7.全体的にはダレがなく雰囲気も悪くない。弟子の稚拙さで仕事に「手間」が掛かってしまうのはまあ仕方なくて、それが緊張感を煽ってはいる。でもこれじゃあ「暗殺」というよりタダの殺人でしかないのではないか。親父殺しのネタバレ部分はもうちょっと工夫が欲しかったし(なんで暗殺の証拠品を処分しないんだよ!)、白昼堂々の復讐はもはやバイオレンスになってしまった。実は女も暗殺者なんじゃないの?と疑心暗鬼になったんだが(ハニートラップによる展開があれば盛り上がったのではないか?)、ストーリーに関係ないなら登場させる必要はあったんだろうか。最終的なオチのつけ方はよかったのではないかと評価する。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-10-03 18:00:17) (良:1票) |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 台詞少なめで、表情で演技するステイサム先生の殺し屋講座。殺し殺され殺す奴は殺す。 ってこれリメイク作品なんですね。 とてもハードボイルド寄りな作品であまり証拠は残さないスマートなやり方が売りだったはずですが、最終的に爆発しまくりなのはご愛嬌。 アクション寄りというよりドラマパートが非常にそそられますね、いつバレるのか、もうバレているのか。 ステイサムの心情、ベンフォスターの心情両方が伺え知れる作りは素晴らしいです。 そっちが主軸でやはり偉い人に狙われるのは味付けのような感じでしたね。 まぁオチはプロの殺し屋としての二人同士の戦いであったということで。これでいいんでしょうね。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-09-26 23:02:07) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 <オリジナル版未見>ジェイソン・ステイサム渋いな~。ハゲてるし、背も高くないんだけど、本当にかっこいい。ステイサム演じるアーサー・ビショップはプロ中のプロといったような凄腕の殺し屋。その完璧な仕事ぶりから、アーサー限定なら安心して見ていられるが、ハリーの息子スティーヴが弟子入りし、行動を共にしたり、仕事を任されるようになると、ドキドキする場面も増えてくる。例えば身長2メートル・体重135キロの大男を標的にしたときや、宗教家殺害後、マジックミラーの裏に隠れているときなど、アーサー一人なら楽に終わらせているであろう仕事だけに、スティーヴ様様。二人の微妙な関係もあって、最後までちゃんと面白い映画だった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-18 18:32:27) (良:1票) |
《改行表示》 4.ジェイソン・ステイサムという俳優が、もはや映画史において“クラシック”と化している「アクションスター映画」の主演を張れる現在唯一の存在だということを、今年に入って初めて観た彼の主演作の幾作かを見て認識しなおしている。 ストーリーが薄い大味アクションと揶揄されようが、他の燦然たる名作と比較し蔑まれようが、自分を含め幅広い世代の世界中の男たちが、「そういう映画」を見て映画ファンになった事実は否定出来ないし、やっぱり面白いものは面白い! そういう意味で、この時代だからこそジェイソン・ステイサムという俳優の立ち位置は貴重だし、映画ファンとして嬉しく思う。 そんな彼が毎度のごとくアウトローな一流の殺し屋として登場する今作。 ストーリー展開は当たり前のように強引で、細かいところを見れば粗は尽きないが、そんなことはどうでもいい。これはきっぱり面白いと思う。 流石はあの大味名作アクション映画の代表格である「コン・エアー」を撮ったサイモン・ウエストだなと思った。 超一流の殺し屋が主人公のアクション映画は大量にあるが、まず今作が面白いのはその“殺し方の美学”だ。 ただ単に確実に殺すのではなく、出来る限り誰かに殺されたことすらも分からない方法で殺すという主人公のスタンスが面白い。 綿密な設計図のような計画表を立てて実行する様は、まさに熟練の“メカニック”を彷彿とさせ、殺し屋映画としてのオリジナリティをとても高めている要素だと思う。 まあその優れたオリジナリティの部分が、弟子を迎えてから以降、弟子の荒削り感に同調するようにあからさまに脱線していってしまうのには眉をひそめたが……。 最終的には、殺し屋という職業に付いてまわるであろう本質的な非情さや孤独感などもしっかりと描かれており、アクションというよりも描かれるドラマ自体がとても印象的な作品に仕上がっている。 新時代のアクションスターによるとても面白味があるアクション映画であると思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-23 23:57:13) (良:1票) |
3.超大作「コン・エアー」でデビュー。3作連続で興行成績が1億ドルを突破し、デビュー後数年はハリウッドの頂点にいたものの、「ブラックホーク・ダウン」の企画をリドリー・スコットに横取りされてからはパっとしないサイモン・ウェスト。そんなウェストが本格アクションの世界に帰ってきました。この映画、脚本はイマイチなのですが(殺し殺されの因果な物語であるにも関わらず、そんなドロドロを全然描けていない)、監督の手腕によってアクション映画としてはそこそこの品質を保っています。マイケル・ベイ、デビッド・フィンチャーと同じくプロパガンダ・フィルムズ出身だけあって画作りがいちいちかっこよく、些細な会話シーンであっても目を飽きさせません。アクション演出に入るとウェストの手腕全開で、迫力のある見せ場を楽しむことができます。クライマックスのアクションなどは相当に荒唐無稽なのですが、見せ方がうまいお陰で「そんなアホな」となる一歩手前で踏みとどまっています。このバランス感覚はお見事でした。本作での仕事を評価されてか、サイモン・ウェストは「エクスペンダブルズ2」の監督に抜擢。本作で披露してくれた手腕があれば、相当に面白いアクション映画に仕上げてくれるはずです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-01-02 16:04:36) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 「トランスポーター」のようなアクションに華麗さはないが、見せ方としては良かったと思うし、特に終盤はそれなりに盛り上がっていた。しかし、前半で、あれだけ、手際の良さに拘っていたのに、終盤は大胆で決して手際が良いとは言えないやり方で、どうせなら一貫した信念を持ったキャラの方がいいのでは?と思った。それに、一見凄腕の殺し屋っぽいが、素手でやるし、顔も見られまくりだし、絶対どこかの防犯カメラに映ってるだろうし、その辺どうなのよと言う感じだ。あと、最後の展開はなかなか良かったと思う。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-07 22:28:25) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 イサムさん達の容赦ない殺しっぷりにドキドキだ。どこにでもある、よくあるストーリーにもかかわらず、テンポの良さと、クールなカメラワーク、アクションのカッコよさで少しも飽きさせない。イサムちゃんのアクション映画では、「アドレナリン」の次くらいに好きかも?アクション映画は内容より、カッコ良さとスピード感が大事だよね。 人がバカスカ死んで爽快感を得られました! 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-08-17 15:35:39) (良:1票) |