4.話題になった原作は未読。経済ドラマ的なものを期待していたが、平和な時代から動乱の時代へと変化する中でソロバンに生きた親子3代物語という感じで、これはこれで中々よかったような。こういう実直な合理主義者は結構好きなタイプなので。印象的なのは親が死んでもソロバン弾く父子の会話でしょう。「その家によって違うであろう」これが本作の言いたい事ではなのかと。 |
3.黒澤明が好きそうな題材ですねえ。同時期に仲代達矢主演の「切腹」を鑑賞していたせいか、とても対照的な物語だなあ、と感じました。「武士道」という前提の価値観を持ちつつ、どう自分らしく生きていくか、考えさせられます。幕末から明治にかけて、日本が歴史上もっとも劇的な変化を経験し、価値観がひっくりかえるような世の中、大事なものって何だろうか。現代でも生き方のヒントになるような物語だったと思います。娯楽映画としての面白みは正直言って弱かったけど、原作の新書と合わせて観るのがいいと思います。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-14 12:21:14) (良:2票) |
2.2013.01/13 鑑賞。「武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新」が原作とのこと。このような下級武士?の実態などは余り映画化されず興味が湧く。親を見て育つ、家業の意味が良く解る。 淡々と3代に渡り「御算用者」の生活が描かれ、興味深かった。ただ盛り上がりに欠ける。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-01-13 10:42:42) |
1. 映画になりそうもない題材です。よくぞここまでつなげたなという感じでもありますが、他の方も指摘されているように、やはり後半のべーとした間延びがあって残念です。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-09-30 21:01:20) |