5.昨日(H25.11.12)NHK-BSで鑑賞。これで5回目の鑑賞だが、レビューを書いていないのに気が付いて投稿。 私、西宮北口付近に住んでます。2010年の夏ごろ、撮影しているのを見かけました。 だから、この映画の撮影場所は隅から隅まで判ってます。西宮北口駅の今津線ホームで梅田行きへの乗り換えの階段のシーンだったかな。嫁さんは逆瀬川あたりの駅で子役の子を見たとか言ってました。西宮の幼稚園時代ですね。 小説も既読で、私にはそこそこのいいテンポで映画が出来ていると感じてます。 「人生にゃあ。。。いろいろあるんだよぅ な?」それを新世界のオッチャン風に見せるのではなく、あたかもオサレな町、夙川のケーキ屋さんで話されるがごとくの空気感ですな。 これを「都会の嫌味」ととらえてしまうと、もうこの映画は見えなくなるでしょうね。 有る意味、宝塚-西宮北口間の色々な駅の微妙な「空気」を楽しむ映画なのかもしれません。 点数を6以上に付けたあなた、一度どの駅でも良いから降りて見られてはどうでしょうか? おすすめですよ。 それほど町の”たたずまい”には自信が有りますよ。 あと、出演している俳優さんたちは現在(2013)大いに活躍中の子ばかり、「あしだまなだよ!」、「八重の桜」谷村ゴンちゃんは大阪の堺市、「あまちゃん」の架純チャンは伊丹市、SPECのエリカ様も。この子は神戸市灘区。 南果歩-渡辺夫人は尼崎だし、「変態仮面」鈴木亮平クンも西宮出身。 ほんま、ほぼ関西人で固めた映画やね。 最後に中谷美紀さま、「ケイゾク」の柴田純が阪急電車に乗ってるだけで、わたしゃウレシイ。 公開後数年の今、改めて見ると意外な点が見えておもしろさは増えましたね。ちょっと同窓会的な感じも、この映画の魅力になるのでは無いでしょうか? 震災の後16年経過した町。公開日が2011年4月末と言う、東北の震災後1カ月と言う時期だったことも、地震や津波のシーンこそないですが、記憶に置いておくべき映画ですね。 【亜輪蔵】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-11-13 15:55:37) (良:2票) |
4.この本を書いた人間と自分は、価値観から何から、まったく合わないんだろうなと思った。 冒頭、中谷美紀が「こんな女」と言った時点で、彼女も一気に「その程度の女」になってしまった。 寝取った女を批判するばかりで、そういう女になびいたくだらない男を選んだ自分に対する反省は無し。 宮本信子演じる老女も、お嫁さんから「こんなにもらっても困る」と言われているのを知っていてそれでも持って行く嫌な女だし、とにかく脇役含め登場人物がみんな不快で、見てる間中イライラし通しだった。 人間の良さ・温かさよりも、醜さの方が際立っていた気がする。 台詞回しも全体的に嫌味たらしくて、とてもほのぼの、まったりとした気持ちになどなれなかった。 迷惑おばさんに対しても「少し静かにして頂けませんか」と注意すればよいことで、「常識ある大人」ならあんな対応はしないだろう。 実は自分は物心ついてから数十年、ずっと今津沿線に住んでいる。 三度引っ越したが、この沿線を選び続けるほど愛着がある。 それがこういう映画になってしまって本当に、本当に残念だ。 【猫の足跡】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-05-06 17:38:28) (良:2票) |
3.よかった。すごく良いもんを見てしまった気がする。 中谷美紀の涙・嗚咽は上手いと思う。 助けを求めるランドセル少女を救ったお話が一番素敵。 その他、宮本信子なので安心して見入れる。 台詞が無い所ではちゃんと静かにジッとしていられた芦田愛菜ww。 ゴンダワラさんと少年Aの出会いがよかった。かなりこっぱずかしかったが、歳はとっても胸がキュン。 だけど、彼氏とやったとか まだやってないだとか、そんなお話 隅っこでこっそりひそひそやっていただけないかしらってば こら女子高生。だって、隣りでオジサン、きっとお耳がダンボになってしまうから。
テレビ録画しばらく消さず残しておきたいと思います。 また近々見直すことになると思います。ほんで、ついでに、原作のほうにも手を伸ばしてみたいなと思っている次第です。 【3737】さん [地上波(邦画)] 9点(2013-05-13 20:58:04) (良:1票) |
2.副題はダサいかな。やめた方がいい。全体的に原作通りでほのぼのした感じが出ていて、こういう映画が好きな人にははまると思います。映画化されることで、阪急電車を実際に見たことがないのでどんな感じか分からなかったけど走っている姿を見れました。確かにかわいい電車ですね。逆に阪急電車が場面となってストーリーは進んで行くのだけど、いちいちアナウンスとか停車繰り返してたから、小説ではあまり思わなかったけど、リズムが悪く感じました。地元の人じゃない限り駅名とか意識してないですし。そこが売りではあるのだけど。でも、全然悪くない映画です。 【うー】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-12-25 18:45:45) (良:1票) |
1.競馬ファン御用達の阪急今津線を舞台にしておきながら、競馬ネタが一切無いというのは如何なものか。 まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、とりあえず豪華キャストにまんまと騙されました。 これはつまんないというより、不愉快な作品でした。 作中に様々な迷惑行為が登場するけど、冒頭の自爆テロが最大の迷惑行為だと感じました。 確かに自爆したくなる気持ちは理解できるけど、ひとりでこっそり呪うくらいにしておくべきなんでしょうね。 しかも、自爆テロを広い心で許しておきながら、電車内のお喋りに鉄槌を下すというのがどうもしっくり来ない。 結局、自分にとって迷惑じゃなければ許して、自分にとって迷惑なら怒るという図式になってしまってる。 百歩譲ってどうしてもマナー違反を指摘したいなら、頭ごなしに怒るんじゃなくて、もう少し諭すように注意できないもんかなぁ。 あれじゃ反感を買うだけで、おばちゃん連中はちっとも反省しないと思うんです。 演出もいちいち下品で過剰だし、1つ問題が解決して少し穏やかな気持ちになれたと思ったら、直ぐに次の不愉快演出が待ってて、僕にはちょっと耐えられなかったです。 もちろん問題は次から次に解決して行くんだけど、その行程が如何にも薄っぺらい。 特にいじめ問題をあんなにあっさり描いてしまうのはどうかと思う。 DV男やおばちゃん連中を恫喝するのもいいけど、いじめっ子をきちんと叱る大人が登場しないと救われないと思うんだが、どうだろうか? 本人に『頑張れ!』と言って解決するほど生温い問題じゃないと思うんです。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-12-01 16:45:19) (良:1票) |