《改行表示》 5.《ネタバレ》 『冷蔵庫のあまり物で極美味の炒飯を作る』と言えばいいのか、相変わらず王道展開(大迫力レースとスパイ映画)だがそれを面白く魅せるスタッフの能力に感嘆。 マックイーンに関しては前作でやり尽くした感があるので、相棒のメーターをメインに持ってきたのは良い判断と思う。中盤以降二人に接点が無く別進行になるのも最初は残念に感じたが、そうすることでマックイーンがレース場面で光り、前作主人公の威厳を保ちつつメーターを食い過ぎない様バランスが取られており流石ピクサー。 作画(CG?)は相変わらず美麗且つ大迫力。 ただ『1』や最近出した『トイ3』『空家』に比べるとメッセージ性やドラマ性が弱く、ギャグ自体も正直前作の方が良かった。 断っておくが、ピクサー作品として見るとちょっと弱いわけであって、決して本作の出来が悪いわけではないので、子供向けと思わずエンタメ作品として観に行っても十分満足できる内容でした。 おまけの『トイ』も『3』の後日談なので、その後の元気なウッディー達が見れて嬉しかった(吹き替えも全キャラオリジナルキャストと気合の入り様)。贅沢を言えば、3でリストラされたキャラの元気な姿も手紙程度で良いので教えてくれたら良かったな。 【ムラン】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-07-31 01:23:45) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 「Mr.インクレディブル」や「トイ・ストーリー3」を観たときにも感じたのですがピクサーの製作陣は本当にスパイ映画が好きなんだと思う。今作はイギリスの諜報部員まで出して完全に007の世界です。それに擬人化された車達が登場人物なので007のような改造された車がバンバン出てきてマシンガンをぶっ放すわ、空は飛ぶわで男の子ならテンション上がらざるを得ないでしょう。ベテランと新米のやり取りもこういうスパイ物では定番で見ているだけでやり取りが楽しい。前作のような叙情感を掻き立てるようなストーリーではありませんがピクサーのアクション映画にお馴染みのスピーディー溢れるチェイスやカメラワークに大変心躍らされました。ただ悪役の動機と落とし前に関してはもう少し上映時間を延ばしてくれても良いから描いてほしかったかな。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-08 21:36:46) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 前作と同じ感動を提供しても意味がない。新しいことをしなきゃ。というのがピクサーの考えで、本作も前作とは全く違うスタイルで展開されていてその心意気は買いたいのですが、やはり前作と比較するとドラマの部分が弱く、その分感動も弱いなと思うのが正直なところ。トイ・ストーリー2と、同じパターンの作品になってるなと感じます。アクション盛りだくさんでテンポもよく目には楽しいけれど、前作が良過ぎて期待し過ぎちゃった面もあるのかなぁ。あ、もちろんこの作品にもいいなと思うところはあります。東京、パリ、ロンドンの街並みの緻密さがとても美しい。笑えるシーンもいくつかあって、個人的には日本式トイレのシーンが最高でしたね。音声解説を聞くと、ラセター監督が来日した時に日本のトイレのハイテクさに魅かれたそうで、子供達が30分くらい遊んで水浸しにしちゃうんだとか(笑)。そういう自分の体験を「メーターにやらせたら面白いだろうな」とか「ロンドンの左側通行をメーターがどう感じるかな」とか考えて、楽しんで作っているんだろうなという気がします。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-12-26 19:37:40) (良:1票) |
2.ガンプラに翼をつけてバズーカを背負わせ、ミサイルを装備し巨大な剣を持ってて、下半身はキャタピラみたいな、とにかく足し算でモリモリになった感じ。人によっては低レベル、ダサイ、子どもだましとなってしまうかもしれませんが、自分はこういうのも好きですね。とにかくくっつけちゃえ、とやってますが、クリエーターたちにセンスがあるからか、絶妙なところで出来上がってる楽しい作品だと思います。ところどころで出てくる車ネタも、ファミリー向け映画にしてはシブすぎじゃないでしょうか。ほんの些細なシーンでも、あの車キャラたちがやってるとなんか笑っちゃうネタも多い。「散歩しながら話そう」とか(自分だけかなあ)。メーターのキャラは自分は好きだけどなあ。現実にいたらたまんないけど、結構頭いいし。 【ゆうろう】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-12-15 10:54:01) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 車がビューンって走って、飛んだりして、ターボエンジンドーン、マシンガンズバババーン、爆発ドカーンなスパイアクション+ちょっとだけカーレース。 映像は、流石にピクサーさん文句のつけようはない。退屈もしないので、娯楽性も高い。 もはや、何でもありになってる車社会。いつもの緻密なピクサーではなく、大味なピクサーを楽しむべし。 しかし、そもそも主演にとってかわったレッカー車「メーター」はうるせえし、空気読めないで人の迷惑かけてるのが問題なのに、「君は君のままでいいよ」的な感じで、成長しないまま許されちゃうのは、どうなのよ。 もはや主演でありながら癖の強すぎるメーター君を愛せるかどうかがこの映画をもっと好きになれるかどうかの境目になるだろう。 【すべから】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-08-03 23:06:03) (良:1票) |