5. どう観てもスピルバーグの処女作「激突!」からの影響がアリアリ。ていうか、ぶっちゃけパクリ。犯人の顔が出てくる派手派手な「激突!」ってトコかな。ルドガー・ハウアー演じるサイコなストーカー殺人鬼は怖いと言えば怖いが、なぜ主人公に執拗に絡むのかよく分からない。だからこそ不条理なサイコ野郎なのかもしれないが…。単にハウエル君が気に入ったのかな?あの殺戮劇も彼からの熱烈なラブコールだとすれば、気色悪さにも一層拍車が掛かるというモノだ。しかし、ガソリンスタンドを爆破したり、ヘリを撃ち落とす辺りやパトカーを次々にクラッシュさせるトコロなんかはいくら何でもやり過ぎで、派手にしようとして逆に安っぽくなってしまった感が深い。其処が「激突!」に及ばない最大の理由である様な気がする。あくまで無機質なタンクローリーをあたかも怪物の如く実に不気味に描写し、ドライバーの姿を(手や脚を部分的に映した以外は)最後まで見せなかったスピルバーグの判断が正しかったコトを本作が逆説的に証明した形になったのは何とも皮肉。でも、まぁ他にも色々なスプラッタ・ホラーのアイディアとかも拝借しつつ、結構頑張ってはいると思うので…オマケして7点。 【へちょちょ】さん 7点(2003-03-18 11:27:48) (良:1票) |
4.こわかったあ。で、面白かったです。引き込まれました。ルトガーハウアーが最後に連行されている車から出てくるシーンを、予測しきった目でみるトーマスハウエルの表情が好き。しかし、良かったのに2度と見たくない映画でもあります。 【みんみん】さん 7点(2003-01-28 21:21:15) |
3.殺された女の子、かなり好きなタイプだったので、あの殺され方は厳しすぎた。引き込まれ度はかなり高い映画でした。 【f taka】さん 7点(2002-04-11 23:25:55) |
2.主人公が犯人に仕立てられていくのが怖い(キャンディマンも使用)、殺すのなら俺を殺してくれと言いたくなった。公開当時、ビビッて途中で退席する客を目撃したぐらい、精神的にショックを与える映画。 【眼力王】さん 7点(2002-01-22 23:39:35) |
1.物語は一応解決してるんですが、どろーっと後を引きますね。ラストの夕日をバックにC・T・ハウエルが脱力しているシーンは印象的です。R・ハウアーのインパクトが大きすぎてこれが後味の悪さ(というか良さと言うべきかな?)の理由でしょう。彼は自殺願望というよりはむしろ生きていることを確認したくてああいった奇行に走ったのではないでしょうか?まあ主人公からすれば追い詰められ、罠にはめられたと思えば助けてくれたりといい迷惑ですけどね。説明不足で謎が多い作品ですが、あまり多くを語らないところがやはりサスペンスの醍醐味!なのでなかなかの佳作です。 【さかQ】さん 7点(2001-07-16 05:34:20) |