7.私もまた、あのプールサイドのシーンについて言及せざるを得ない。それ程素晴らしいシーンなのだ。夢想の中で、フィービー・ケイツがボインを出しながらジャッジ・ラインホールドの唇を奪う・・・「あぶない!精気を吸い取られる!」と思ったアナタ、それはスペースバンパイアの見過ぎです。このシーンのポイントは、「覗いていた者が実は覗かれている」という、日常の恐怖を描いているところにあります。ジャッジ・ラインホールドは窓からプールサイドのフィービーちゃんを覗いた後、白昼夢に浸りながら、あの、その、何ですな、コホン、えーと、いわゆる「男性の日常業務(?)」に取り組むのだが、結局は逆にフィービーちゃんに覗かれるという展開(しかし彼は全然焦っていない。大物だ)。フム。安部公房の『箱男』(特に少年Dにまつわる挿話)の影響が濃厚と言えよう。この「覗く者」と「覗かれる者」との立場の入れ替わりによって、価値観は根底から覆され、我々が不安のどん底にたたき落とされるこの瞬間、これはまさにカフカ的迷宮世界への入り口なのである・・・何のこっちゃ。もう。まーそんなデタラメはさておき、この映画、完璧なまでにどうでもいいような内容で、実にすがすがしいですな。軽薄さを揺るぎなく貫き切ってます。フォレスト・ウィテカーも、まさに力演(?) 【鱗歌】さん 6点(2004-11-12 00:27:55) (良:1票)(笑:2票) |
《改行表示》 6.いかにもなB級アメリカ青春モノ。せいぜい4点の映画だと思うけど、フィービー・ケイツのおっぱいでプラス2点。 「僕はフィービーのおっぱいが大好きだ!」と大きな声で言える自分に乾杯。 【あばれて万歳】さん 6点(2003-11-17 22:50:09) (笑:3票) |
《改行表示》 5.映画『北斗の拳-実写版-』に引き続き、ギター侍波多陽区さん流に斬らせていただくと、「オレはオスカー俳優ショーン・ペン。 演技派俳優ショーン・ペン。オレの演技うまいでしょ。どんな役でもこなします。 」って言うじゃない・・・。でも、アンタ、ジャケット写真の顔、ローラ・ダーンにソックリですから! 残念!初体験リッジモント・ハイ。 斬り!! 拙者、鼻血だしてしまいましたから。切腹!! 【Fatman】さん 4点(2004-08-31 11:42:52) (笑:2票) |
4.《ネタバレ》 薄っ ポテチ並みの薄さ同様、とてつもなく薄い内容。 初体験した 妊娠した おろした はい、普通の生活に戻りましたって この流れ 彼女にとっちゃ初潮を迎えた・陰部に変なお毛毛が生えてきたってどころの騒ぎじゃないはずで、妊娠イコール緊急一大事なはずであるはずなのに慌てたご様子なんて一切無い。しかも、この一大事の一連の流れが僅か5分か10分程度でサラッと流され解決してしまったことにすごく薄さを感じる。なんて尻軽なヒロインなんだ 後腐れの無い潔さが なんかすごく変だ。結果、すごく薄くて濃い味になってしまってら~な (薄くて濃い?意味わからんでしょうが、まあいいや ) とにかくとことん変な薄さだ。しかし、キャストについては完全に逆でショーン・ペンをはじめとことん濃いです 濃い味カルピス飲んでしまったようなもんですさ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-04-01 17:46:53) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 イーグルスやジャクソン・ブラウンなどのアサイラム系音楽が好きなので、以前から観たいと思っていた一作。プロデューサーの一人であるアーヴィング・エイゾフは、元々そのアサイラム・レーベルのプロデューサーである。音楽と映画の抱き合わせ商法は、本作が先駆けか?本編はノーテンキな青春コメディで、ストーリーも何もあったもんじゃないのだが、ぶつ切りの構成を音楽でつなぐ手法で、最後まで観れてしまうのが凄いところ。当時MTVが黎明期だったこともあり、意外とエポックメイキングな作品として、評価が高いのだ。キャストも豪華だしね。結構無茶やってるのに悲壮感がないのは、時代のせいもあるだろうが、これはやはり脚本のキャメロン・クロウにして為せる技なのであろう。「エリザベス・タウン」などを観ると、あまり成長していない気もするが、いずれにしても作品の随所に見え隠れするヒューマニズムとスウィートさが、他のエロ青春バカコメディと一線を画するところだろう。フィービー・ケイツは今どうしているのだろう? 【わいえす】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-09-13 23:04:13) (良:1票) |
2.自分のエロのルーツ。 【永遠】さん 8点(2004-04-12 23:15:10) (笑:1票) |
1.80年代がダサい時代であったのは全くもって正しい。映画も音楽もどうしようもないものが多かったのは確か。僕が青春時代を過ごした当時でさえそう思ってましたよ。でもダサさを排除した90年以降は、そのダサさが内包していた空虚さ自体をも排除してしまい、ある意味で洗練されすぎてしまったという感覚があるのはどう評価したらいいのかな? そこで失われてしまったのは「喪失」の感覚そのものだと思うんだけど、まぁこれはこの映画の話とは全く関係ないか。さて、僕はジェニファージェイソンリーの大ファンなのでこの映画にはとても満足しました。ストーリーは殆ど覚えてないけど、いまだに彼女の白い裸体が目に付いて離れないんだな。。。 【onomichi】さん 7点(2002-06-02 01:00:13) (良:1票) |