9.FBIに目をつけられているのに短期間で何回も超リスキーな強盗を繰り返すかい、普通。鮮やかな強盗プロ集団だがそこは映画ならではというかアホにしか見えなかった。ドンのお花屋さんも。そして超セルフィッシュな都合で被害女性に恋し仲間を犠牲にして街を出たい主人公。イマイチのように見えるが楽しめたのは魅せ方だろうか。憎めない映画に仕上がっておりました。 |
8.銀行強盗しちゃうチンピラが主役なので、映画に倫理観を求める方には、不評かも。そこまで主人公に共感はできないので、途中何回かある強盗シーンもそんなにドキドキできなかったし。でも、チンピラの青春ドラマとしては、よくあるストーリーだけど、そないに悪くはなかった。そこそこ派手なシーンもあるのであまり退屈もしなかった。ラストあたりの主人公と支店長の電話の会話も、なるほど、そこであの会話がいきるのかと、こりゃ一本とられたって感じかな。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-22 01:21:28) |
7.BAは油が乗ってきているみたいですね、仮面をかぶって演技指導などしている特典映像がありましたが、いとも簡単そうにこなしているのですが、なんとエネルギッシュなんでしょう。よくあるお話みたいですが、ハラハラドキドキさせられました、美人過ぎないヒロインも好感が持てます! 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-14 15:42:44) |
6.アイリッシュマフィアは『ミラーズクロッシング』なんてのもあって、イタリアより体温の低そうなギャング世界が広がっている(どちらもカトリック国っての、関係あるのか)。『ミラーズ…』では、A・フィーニーがいかにもボスって感じだったが、善人の記憶が強いP・ポスルスウェイトがこちらでは酷薄な元締めを演じていて、イギリス系の役者は懐が深い。登場時間は短いのに彼の存在感が濃いので、主役のB・アフレックスが損。ハリウッド映画では主役はこうスッキリしていればいいというのかも知れないが、もうちょっと内側に屈折を感じさせるキャラクターであってほしい。血族の縁が・地域自体が、もう犯罪組織で固まっていて、日本ではやたら「絆」と持ち上げるが、こういう鬱陶しい拘束としてまず「絆」は存在していた。それへの抵抗ってことで、マフィアもの映画は普遍性を持つ。そういう至って正しい話なんだけど、主役がノッペリしていて、屈折は「そういう役をやってます」と外側にレッテルで貼られてるだけという印象だった。アクションシーンで、ときどき無音を挟むのが(モニター映像や、爆発音で耳がツーンとしたり)いい緊張を生む。凶暴な仲間ジェムの存在がいい。主人公が彼の刺青を恋人の目から手で隠す。最期、道に落ちていた紙コップの飲み残しを、ひとくち吸うこの世への訣別も忘れ難い。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-04 09:34:28) (良:1票) |
5.単純に面白い。イーストウッド風の撮り方は相変わらずだが、仲間の死を見ながらも自らの生きかたを見つめなおす主人公。クレアの感じはデジャブだが、あっさりと描くことで退屈から免れている。銀行強盗のシーンのスタイリッシュさで7点あげてもいい。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-02-06 01:35:58) |
4.銀行強盗という設定、その銃撃戦の様が、名作ヒートを思い出させる。 ヒートは男と男の対決という主題をもとに、迫力のある銃撃戦と蛇足なラブストーリーで無駄に長くなって好評?だったが、これはその男と男の対決があっさりとなって、かわりに主題となる「生き方を変える」というものが前面に押し出される。 見せ場となる銃撃戦については、ヒートと並ぶ迫力があると思うが、中盤のカーチェイス、終盤と割りと数が多く、ヒートは1場面に最大の盛り上がりを持ってきていたのでそれよりもたくさん楽しめる。その分、1回の印象はヒートの方が上という感じ。 まあやっぱり恋愛系のところはいるのかなぁという感じでもあるが、やはりヒートもそこが主人公の終盤の行動につながるので、蛇足に感じるが蛇足じゃないんだろう。 最後の主人公の行動が、ヒートでのデニーロの行動と比較してみるのも面白いと思う。
割りとヒートが意識された映画だと思う。 個人的に本年度一番の掘り出し物。 【みーちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-04 11:57:40) (良:1票) |
3.クライム・アクションでもあり、ラブ・ストーリーでもあり、いろいろな要素がつまった秀作でした。B・アフレックって監督の才能があるんですね。感心してしまいました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-25 23:56:04) |
2.ベン・アフレックが、監督デビューしていたとは知らなかった。彼を観るのは、アルマゲドン以来。作品自体は、過去の作品のいい所を取り入れ、ラブストーリーあり、カーチェイスあり、銃撃戦ありと、なかなか充実した作品。彼独自の色がもっと欲しい所だが、2作目でこれだけ高いクオリティーのものを撮れるのだから大したもの。カーチェイスなんか、最近観た映画の中では、1番よかった。彼が出演したアルマゲドン、パールハーバーを撮ったマイケル・ベイ監督より、映画監督としての才能がありそう。 【Yoshi】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-22 23:47:37) |
1.まず賞賛すべきは路地カーチェイス、ガンアクションの見事さ。 適度にカットを割りながらも、右左折は丁寧に編集で繋がれ、空撮やロングの適切な挿入にもよって、経路と位置状況が明瞭に提示出来ている。稀有といって良い。 銃撃戦において、壁面への弾着と人物を出来る限り同一ショット内に捉える迫真性の演出も徹底されている。 いずれも、舞台となる「街」をアクションの中に描きこもうとする意思からくる。
アクションシーンに限らず、菜園・墓地・尖塔・スケートリンク・銀行前の路地・コインランドリーと、生活感のあるロケーションがドラマパートにも効果的に活かされている。その中で、水辺を歩くレベッカ・ホールの後姿のショットが幻想性を帯び印象深い。
あるいはオープンカフェのシーン等のサスペンス演出。席を外したR・ホールが戻ってくる際の、三者の表情を捉えるさりげないショット繋ぎの妙が緊迫感を煽る。
ベン・アフレックと、ピート・ポスルスウェイトの至近距離の銃撃戦。その突発性もいい。
【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-13 22:34:07) |