10.《ネタバレ》 私は、前世は狭い所に閉じ込められて圧死したんだろうなあと思うくらいの閉所恐怖症です。陽気な海外の若者達が「自動車に何人乗れるかチャレンジ!」みたいな映像を見ただけで、過呼吸になります。なのに観てしまいました、これ。なんの事前情報もなかったもので。あまりの苦しさに、「別の空間に自分を漂わせて客観的に観る」という技を編み出して最後まで鑑賞しました。あの彼も、来世は閉所恐怖症ですね・・・。 【おおるいこるい】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-13 16:02:59) (良:1票)(笑:1票) |
9.《ネタバレ》 全編にわたってロケーションは箱の中ということで、覚悟はしてたんですがそれでもやっぱり見にくい。シチュエーションによって携帯の光だったり、懐中電灯だったり、蛍光バーだったり灯りのバリエーションが多いのは楽しめましたがライターはぶっちゃけストレスでした。袋からブラックライトとか出てきて、それで箱を照らすと何か浮かびあがってくるみたいなのがあったらもっとテンションあがったのに。。。
突っ込みとしては、意外と長く空気もつなぁ、とか棺の上に数十センチの砂しか乗ってないなら木箱破壊して地上に這い出せないのだろうか、とかそんなところでした。 面白かったのは、閉じ込められてる人間とそれ以外の人間とで、危機感の温度差がすごいあるのが印象的でした。これが実際に起こったとしても電話に出る人の対応なんてあんなもんなんだろうなってのがやたら現実的。
総括としてあくまで個人の感想ですが、シチュエーションスリラーは本当にシチュエーション楽しんだら終わりみたいな作品が多い気がする。これも木箱の中に閉じ込められて・・・っていうシチュ自体は面白いのに、ほぼそれで終わりってなってしまってるのがもったいない。注目度だけはある、みたいな。そこから先を作り込んでくれる作品に期待。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-18 19:38:06) (良:2票) |
8.《ネタバレ》 びっくりしました。本当に棺おけの中だけなんだもの!90分ぶっ通しの密室でのワンシチュエーション。自主映画のような企画を見事に突っ切っております。映画を劇場で観ると、画面右上に写る黒丸(パンチマーク)が出てくるじゃないですか?アレを見かけると「おっ、あと5秒後には場面切り替わるな」と通ぶりながら思ったりするんですけど、子の映画はパンチマークが出てもやっぱり棺おけの中なんですよ。それを観て「おおっ!」と唸ったのはきっと私だけじゃないはず。棺おけの中という殺風景すぎて「画」が持たない状況を、ライター、携帯電話、サイリウム(何故に?)、懐中電灯(点灯方法が2パターンある)という光源の変化と、監督が用意した7パターンの棺おけというカット割りの変化で切り抜けております。途中で珍客が来ること、どのくらい酸素が持つのかわからず、もう一つ危機感に乏しいことが欠点として挙げられますが、それを差し引いても観るべき映画だと思います。ED曲のチョイスも大好きです。 【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-15 17:23:07) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 冒頭の長い暗闇から、驚かされました。あれ?ウチのレコーダー止まってんのか?…と。 途中、本国での生活シーンなど折り込まれるんだろうな…と思わせつつ、 やっぱり次も次も次も棺桶シーン。さすがです。 ニヤッと笑った監督から「こういう映画が有っても良いだろ?」と投げ掛けられている様な。 途中、ヘビが出て来ますが(月並みだけど→)「蛇足」かも。 私だったら「ヘビが出て行けるなら、周囲は砂ばかりじゃない。横は、土なのか?。 小さいけどナイフが有る。少しずつでも横に掘って行こう」と思うんですが…。 いくら精神的に追い詰められていたとは言え、自分の指を切るぐらいなら駄目元で掘る。 ラスト「ああ、助かる映画なのか…」と思ったら、主人公の幻想。上手いねえ。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-11 20:50:43) (笑:1票) |
6.《ネタバレ》 「黒先黒生き」という形式の詰め碁問題があります。これは「指し手は先手(黒番)で、この局面で生き残ってください」というもの。本作もそういう趣向の映画かと思っていました。が、違いました。本作は「黒先白死」。それも主人公は先手番ではなく後手の白番。死ぬ事が前提なのです。通常の対局であれば、負けを自覚した時点で投了するのが潔いのですが、本当に命が懸かっているのなら、そうはいかない。命が取られるその瞬間まで足掻きます。相手がミスするかも知れませんし。しかし残念ながら“持ち時間”も“手筋”も、少な過ぎでした。あの結末で仕方が無い。主人公は頑張った方です。ただ、自分はやっぱり「黒先黒生き」の問題を解いてみたいです。そうじゃなきゃ、虚しい。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-01 19:28:56) (良:1票) |
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5.《ネタバレ》 密室に携帯というたった1アイデアなのに、90分間飽きずに見れる。密室系にありがちな、黒幕が意図不明な”何か”とは違い、身代金目的のテロリストという目的や人物像が初めから分かっているのが上手に仕上がった要因だと思う。なんとなく序盤から 助からないという雰囲気はあったけどその通りになってしまった。アーメン 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-19 10:25:42) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 本当に、最初から最後まで棺の中というワンロケーションムービーでしたね。携帯や蛇や小道具などで、よくもまぁ90分持たせたなと、その点は素直に感心します。ラストは普通に助かるものと思っていたので、予想外のバッドエンディングには閉口してしまったのですが、これはおそらく、アメリカや企業の姿勢に対する強烈な皮肉みたいなものがこの作品にはメッセージとして込められていて、主人公の犠牲はそのメッセージのために必要不可欠なものだったんでしょう。そう考えると、エンターテイメントとメッセージ性を両立させた力作なんだなという気はします。ただ、基本的には全体の9割ぐらいは携帯での会話のみで、棺の中でもっと色々四苦八苦するファクターがあると良かったかなと思います。それと、空気の薄さが観客に伝わりにくいのも難点かな。認知症の母との会話はなかなかぐっとくるものがありました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-26 23:59:36) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 正直、かなりの低予算ですよね。でもその低予算というのを逆手に取った非常に面白い映画だと思います。ジャンル的にこの映画はサスペンスになると思うのだけど、これって非常にウェットの利いたギャグだよね。マーク・ホワイトの名前が出たときに助かる見込みは殆ど無いとあたしは思っていたのだけど、ラストのオチを見た瞬間、納得できて大笑いしたんだよね。あの名前を聞いたときに、本来であれば気が付くべきなんだよね。でもそこまでに至らないような様々な工夫(まぁ、ツッコミどころも多いのだけど)がされているというのは見事で、エンドロールのあの音楽も正解だと思います。 【奥州亭三景】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-26 08:28:04) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 まぁ、やっぱホワイトは白ですよ、うん。 【あげどん】さん [試写会(字幕)] 5点(2010-11-24 12:57:35) (笑:1票) |
1.《ネタバレ》 最初から最後まで暗くて狭くて息苦しい。閉所恐怖症の人は見ない方が良いだろう。主人公の視点意外は出てこないから、観客は主人公と一体となる。時間の感覚もなくなり、30分見たのか、60分は過ぎてるのかわからなくなった程。 そんな空間を作り出し、1シチュエーションでやりとおした事は確かに評価される部分だろう。
でも、つまらないのだ。一人だと起こる出来事にも限界があるから、携帯電話の機能にずいぶん頼ってるように見える。携帯電話がなくなるとストーリーを展開させられないからか、電源なかなか切れないし。そういう面も、ちょっと工夫不足だなーと感じた。 つまらないながらも、こっちは主人公と一体化しているので、最後どうなるのかの一点だけで、集中して見ることはできる。 それだけに、この結末は・・・ナシ!
こんな内容を、90分ちょいとは言え長編でやる意味がわからん。 15分くらいの短編だったら、いいネタかもしれないんだが。 「ライアン・レイノルズが密室でハァハァしてるところに萌えまくりたい!」 そんな方には文句なしにオススメ!! 【すべから】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-11-22 00:46:35) (良:1票) |