「3」より活気がありますが、画的に物足りないのはキレイどころが少ないせいか。 エンドクレジットは二部構成、一部はスティービー・ワンダーの"FOR ONCE IN MY LIFE"にのってキャラクター総出演、チャーミング王子はこっちに♪ 楽しいけれど、これでホントに終わりかと思うとシンミリしてしまったりも。 (でも長靴猫のスピンオフがありますね。 一番のスターかもだ) 「トイ」も好きだけど優等生なピクサーとちがってイタズラっ気のあるのがこのシリーズの魅力だったけれど、「美女と野獣」な1作目がやっぱり一番よかったかな。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-08 07:00:09) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 3D字幕版を鑑賞。 ラストなので、たまには吹替え版を見てみようかとも思ったが、やっぱり最後まで全部字幕版で統一することとした。 キレがあるアメリカ声優の方が自分には馴染んでいる。 比較はできないが、喋っている人の顔が頭に浮かばない方がいいかもしれない。 それほど高い評価にはしていないが、最終作としては悪くはない締め方をしたように感じられた。 何かを失って、初めて気付く大切な存在。 愛する人、相手をするのは大変な愛する子ども達、賑やかで騒々しい友達。 彼らと接することにより、何かを失うのかもしれないが、かけがえのない何かを得るということだろうか。 それは平凡でつまらないことなのかもしれないが、大人になるということはこういうことなのかもしれない。 周囲に対して壁を作り、人々から怖れられる“怪物”だったシュレックが、いつの間にか人々から愛される“家族のような存在”になっていったというのも、よくよく考えると面白い。 救われたのはフィオナではなくて、シュレックの方だったという言葉は観た者の心に刻まれるのではないか。 今回のリアルな世界にはアドベンチャーも何もなかったが、潔く清々しい幕切れとなった。 ドンキーももう一つの世界で家族を持てることを非常に喜んでいたのも印象に残っている。 また、シュレック、フィオナ、ドンキー、長靴ネコという個性的な各キャラクターが長年のシリーズを通して、一種のファミリーとして形成されたことも、このようなテーマを語ることができた要因といえるだろう。 爆笑できるようなシーンはあまりないが、随所に挿入されるミュージックのチョイスも悪くはなかった。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-27 22:50:28) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 いやーよかったよかった大満足です。 舞台は「パラレルワールド」 1作目と同様、今作でも大人にこそ観てほしいテーマを内包しています。 具体的なターゲットは倦怠期になった夫婦orカップルです。 シュッレクが一度は望んだ独身時代の生活。しかし彼がいない、フィオナ姫を助け出さなかった世界でキャラクターの人生が変化しています。 フィオナが言った「あなたは愛する妻も居て、三人の子どもに囲まれて幸せでいる、どうしてそれがわからないの」というセリフを後半、彼は同じようにつぶやきます。 いやいやながらの結婚生活も、実はかけがえのないものだった。それを気づかせてくれます。 しかし長靴をはいた猫のかわいさはシリーズ最高!大満足でこのシリーズを見終えることができました。 【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-12-19 14:17:32) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 東京国際映画祭で鑑賞。『ヒックとドラゴン』を51回見た結果、セットで必ずくっついていた長ったらしい予告編を合計5時間57分見るハメになった映画。本編の方がずっと短いわ!って状態ですが、実際にはあの予告編は物語の半分もバラしてはおりませんでした。ディズニーへの皮肉に満ちているように思えながら、その実、ディズニーよりも余程保守的な道を歩んで、シリーズを重ねるごとに「小市民的な幸せこそが最高」と小さな枠に納まり退屈なキャラになっていったシュレック。今回もそのスタンスは予告編からして丸出しで、とても面白い映画にはなりそうにないと思っていました。ですが、完結編ゆえか、小市民的キャラなりの頑張りっていうのを見せてくれるので、つまらないという程ではなく。脇の方がよっぽど魅力的だったこれまでと違って、シュレックを立てる展開になっていて、その置かれた状況により、これまでのキャラ同士の関係がリセットされているがゆえの緊迫感や笑いが生まれて。ただ、もちろんそれは、これまでのシリーズを全て見ている事が前提となる面白さなのですが。獲得した地位をいかに守るかというスタンスばかりで作られるのでは、これ以上続ける事も苦しいので、ここらが潮時なのかもしれません。シュレックというキャラ、そして作品世界のサイズを最後に再確認して幕を閉じるといった風情でした。ラストシーンからエンドクレジットにはシリーズが重ねたその9年の時を感慨深く思った(一作目も東京国際映画祭で見ていて)ものの、そりゃ作品の面白さとは別のセンチメンタリズム。 【あにやん🌈】さん [試写会(吹替)] 6点(2010-10-28 22:44:13) (良:1票) |