1.アリダ・ヴァリが素晴らしい。考えてみれば、マルグリット・デュラスの原作・脚本作品って、『二十四時間の情事』のエマニュエル・リヴァといい、『雨のしのび逢い』のジャンヌ・モローといい、『夏の夜の10時30分』のロミー・シュナイダーにしても、ほんと女優を魅力的に見せるなあ。正直言って、アンリ・コルピの演出はただ筋を追ってるだけという味気なさを感じてガッカリなんだけど、とにかくヴァリや役者の魅力で映画は救われている。とにかく、デュラス自身が監督してりゃきっと素晴らしいものになったんだろうけど… 【やましんの巻】さん 6点(2003-06-28 15:35:26) |