4.《ネタバレ》 私は、前世は狭い所に閉じ込められて圧死したんだろうなあと思うくらいの閉所恐怖症です。陽気な海外の若者達が「自動車に何人乗れるかチャレンジ!」みたいな映像を見ただけで、過呼吸になります。なのに観てしまいました、これ。なんの事前情報もなかったもので。あまりの苦しさに、「別の空間に自分を漂わせて客観的に観る」という技を編み出して最後まで鑑賞しました。あの彼も、来世は閉所恐怖症ですね・・・。 【おおるいこるい】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-13 16:02:59) (良:1票)(笑:1票) |
3.《ネタバレ》 びっくりしました。本当に棺おけの中だけなんだもの!90分ぶっ通しの密室でのワンシチュエーション。自主映画のような企画を見事に突っ切っております。映画を劇場で観ると、画面右上に写る黒丸(パンチマーク)が出てくるじゃないですか?アレを見かけると「おっ、あと5秒後には場面切り替わるな」と通ぶりながら思ったりするんですけど、子の映画はパンチマークが出てもやっぱり棺おけの中なんですよ。それを観て「おおっ!」と唸ったのはきっと私だけじゃないはず。棺おけの中という殺風景すぎて「画」が持たない状況を、ライター、携帯電話、サイリウム(何故に?)、懐中電灯(点灯方法が2パターンある)という光源の変化と、監督が用意した7パターンの棺おけというカット割りの変化で切り抜けております。途中で珍客が来ること、どのくらい酸素が持つのかわからず、もう一つ危機感に乏しいことが欠点として挙げられますが、それを差し引いても観るべき映画だと思います。ED曲のチョイスも大好きです。 【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-15 17:23:07) (良:2票) |
2.《ネタバレ》 冒頭の長い暗闇から、驚かされました。あれ?ウチのレコーダー止まってんのか?…と。 途中、本国での生活シーンなど折り込まれるんだろうな…と思わせつつ、 やっぱり次も次も次も棺桶シーン。さすがです。 ニヤッと笑った監督から「こういう映画が有っても良いだろ?」と投げ掛けられている様な。 途中、ヘビが出て来ますが(月並みだけど→)「蛇足」かも。 私だったら「ヘビが出て行けるなら、周囲は砂ばかりじゃない。横は、土なのか?。 小さいけどナイフが有る。少しずつでも横に掘って行こう」と思うんですが…。 いくら精神的に追い詰められていたとは言え、自分の指を切るぐらいなら駄目元で掘る。 ラスト「ああ、助かる映画なのか…」と思ったら、主人公の幻想。上手いねえ。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-11 20:50:43) (笑:1票) |
1.《ネタバレ》 正直、かなりの低予算ですよね。でもその低予算というのを逆手に取った非常に面白い映画だと思います。ジャンル的にこの映画はサスペンスになると思うのだけど、これって非常にウェットの利いたギャグだよね。マーク・ホワイトの名前が出たときに助かる見込みは殆ど無いとあたしは思っていたのだけど、ラストのオチを見た瞬間、納得できて大笑いしたんだよね。あの名前を聞いたときに、本来であれば気が付くべきなんだよね。でもそこまでに至らないような様々な工夫(まぁ、ツッコミどころも多いのだけど)がされているというのは見事で、エンドロールのあの音楽も正解だと思います。 【奥州亭三景】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-26 08:28:04) (良:1票) |