6.《ネタバレ》 ケイト・ブランシェットがかわいい。 鎖帷子を脱がしてくれと言われて恥ずかしがっていたり、 ロビンに対して半分むかつきながらも「ご一緒に寝てくれますか(スカートを広げながら)」や、 「良い騎士だ(GOOD KNIGHT)」を「良い夜(GOOD NIGHT)」と間違えた時とか超かわいいんですけど!なんだこれ。 もう一回言うけどかわいい。そして格好いい!後のことは知らない! 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-15 23:40:54) (笑:2票) |
5.《ネタバレ》 なかなか楽しめました。いまわの際に騎士から託された願いをかなえるため、王冠を届けたあとノッティンガムに向かうロビン。こうした行動が彼の誠実さを現しており、その後の展開をなるほどと納得させるものとしています。ただ、ロビンの出自が重要なポイントとなってくるところは、ちょっとご都合主義かと思わせます。しかしそれも、それまでの話の流れが自然でスムーズに来たゆえでしょう。ただ、ロビン役にラッセル・クロウが適切だったかどうか。この人にはやはり、弓よりも剣が似合ってます。マリアン役のケイト・ブランシェットは、芯の強い役を好演していたと思います。ただ、最後の戦闘に加わるのはどうかと思いますが。
終盤、ノッティンガムと海岸での戦闘が続いて、見ていてちょっと飽きてきました。特に海岸では乱戦で敵味方が判別しにくいし、マリアンが参加でちょっと変な展開になるし、ゴドフリーにとどめを刺すやり方も作りすぎという感じだし、戦闘場面はあまり面白味を感じられませんでした。それまでのドラマが面白かっただけに残念です。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-17 21:22:26) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 ロビン・フッドの映画、ってんだから、弓矢を曲芸のように射まくるのか、と思いきや。そういうファンタジーのノリではなく「伝説になる前の、生身の男」を描いた作品。主演はラッセル・クロウだからかなりオッサン臭い。もうちょっと若い俳優でもよかったんじゃないの、とも思うのだけど、要するにグラディエーターの変奏曲みたいな感じ。しかし大きく違うのは、この主人公、復讐のために立ち上がるのでもなんでもなく、背負った男気に導かれるままに流されて、最後には気が付いたら民衆の先頭に立って戦ってる、ってな感じなんですね、そこが面白い。フランス軍との海岸での戦い、弓矢部隊が放った矢は放物線を描いて敵へ雨あられと降り注ぐ、その様が実に見通しよく単純な構図で描かれるのだけど、必ずしも弓矢の腕前を劇中で発揮してこなかった主人公が、その無数の矢を代表するかのように最後、一本の矢をこれまた放物線状に放ち、宿敵を仕留める。実にカッコいいじゃないですか。普通のオッサンが「伝説」となる、まさにその瞬間なのです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-13 22:23:06) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 ラッセルクロウ×リドリースコット。 グラディエーターとまではいかないまでも、それに近い出来を期待しました。
そして迫力、多くを語らないストーリー展開、重厚な音楽などおおむね期待どおりでした。
が、グラディエーターと比べて前半に見せ場がなく、いまいち盛り上がりに欠ける。
また、主人公の背負っているものがたいしたことないのであんまり感情移入できない。
といった点がちょっと残念でした。
そういえば、ロビンフッドは弓の名手のはずなのに、グラディエーターと同じように剣を振り回しちゃってるわ。と思っていたら、最後にやってくれましたね。弓一発。
でももう少し弓が活躍してほしかった。
ほんとは8点かもしれないけど、期待が大きかっためガッカリ感も結構あるので7点にしときます。
【Yu】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-21 00:26:17) (良:1票) |
2.リドリー・スコット&ラッセル・クロウによる「シャーウッドの森」前段のロビン。 有名人でも実在の人物かどうかもわからない人なので、好きなように物語を作れるのがミソ。 風景やセットも中世の雰囲気を醸し出しけっして悪くないとは思うものの、悲壮な「グラディエーター」とは作りが違うせいで平板に感じる人の気持ちもわかるので複雑な心境。 プロデューサーの一人でもあるクロウは自分のヒーローであるロビンの映画をもっとコミカルにしたかったようですが、スコット御大にダメ出しされたみたい。(リドリーさんにとっては自国の英雄、「いかん! マジメにやるんだ!」と一蹴されてしょんぼりのラッセル君が目に浮かぶよう) それでもユーモアはあるし、残虐な描写が少ないライトなタッチは見やすいと思います。 クロウは年少時の記憶を失った一人の武将が森の勇者ロビン・フッドになるまでの過程を余裕をもって演じ、ケイト・ブランシェットは華やかさはなくても感じがよくて凛々しいマリアン。(英語でも「騎士」「夜」のナイト取り違えってあるのね) その義父ロクスリーのマックス・フォン・シドーが気骨ある老領主で重みを出す。 ロビン・フッドには珍しく水際での闘いもあり、リチャード王やノッティンガム代官、タック僧など定番キャラも配された冒険活劇は2時間半と長めですが、十分見応えありました。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-06 00:45:19) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 悪くは無いと思います。要はロビンフッドがグリーンウッドに入る前の物語なのね、というのが分かれば、映画としては成功なわけだからね。ケイト・ブランシェットがまた物凄く良い演技で、ちょっと言い方がヘンかもしれないけど、彼女独特の透明感のある演技に加え、メリル・ストリープの演技で見せる母性みたいなのを強く感じました。物語の年齢から考えると、実年齢とは多分10歳以上開きがある筈なのだけど、若さで見せていないという所が上手い所なんだろうね。あと、ロビン・フッド映画であたしがいつもチェックしているのがタック神父なのだけど、この映画でも破戒僧っぷりをいかんなく発揮できていたのもあたしには好印象でした。 但し、難点を言わせて頂ければ、やっぱりラッセル・クロウかな。必要以上にマッチョ感を漂わせすぎです。本来のハンターやアーチャーって、あそこまでマッチョじゃ無いんだよね。付ける筋肉が違う筈なんだけど、彼の筋肉はやっぱり格闘用って感じなんだよね。 それと、フランス軍の上陸シーンなんだけど、あれって「プライベート・ライアン」と「史上最大の作戦」をオマージュしていますよね?レイアウトやカットで殆ど同じものが随所に見られるのだけど、そうする理由が全く分からないんです。もっとフランス軍の侵攻は撮り方があったと思うし、リドリー・スコットなら出来たと思うのだけど、あの撮り方を選んだ理由が全然分かりません。 でも、見ていて時間を忘れられると言うのは物語がしっかりとしているという事の証明だよね。やはりスクリーンで見るのが楽しい映画だと思います。 【奥州亭三景】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-23 10:31:58) (良:1票) |