映画『私の優しくない先輩』のいいねされた口コミ・レビュー

私の優しくない先輩

[ワタシノヤサシクナイセンパイ]
2010年上映時間:102分
平均点:6.06 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-07-17)
ドラマコメディ学園ものアイドルもの小説の映画化
新規登録(2010-07-23)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2020-01-26)【イニシャルK】さん
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キャスト川島海荷(女優)西表耶麻子
金田哲(男優)不破風和
入江甚儀(男優)南愛治
高田延彦(男優)西表誠
下野紘(男優)南愛治の同級生
戸松遥(女優)耶麻子の同級生
花澤香菜(女優)カフェテリアの店員
永野芽郁(女優)西表耶麻子(小学生時代)
山田裕貴(男優)
原作日日日「私の優しくない先輩」
脚本大野敏哉
音楽神前暁
アニプレックス(サウンドトラック)
作詞竹内まりや「MajiでKoiする5秒前」
作曲竹内まりや「MajiでKoiする5秒前」
編曲神前暁「MajiでKoiする5秒前」
主題歌川島海荷「MajiでKoiする5秒前」(「Umika as Yamako」名義)
製作ファントム・フィルム
アスミック・エース
講談社
アニプレックス
配給ファントム・フィルム
照明舘野秀樹
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【口コミ・感想】

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1
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5.ネタバレ (以下は私個人の勝手解釈です。未見の方はご注意ください。)“火蜥蜴島に越してきた心臓病の娘、イリオモテヤマコのひと夏の経験”は、“名も知らぬ少女が病院のベッドで今際の際にみた夢”でありました。虚実入り混じった物語でしたが、そのほとんどが空想だったと理解します。唯一の現実は、病床の少女に青年がキスする場面のみ。この事実は火祭りの夜、ヤマコが発した言葉により示唆されています。「ヤマコなんて名前の子がいますか?」観客が抱いていた疑問を劇中の人物が口にすることの意味とは何でしょう。火蜥蜴島なんて島があるか?武道・球技以外がマット運動部って?その他同級生の描写が一切無いのは何故?たこ焼き機が本格的過ぎないか?これらの疑問が正当であった事の裏付けです。全てが現実にあらず。天然記念物のような名前の女子高生は存在しなかったのです。ヒトカゲとは“人影”の意。ヤマネコは飼い猫とは違い、懐きません。病床の少女もまた病気を理由に、人との交流を避けてきたのではないでしょうか。そんな彼女を励まし、支え続けてきたのが“先輩”だったのでは。少女にとっては、疎ましい存在かもしれません。その情熱は、現実を見たくない少女には眩しすぎます。しかし先輩の思いは、最後の最後で少女に届きました。その言葉が胸を突きます。「人生、思い出をいっぱい作った奴の勝ちなんだよ!」それは面倒な事から逃げていては叶わぬこと。臭くて、ウザくて、暑苦しい思いをして、思い出は勝ち取るのです。「お前の感じた事全てが真実だ」もう戦う事すら叶わぬ彼女への、精一杯の肯定。少女のでんぐり返しは、空想を“本当”に変えることです。彼女がみた最後の夢を、先輩は優しい口づけで真実に変えてくれました…。ヤマコが存在しないと知ったとき、自分は物語に引き込まれた気がします。実在しないという事は、誰もがヤマコなのかもしれないのだから。本作は全ての観客に問いかけます。今、あなたは“感じていますか?”と。エンドクレジット。単なるオマケであれば、どんなに見事な技術を労しようとも、自分は心を奪われなかったと思います。高田延彦と小川菜摘が、最後までヤマコの父と母であり続けてくれたこと。これが何より嬉しかったです。美しく、そして優しい人生の最終回でした。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-12-09 20:29:43)(良:2票)
4.かなりの素質を感じるこの娘。彼女に満島ひかりのようなパワーを感じた。今後、ラブコメやバラエティー以外の分野でも今以上に弾けていけること間違いないでしょうね。その他、声優・ナレーション・ミュージカル等々多彩な分野で引く手あまたとなってゆくことも間違いナイでしょう でもまだこのとき彼女は16歳で今現在で18歳。末恐ろしい才能ですね ヤマネコさん。彼女の存在を知る事出来ただけでも自分にとってかなり収穫有りだったかなと思います。でもそれだけではなくて、作品自体の出来としてみても、彼女の一方的なかわゆらしさに、はんにゃ金田の変なカラミ。飽きさせない楽しさがあって面白いかった。
3737さん [インターネット(字幕)] 7点(2012-09-06 19:38:07)(良:1票)
3.久し振りに酷い映画を観た。
余りにもクオリティが低すぎて、それが逆に何か意図された演出なのかも知れないと勘繰らせる。
でも、やっぱり最後まで何もないままの糞映画でした。
本編が酷すぎて、エンディングが始まった途端に開放感で心が躍り出しそうでしたよ。
それが狙いだったとするなら策士すぎる。
もとやさん [DVD(邦画)] 3点(2012-05-09 14:03:13)(良:1票)
2.このテンションで2時間続くのか…と、映画が始まって5分もしないうちに後悔したが、最初の30分を乗り切れば結構楽しめた。もう若くはないので、こういう青春ドラマは少しばかり面映いのだが、海荷ちゃんがとにかく可愛いので観て良かったと思う。特にヒロスエの名曲をカバーしたエンディングテーマが素晴らしすぎる。そこだけなら8点は献上したい。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-27 01:35:24)(良:1票)
1.ネタバレ あたしの個人的な感想としては「まだ、その域に達していない」かな。
(分かる人だけ笑ってくだされば結構です)
ヤマカンのやりたいことを理解している訳ではないけど、彼自身が「”アイドル映画”として作った訳では無い」というのであれば、そうなんでしょう。でも、完全にそう見えてしまうんだよね。その時点で内容の如何に関わらず、監督の作為が伝えられていないのだから、それは失敗だよね。公の場でそれだけキチンと発言をするのだから、そうした意思を映画で見せることが出来ないという時点であたしは評価を下げました。内容的には面白いと思いますよ。一人称で高いテンションでの独白と、如何にも”低予算で作りましたよ”感たっぷりの荒さの残る映像やフレームワークは、非常にあたしの好みでもありますから。でもね、本人は意識していないかもしれないけど、大林宣彦、相米慎二とかいった監督のアイドルを起用した映画のオマージュとも取れるようなカットが随所に出てきて、自分の映画として昇華されてればまだしも、そうなっているとは思えない部分が多いんです。多分、その結果が”アイドル映画”に見られるという事なんだと思うんだよね。
役者に関してもみんな良くやっていると思いますが、金田の演出はあれで良かったのかなぁ?とちょっとだけ疑問でした。先輩の気持ち悪さを表現するのに、金田の芸人としての動きをそのまま使うって言うのは、演出として完全に敗北宣言してるって事じゃないかな?あの動きをしている事で、金田のファンは満足かもしれないけど、あたしはそういう動きは芸だけにして欲しかったですね。
ヤマカン自身は乗り気ではなかったらしいけど、エンディングの出来が一番良かったんじゃないかな?「鈴宮ハルヒの憂鬱」のエンディング、「らき☆すた」のオープニング、「かんなぎ」のオープニングと、ちゃんとここだけが演出として成立してる気がするんだよね。
まぁ、このエンディングが一番評価されるって所が、この映画の評価なんじゃないかな。
奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 5点(2010-09-28 12:37:05)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.06点
000.00%
100.00%
216.25%
3212.50%
416.25%
516.25%
6212.50%
7531.25%
8318.75%
916.25%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 9.50点 Review2人
5 感泣評価 8.50点 Review2人

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