4.ネタバレ 恐乳病って、ペルーの悲しい歴史の後遺症のようなものですね。南米というと、ラテン系の熱い感じをイメージしていましたが、この映画はまったく違いました。なんだか全体的に色がないような乾いた印象で、それがファウスタの心情を表しているのでしょうか?全体的に重苦しい感じが漂っていましたが、「私の中から取った」あと、海のシーン、そしてラストのじゃがいもの花で、ホッと救われたような気分でした。 【ramo】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-17 22:33:43) |
3.映像が美しい。海外の日常の風景や景色を目的に映画を見ることもある私にとっては、ばっちりのロケーション。主人公ファウスタから漂う焦燥感がすごい。静かに物語は進みますが一つ一つの展開は心にずしっとくるものがあります。 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-27 21:48:08) |
2.ネタバレ 悲しみのミルク?なに?なに?なにごとなんだ? てな感覚で、パッと興味を引かれる事になった【悲しみのミルク】 というタイトルについては秀逸だと思えるんですが、実際のところ【悲しみのファウスタ】 と考えたほうが分かりやすいかなという感覚であったかなと思います。(ファウスタとは 主人公となる娘の名。) そしてその今回、ひとつのキーワードとなった恐乳病という病名、劇中、医学的には〝有り得ない〟とあっさり否定されていた病名なんですが、実際問題、気になるので後で調べてみて分かったことなんですが( というか分からなかったんですが、)、やはりどう調べてみても存在しない病気名だったようですね 恐乳病という病名。そりゃそんな遺伝の仕方ってあったら恐いですもんね 無くてよかった ちょっと安堵感を得れました。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-19 20:36:57) |
1.ネタバレ どこの巨匠の作品か?と思わせるぐらいの非常に完成度の高い芸術的な作品でした。2作目にしてこのクオリティは凄いですね。まあ、トラウマからの脱却を静かに淡々と描いているので、ちょっと睡魔に襲われかけましたが・・・・・ただ、時折それを見越してか、激しい音が鳴り響く場面を時折入れているのも中々見事でした。
【TM】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-18 08:59:17) |