10.《ネタバレ》 震災により延期されてようやく見れた映画。その分期待値も高かったが充分に応えてくれました。 他の方もおっしゃってますが、とにかくベタ。ひたすらドンパチしまくりです。
「一小隊に視点を絞った演出」に高評価。例えばですが、子供を身ごもっている奥さんをもつ少尉。「奥さん側=一般市民側の視点での演出」があってもおかしくないほど美味しい素材。そういったものを一切破棄(つまりは他がどうなったかは全く分からない)した、見ている側にも「一体(世界は)どうなってしまっているんだろう?」と思わせながらの展開はドキドキです。
ありがちな感動シーンは殆どありません。次々と味方もやられていきます。でもそれが「戦争」なんですよね。だからこそ「部下を死なせてしまった隊長」がさらにリアルに感じられるのです。 「誰が指揮しても結果は同じだった」状況の中、周りから悪態を受けようとも、それでもなお皆を生かし作戦を成功させるために奮闘する軍曹は上司の鑑です。 でも、それだけだと映画は成り立たない。だからこその最後のドンパチ。今まで苦労してきたんだ、最後くらい派手にやらかそうぜ!という感じが爽快でした。
見る人によっては評価がばらつくと思いますが、自分的にはもう1回見てもいい映画です。ただ、見るならやっぱり映画館で見るのが1番なんだろうな。
何より1番の評価点は「3Dではなかった」ことw 【HIGE】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-26 10:48:44) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 うーん?なんだろうね!?まず、主人公が最初、先の戦いで、部下を失った事を周囲から責められている、という非常にザワとらしい時点で、モウ!なんかイヤーな予感たっぷり!(世界中で上官やってて部下亡くした奴、ほかにいねえのかよ!!!???)予感は的中!なんや、これ、”てれびのコンバットみたいに、ロスかどっかその辺の普通のダウンタウンの裏庭でロケハンしてる感プンプン!宇宙タコならいざしらず、急に、その辺の近所の、買い物オバハン達や、あはんあはんブラックブラザー達がキャメラ前に、飛び出してくるんじゃないかと冷や冷やモンでした。まあ、46歳にもなると、もう、すべて、前に観たように感じられ、色褪せてしまうのかなあ?それにしても、映画を観ていて、近年の多数の他の戦争映画にも観てとれる”ある撮影の手法”が延々と続くと、当然、まず物語に同化できなくなるし(ウソのストーリーがわずらわしくさえ感じるようになる)、後は、”飽きる”のドツボにはまってしまう。ドルビーサラウンドデジタルどっかんがっしゃんきーきーキャーキャー!これでもか!と、いくらやっても、もう!飽きてくる。そしておまけに、なぜか、こんな作品の出演俳優達のカオをみているだけで、ツタヤのアクションコーナーの棚とVシネマの棚と劇場未公開の棚を連想し、なんだか非常に、貧しい気持ちになるのでした。 追加!!そうそう、主人公が先に亡くした部下達の認識番号やなんやかんやをペラペラと、すべて正確に記憶してるのは、さすがに、”超感動!”と言うよりも、”もはやカオス”でした。いったいなんなの?どういう趣味しとるの?記憶力バツグーーン!! 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 3点(2011-09-24 01:29:25) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 『サンキュー・スモーキング』と『幸せのレシピ』で顔を覚えたアーロンが髪をばっさり短くして無骨な軍人で登場して「ほう、この人こんなイメージもこなせるのか!」とちょっと感心。『ザ・シューター』で「見た目なんてことはないのに、どうしてこういう良い役与えられてるんだろ?」と気になったペーニャはこの作品でも自然で控えめなのにかなりの存在感を示して好感度高い。いつも男っぷりが強すぎるロドリゲスは「強い女」度がようやく適度なレベルに落ち着いてリアルな存在になった。クライマックスで敵撃沈したときの喜び方も妙にクールじゃなく可愛げがあって、良かったです。内容はSFというより戦争映画に近いのりだけど、プロパガンダなんてことは、言い出したらキリがないほど何にでもこじつけは言えるわけで、もしこれがプロパガンダ映画だとしても、あの宇宙人たちをどっかの国の地球人に置き換えてみても、いきなり問答無用で攻撃破壊し侵略しようとする連中は遠慮なくやっちゃって当然でしょう。ああいう存在に対して戦わず無抵抗に殺されるのを待つとか、話し合いをして解決しようとか考える馬鹿がどこにいますか? 理不尽なものに屈しないためのプロパガンダなら良いじゃありませんか。護身のための抵抗力は必要なものです。内容皆無の作品と思っていたので、ナンツの「二度と嫌だ!」に涙腺が少し緩み、リンコンの死に心が動き、その直後に失った戦友の名と番号を連呼するナンツにまた涙腺が緩みました。わざとらしい派手な手ブレでほとんど見せようとしないゴマカシ映画と思っていたので、意外にしっかり見せてくれてるのにも好感持てました。エイリアンもUFOも文句ないし、砲弾発射用ロボットはホント不気味に良くできてると思いました。子供の存在も特別な演技はないのにうまく活きてました。満腹です! 【だみお】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-21 00:31:15) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 いきなり襲来!→やかましく撃ちまくる!→エンディング…と言う「だけ」の映画でした。内容らしい内容も無く、その薄っぺらさはトランスフォーマー以下。アメリカ万歳ご都合主義SF映画はむしろ好きな方ですが、本作の適当さや海兵隊の礼賛具合にはさすがに気持ち悪さを感じてしまったところも。 エイリアンやマシーンの造形は好きなんだけど、途中から「これエイリアンじゃなくてもよかったんじゃ…?」と思ってしまうほどの存在感に。米国公開時からものっ凄く楽しみで、何かとてつもない映画を見られるのではないかと予告編を何十回見たか分かりませんが、正直「これじゃない!」と言った感じ。続編は無いでしょうな。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-09-20 18:45:14) (良:1票) |
6.もう一年近く前になると思うが、この映画のタイトルを観たときは、「なんてダサくて面白くなさそうなタイトルだろう」と思った。 エイリアンの侵略ものだということは一目瞭然だったが、どれくらい“まとも”に作られた映画なのかととても訝しく思った。
2011年の年明け頃になってようやく映画の情報を少しずつ知り、アーロン・エッカートが主演でミシェル・ロドリゲスが出ているということが分かり、地味ながらも好感を持てるキャスティングも手伝って気になり始めた。 そして同じ頃に初めてトレーラーを観て、侵略の様を“現場目線”で切り取ったシーンの迫力に一瞬で圧倒された。
日本公開は4月1日、一転して公開日が待ち遠しい作品となっていた。
しかし、4月1日にこの映画を観ることは出来なかった。 3月11日に発生した大震災の影響を受け、大幅な公開延期が決まったからだった。
果たして「公開延期」という措置が正しいことだったのかどうかは、個人的には懐疑的に思う。 が、実際に被災地の現状を目の当たりにした人々にとっては、この映画に映し出されたロサンゼルスの壊滅した様は、様々な感情に心労を伴うものだったかもしれない。
前フリが長々しくなってしまったが、この映画において言いたいことはシンプルだ。
突如として襲いくるエイリアン、圧倒的な兵力を向こうにまわし勇敢に対峙する海兵隊。 圧倒的な兵力差があるにも関わらず、決死の覚悟で奮闘し侵略者の牙城を突き崩す。 ご都合主義の米国至上主義、アメリカ万歳!海兵隊万歳! ベタで王道的なハリウッドのエンターテイメント……。
人によっては卑下する要素は無限にあるのだろう。ただし、この映画の在り方は、圧倒的に正しい。
あらゆる物事が理にかなってなかろうが何だろうが、わけも分からぬまま侵略者の大軍に立ち向かう兵士たちの立ち位置のみで描かれる映画世界に、絶大な興奮を覚えたということ。 それだけでこの映画の価値は揺るがないと思う。
そして、この映画のタイトルは、本当に“それ”のみしか描いていないことに対する潔い態度の表れだったということに気づいた。
P.S.“女性ソルジャー”という役柄において、ロドリゲス嬢の右に出る者はやっぱり居ないと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-19 19:12:01) (良:1票) |
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5.《ネタバレ》 今年は宇宙人が大挙して地球にやってきていて、映画ファンとしては嬉しい限りです。「ロサンゼルス決戦」ですよ。燃える邦題ですね。いつものようにアメリカ軍のプロバガンダ映画に変わりは無いんですが、延々続く戦闘シーンには圧倒されました。恥ずかしながら似たようなシチュエーションの夢を見てガバッと飛び起きたこがとがあったので、「あの夢が現実になった!」とワナワナしました(全然現実じゃないけど)。 宇宙人を何かのメタファーとして批判するのも飽きてきたのでやりませんが、ただ、子供に対して「君も隊員の一員だ!」的なことを言うのはやめてほしかったな。科学特捜隊とかならまだしも、軍隊ですし。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-19 18:16:38) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 震災の影響で公開が遅れたせいでこの映画の評判が世界各国から入ってくる、ここでも私が映画館にいく直前までレビュー点数が4点台、せっかく楽しみにしていた映画だったのに「DVDまで待つかな」という気持ちとの葛藤、、、でも期待をせずに映画館に行ったら面白かった。期待値がマックスだった春に観に行ったら間違いなく4点だったと思う。 【かのっさ】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-19 10:25:29) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 単純明快でまあまあ良かったんじゃないでしょうか。終わり方もID4みたく「いつの間にやら敵全滅」ではなく「まずはロス奪還」のシーンであるというのも好み。主役のナンツ二曹とロドリゲス以外全然知らない俳優さんだったのも新鮮だったかな。 【S.H.A.D.O.】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-18 01:27:51) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 起こっていることはID4(インデペンデンス・デイ)と殆どオチまで同じですが、この映画は闘いを一小隊の視点からのみで描いている点が大きな相違点として面白かった。視点が常に最近流行りのドキュメンタリータッチであることも違いを強調させている。残念だった点を挙げますと……、音楽が一辺倒で常に感動を押しつけて来る感じがイラつく、アーロン・エッカートが軍曹にはどうしても見えない、あとこれは完全に私の映画の見方に問題があるのでしょうが、終盤に主人公の小隊がハンビーに乗ってエイリアン(人型)を轢き殺しながら「死ね~!」「まるでボウリングみたいね!」と狂喜乱舞する姿にはなにか嫌な感じを受け取らざる得なかった。演出のやり方は理解できるし正しいのでしょうけど、アメリカ映画の戦場でハンビーが出てきたらやっぱりイラク戦争を意識してしまいます。しかも相手は正体不明のエイリアン(外国人)。なんだかなー。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-17 22:00:32) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 進んでも進んでも安全場所が見つからず、目的地がコロコロ変わりますが、その分見せ場も色々と変わるんで、いい意味で飽きることなく最後まで楽しめました。絶望に近い状況でラストをどう終わらせるのか、推理しながら見ていくのも良かったです。しかし決して強くはないのに、粘ばっこすぎる主人公の行動を見ていくと、エイリアンの最強さもあまり感じられず…。エイリアン側の攻撃ですが、ムダ弾多すぎじゃありません?ひたすら打ってくるだけでしたね。中身も典型的な姿でしたし。目玉の銃撃戦はなかなか見ごたえがあったのと、スクリーンでの鑑賞のため、こちらの点数です。 【西川家】さん [試写会(字幕)] 7点(2011-08-30 22:45:11) (良:1票) |