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悪人

[アクニン]
2010年上映時間:139分
平均点:6.27 / 10(Review 135人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-09-11)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリーロマンス小説の映画化ネットもの
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タイトル情報更新(2025-04-05)【イニシャルK】さん
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監督李相日
キャスト妻夫木聡(男優)清水祐一
深津絵里(女優)馬込光代
岡田将生(男優)増尾圭吾
満島ひかり(女優)石橋佳乃
樹木希林(女優)清水房江
柄本明(男優)石橋佳男
井川比佐志(男優)清水勝治
松尾スズキ(男優)堤下
塩見三省(男優)佐野刑事
池内万作(男優)久保刑事
光石研(男優)矢島憲夫
余貴美子(女優)清水依子
宮崎美子(女優)石橋里子
永山絢斗(男優)鶴田公紀
韓英恵(女優)谷元沙里
山田キヌヲ(女優)馬込珠代
モロ師岡(男優)バスの運転手
でんでん(男優)タクシーの運転手
河原さぶ(男優)
山中崇(男優)
広岡由里子(女優)
原作吉田修一「悪人」(朝日文庫刊)
脚本吉田修一
李相日
音楽久石譲
岩瀬政雄(音楽プロデューサー)
作詞加藤ミリヤ「Aitai」
作曲久石譲「Your Story」
加藤ミリヤ「Aitai」
編曲久石譲「Your Story」
主題歌福原美穂「Your Story」(Sony Music Records)
挿入曲加藤ミリヤ「Aitai」
撮影笠松則通
大塚亮(Bカメラ)
製作島谷能成
東宝(「悪人」製作委員会)
電通(「悪人」製作委員会)
朝日新聞社(「悪人」製作委員会)
ホリプロ(「悪人」製作委員会)
山内章弘(「悪人」製作委員会)
プロデューサー川村元気
市川南〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
制作東宝(制作プロダクション 東宝映像制作部)
配給東宝
美術杉本亮
種田陽平(美術監督)
衣装小川久美子(衣裳デザイン)
ヘアメイク豊川京子
編集今井剛
録音白取貢
その他東京現像所(協力)
あらすじ
物語は長崎に住んでいる、素朴な青年とさがに住んで居る女性、偶然に?必然的に、携帯のメールで知り合ったところから始まります。かれはかのじょにであうまえに、大きな秘密がありました、そのことがあるが故に2人に関係は奈落の底へ、暗闇で愛が生まれます。
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1
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7.《ネタバレ》 ひとつの殺人事件に関係した人たちを均等に深く描く。老舗旅館のバカ息子を除き、ほぼ全員に同情できる。本作の殺人犯は間違いは起こしているけど、私の尺度では悪人とは呼びません。では、「悪人」というタイトルの意図するところは何だろう? 世間一般に「悪人」と呼ばれる人がいても、それは正しい呼称なのかという疑問。ひいては、真の「悪人」なんて滅多にいないんじゃないかというメッセージ。もちろんそれは言い過ぎで、この映画に登場しなかっただけのこと。ただ、本作を見た後では報道やワイドショーが見せる犯罪者の素性の頼りなさに思い至る。振り返ると、「悪人」というタイトルが付いていなければ、悪人が悪人たるゆえんについて考えることはない映画でした。登場人物たちの思惑が乱れ飛びタイトルに集約されて、テーマを疑問形として投げ返す。製作側の思索に感心しました。ちなみに、健康商法をやっていた奴らだけは紛れもない悪人でしょう。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-16 22:05:37)(良:3票)
6.地上波のカットしまくり版を見てレビュー書くのってどーよ、と思うが、お金払ってDVD借りる気にはならんだろうし、多分カットされたシーンは、お茶の間に流せないようなシーンばっかだったんだろうから、別に大勢に影響ないか、と思って書くことにしました。というわけで、原作は既読。吉田修一ファンの方には申し訳ないんだが、私はこの人の作品2本しか読んでいないけれども、嫌いです。もう1本読んだのは『さよなら渓谷』。選択が悪かったんだろうけど、まあ、嫌いになっちゃったもんは仕方ない。なので、本作もゼンゼン期待しないで見た次第。というか、むしろ、こき下ろしてやろうと手ぐすね引いて見たといっても良いくらい。ところがところが。あら、結構イイじゃない。原作じゃムカついた、佳乃の殺害シーンの描写も、こっちは見ていて「ひでぇなー」としか思わない。これは、多分、満島ひかりの演技が上手いからでしょう。始めから終わりまで、まあ、ムカつくことなく見れたのでした。脚本に原作者も参加しているけれども、こういうのって、むしろ失敗するケースが多いと思うが、本作に限っては成功していると思う。そうか、吉田氏は、こういうことが書きたかったんか、と、原作を補うものがあったような。この人は、小説家より、脚本家の方が向いてんじゃないか? とさえ思った。・・・とはいえ、まあ、だからもう一度見たいかと聞かれると、別に見たいと思わないし、心を動かされる何かがあったかというと、それもない。ふわ~っとイイ作品、でしかない、私には。でも、それはそれで十分良いとも思う。吉田作品を他にも読もうとも思えないけどね・・・。あとこれ、CMが一杯細切れで入っていたんだけれども、日本の企業ってのは、もう少し、ショーバイ根性よりも、文化とか芸術とかの精神性を尊重するっていう度量はないのかね。ある程度まとめてインターミッション的にCM流すとかさー。そういう企業だったら、同業他社の製品より高くても私は買うぞ、率先して買うゾ。そういう、芸術に理解ある(上っ面じゃなくて)本物の経営者っていないのかねぇ、・・・ということを、本作を地上波で見て一番強く感じました。
すねこすりさん [地上波(邦画)] 6点(2011-11-29 21:49:40)(良:2票)
5.《ネタバレ》 深津絵里が賞をとったためにクローズアップされているようですが、妻夫木君が田舎の金髪のおにいちゃんのなんとも寂しいイタイ感じが出てて、断然良かった。社会の片隅でひっそりと生きているそんな感じが出ていないとこの映画は成り立たない気がする。自分の先入観もあるかもしれないけど、なんか深津絵里はいつも深津絵里にしか見えない。
悪人というタイトルから悪とは何かという映画かと思いましたが、親兄弟とか同じ学校とか関係なく、真に人とつながることにしか救われない・・・それが出会い系であってもセックスがきっかけであっても・・・と感じました。「大切なものが無いからそれが自由だと思って、大切なものがある人を笑う」的な柄本明のセリフ迫真でしたが、悪役がやけにステレオタイプだったからかセリフに頼り過ぎな感じも受けました。全体に無駄の無いカメラワークで良かったのですこし残念でした。
ETNAさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-12 12:09:48)(良:2票)
4.《ネタバレ》 「悪人」というタイトルは殺人事件を犯してしまった主人公を差しているのかと思っていたら、そんなに単純な話ではなく、人間誰しもが持っている闇の部分を描いている映画になっていて、演じている俳優たちの演技も素晴らしく、淡々とした展開だが、最後まで集中して見ることができた。とくに事件の真相が明かされるところまでは目が離せない。しかし、事件の真相が明かされてからの主役ふたりの逃避行にイマイチ乗ることができず、行動がすごく浅はかに見えてしまい、共感はできない。演じる妻夫木聡と深津絵里は熱演していて、演技自体はいいだけにこれはちょっともったいなく感じた。(ついでに言うと前半で初めて会った二人がいきなりラブホテルに行く展開は理解できない。)それよりも娘(満島ひかり)を殺された父親(柄本明)には少しだけだが感情移入することができた。しかし、増尾(岡田将生)のある一面だけを見て人間性を判断しているあたりは「こういう人いるよね」と妙に客観的になってしまったのも事実だ。主人公の祖母(樹木希林)が騙されるエピソードはほかと何も関わりがなく、浮いて見え、取りあえずこの祖母にもなにかないとと付け足した感じが否めない。演出に関しては見る人をグイグイ引き込む力があり、最初に書いたように見ていて退屈はせず集中して最後まで見ることができるのだが、ドラマとしては描き方が一面的な人物が多く、薄みで物足りなさがある一方でいろんなことを描きすぎて大味に感じるという印象が残る。このあたりはもう少しなんとかなったのではと思うと惜しい映画だと思う。音楽は久石譲なのだが、彼の最近の担当作品の中では久々に耳に残るようなテーマ曲だったのは良かった。それともう一つ、作中で出会い系サイトが重要な役割をしていて、主役ふたりが出会うきっかけも出会い系サイトなのだが、深津絵里(ラストのタクシーのシーンでの抑えた静かな演技が良い。)がネットで男と知り合う役を演じていると「(ハル)」をつい思い出してしまう。本作でも赤い服を着て白い車に乗っているのでなにかよけいにかぶって見えた。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2016-09-20 12:02:18)(良:1票)
3.テレビでやっていたので観ましたが予想よりずっと良かったです。殺人を起こした主人公を短絡的に悪人としては描いておらず、遠回りですが周りの人間にもかなりの悪人が居たんだよ的な描写が多いです。その割には意外と言い訳がましくはなっておらず、邦画としてはきちんと作り込まれているように感じました。
しかしながらあくまで前提条件として「殺人」=「悪人」なのは純然たる事実でもあり、そういった意味では淡々と事実を描いてあって潔かったりもします。結局のところ美化しようが言い訳しようが何しようが、、「行動」には「結果」が伴うということがきちんと描かれているので、日本のドラマ作品の中では割と奥深かったりもします。群像劇としてもきちんと機能していたし、言いたいこともきちんと筋が通っていたと感じました。

ただ・・
被害者側の立場で鑑賞すると納得いかない映画だと感じました。頑張ったほうだとは思いますが、作り手側が加害者に感情移入していると言わざるを得ない仕上がりなのは少々残念でした。加害者側の樹木希林の演技が心に沁みましたので、この点は必見だと思います。
アラジン2014さん [地上波(邦画)] 6点(2014-11-05 13:37:36)(良:1票)
2.《ネタバレ》 『告白』もそうだったけど、最近「へらへら生きる者」と「本気の者」の対比の映画が多いな。「本気」に生きる難しさ、って言うか(この二作に岡田将生はどちらにもトホホな役で出演していて偉い)。デートの後で金を渡され傷ついた深津絵里が車で送られたとき、「本気やったと、ダサかやろ」と呟く。「呟き」だけれどほとんど「叫び」であり、つい観ながら「そんなことない、そんなことない」と呼びかけてしまう。そのあと妻夫木君も洋服店を訪れ「本気やった」と告げる。「そうそう、それでいい」とこちらもうなずく。岡田将生一人がへらへら役を任されててちょっと気の毒なんだけど(あと松尾スズキの催眠商法男も、社会にタカを括っている点でへらへらに分類されるか)、彼に関する柄本明の「大切な人はおるか」のモノローグが流れ、それぞれの大切な人が描かれていくあたりはキュンとした。言ってみれば道徳演説で普段なら抵抗を感じるところだが、前に「ダサかやろ」で深津絵里に釘を刺されているので、ダサく感じることを許されない。全体、いろいろ引っかかりかけるところで、あのおずおずとした「ダサかやろ」が蘇ってきて、観ててへらへら小馬鹿に出来ないのだ。ずるい。映画としていいなと思ったとこは、妻夫木君が食事中に母親から警察が来たことを知らされるあたりの演出。ビクッとしたりオドオドしたりがなく、黙々と食ってていきなり吐くのがいい。あと深津絵里の店員としての客への応対。日常の倦怠感をことさら出さず、熟練さを見せて長くこの仕事をやってきた心の裏を感じさせる。この事件に外側から巻き込まれていく深津と柄本の仕事場に、どちらも鏡という世界を裏返しに見返す装置があるのは偶然か。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2011-12-14 10:26:29)(良:1票)
1.《ネタバレ》 なんでもかんでもテンコ盛りで商業主義みたいな映画は嫌だ!って思いつつも、この映画のようにそこそこ長い上映時間で、丁寧につくられた作品で、演者もしっかりしてはいるけれど、やっぱりもう少し展開が欲しい!って思っちゃうんですよね。最後はそれなりにヒネリがありましたが、逆にここにきてソレかい!?とも思いましたし。どのシーンとっても、それぞれの心情がよく出てて素晴らしいんですが。簡単な逃避行をヨシとしない小市民からしたら、ちょっと受け付けない設定だったのかもしれません。
ろにまささん [DVD(邦画)] 6点(2011-03-13 13:54:08)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 135人
平均点数 6.27点
010.74%
100.00%
221.48%
364.44%
485.93%
52317.04%
63626.67%
72216.30%
82921.48%
953.70%
1032.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review12人
2 ストーリー評価 6.47点 Review17人
3 鑑賞後の後味 6.06点 Review16人
4 音楽評価 6.15点 Review13人
5 感泣評価 6.28点 Review14人

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