《改行表示》 4.ネタバレ なんかもう居心地の悪い映画だなぁ。なのに目が離せない。 桃がホームステイをしている序盤。連想するのは『じゃんけん』。じゃんけんの関係性もよく考えれば『さんかく』ですね。 佳代は桃に強く、桃は百瀬に強く、百瀬は佳代に強い。最終的に誰がマウントを取るのかっていう主導権争いの映画にも見えます。 また、この映画の『あるある』は周りの人間にまで及びます。 印象的だったのはマルチの女と仕事先の後輩。 後輩は面と向かって逆らうことはしない。小さな恨みを蓄積させていく。例えば、後輩の家で、お風呂から体も拭かずに百瀬が電話に出るシーン。床についた泡とお湯が後輩目線でクローズアップされる。この目の付けどころは凄い。 マルチの女は桃が仕事に来なくなったので電話を入れる。『心配してます。』っていう台詞のあと、『今月のノルマなんですが・・・・』このマルチの女の本性の出し方ってのも非常にリアル。嫌~な気持ちにさせられます。 最近見た映画の中ではダントツで後引く映画。見ていて気持ちの良いもんではありません。 これを見て自分の黒歴史を思い出さない人はいないんじゃないでしょうか。 そういった意味では、人によってはそんじょそこらのホラー映画より取り扱い注意と言えそうです。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 7点(2021-05-16 02:52:06) (良:1票) |
《改行表示》 3.ネタバレ 小野恵令奈のロリコン的エロさに尽きる一本。 この少女をめぐり、周りの大人たちが翻弄される。 男女それぞれの恥ずかしい部分や、恋愛における男女の行動パターンを見事に捉えていて、それが随所に描かれている。 まるで、男女にまつわる「イタイエピソード」を紡いだ様な流れ。 おそらく、普通に恋愛を経験した大人、特に男が観たら、自分のイタイ思い出とリンクして、恥ずかしさや思い出がこみあげてくるに違いない。 とにかく、小野恵令奈の小悪魔的なエロさを満喫できるだけでも、観た価値はあった。 露出度の高い小野恵令奈の服装、甘ったれたしゃべり方も、この上なく魅惑的で危険に満ちている。 個人的には、路上で小野恵令奈がサラリーマン風の男に痴漢されるシーンなどの、ちょっとした演出もまた効果的で印象に残った。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-27 02:09:55) (良:1票) |
《改行表示》 2.ネタバレ 男なら誰でも?持ち得ておかしくない男の心理を見せつけられた感じがしました。 いつの間にか、百瀬目線になる魔法にかけられ、終盤 佳代の実家で百瀬が頭抱え、しゃがみ込んだ時には、自分も頭抱え込んでいる錯覚に陥っていた次第であります。 ラストの佳代の笑顔が印象的で、その後の三人の行く末が見たいような見たくないような・・・ちょっと気になりました。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-03-01 16:41:20) (良:1票) |
1.ネタバレ 高岡蒼甫のはまり役っぷりが半端ない。こういう奴いるなぁなんて思いながらも自分にもどこか当てはまったりして‥(笑)こんだけリアルなダメ男を表現できた吉田監督はすごい。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-11-21 00:33:09) (良:1票) |