4.素晴らしい。 ディズニー作品の名に恥じない名作ではないでしょうか… おとぎ話とはこういう物、そう感じさせる安定感と、 軸になっている普遍的で、人間的な思いやりや愛など、 心に響く説得力があるからこそ、ラストが分っていても感動せずにはいられない。 大人が見ても、子どもが見ても楽しめる、これこそディズニー映画。 これこそ良い映画。久しぶりに涙しました。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-01-02 20:27:08) (良:2票) |
3.《ネタバレ》 大好きです。大好きすぎて字幕版と吹き替え版を2回見てしまいました。 よくよく考えるとアラの多い作品なのですが、それも気にならないほどの素晴らしいシーンが多すぎます。 髪をロープがわりにしてのスペクタクル。 ラプンツェルが何度もユージーンをクローゼットにしまおうとする。 ラプンツェルが「なんて外は楽しいの!」→「私って本当に最低の人間だ」と感情の浮き沈みを繰り返す。 馬のマキシマスが勇ましく衛兵たちをどけ、隠し通路を発見する。 ユージーンがミュージカルを歌えという空気になり→「俺は歌わない」→剣をつきつけられたのでヤケクソで歌う。 ラプンツェルが城下町の子どもたちに三つ編みを作ってもらう。 両親がラプンツェルに会えるまでのカメラワークの魅せ方・・・などなど好きなところをあげればきりがありません。 そして、ラプンツェルとユージーンが無数の灯りを見るシーン。 ひょっとしたら画自体はここ数年で一番感動したかもしれない。それほど綺麗だったし、あの灯りが見たいと、毎年、長年思っていたラプンツェルに気持ちがシンクロします。 この物語は長年自分の思い通りにできなかった女性の話でもあるし、エゴイスティックな人間がしっぺ返しをくらい、両親は長年無事を待ち続けていた子どもに会え、ヘラヘラしているナルシストが成長する物語でもあります。 それらがお互いを邪魔せずに構成された物語が素晴らしい!最高ですとも! 【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 9点(2011-04-08 20:16:29) (良:2票) |
2.「ああ……テレビが小さ過ぎるな……」
目の前では、居なくなったプリンセスを憂いて無数の灯りが夜空に向けて上げられている。 自宅の32型の液晶テレビに映し出される、その美し過ぎるシーンを観ながら思った。 同時に、この映画を映画館で、そして3Dで観なかったという“失敗”に今さら気づき、遅過ぎる後悔を感じた。
理屈ではない。ディズニーはやっぱり素晴らしいとしか言いようがない。 ディズニー映画に対する問答無用の高揚感はもはや条件反射で、それは世界中の子供たちに行われ続けている“幸福な刷り込み”によるものだと思う。 大人になって、ディズニー映画の新作を見てもすんなりとその高揚感を味わうことは少なかったけれど、この映画にはかつて自分自身が子供の頃に“刷り込まれた”愛すべきディズニー映画の“源泉”が溢れ出ているようで、ただただその世界観に包み込まれた。
四の五のと御託は必要ない。今の自分を取り囲む“いろいろ”を一旦ソファーの横にでも置いといて、世界で最も信用度の高いブランドによる「夢の国」に入り込むべし。
P.S.残念ながらDVDやBlu-rayで観るのであれば日本語吹替で可。しょこたんギザウマス+ギザカワユス。 【鉄腕麗人】さん [DVD(吹替)] 9点(2011-12-21 15:50:43) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 この映画で、3Dの映像の威力をまざまざと見せつけられた気がした。画面から飛び出さんとばかりに動きまくる魅力たっぷりのキャラクターたち、ついつい手を伸ばしたくなるような宙を舞うランタンなどなど、映像の新時代の幕開けのような気がする。映画の内容も素晴らしく最初から最後まで飽きさせない。でも、この映画の一番素晴らしいところは、ラストシーンだろう。ラプンツェルは、人生の希望を犠牲にして愛する男の命を救おうとした。それに対し男は、自分の命を捨ててまで姫をその呪われし運命から解放させようとした。過酷な環境で生き抜き人の心を忘れかけたコソ泥が、自分自身を初めて心の底から必要とした姫の純粋な心の打たれて変わっていったのだろう。フリンは、男の中の男ですよ。あの状況で俺なら「早く治してくれや!」か、どさくさに紛れてブチュっとしかしないはずだから。ここまでお互い純粋に自己犠牲を貫き、相手を愛した映画はディズニー初だし他の恋愛映画でもあんまりないと思う。映画館で見れて良かったっす。 【パオ吉】さん [映画館(吹替)] 9点(2011-05-06 01:19:43) (良:1票) |