7.《ネタバレ》 前回は師匠のかつての弟子がダークサイドに堕ちて悪役。 今回は、大砲に取り憑かれた悪い孔雀との戦い。しかもその孔雀は パンダの生い立ちに関わる重要な存在だったとの設定。 まあ1作目での、卵から孵ったガチョウの息子という設定による違和感への 回答のような続編。 1作目は独立したお話の様相でしたが、2作目は続編として始まり 更に・・・3作目へ続くかのようにエンディング。スターウォーズ商法思い出した。 でも、あんなに不快ではありませんでした。 ちゃんとラスボスは倒して、血縁の無い親子の溝は修復されてハッピーエンドです。
気になったのは、暗い夜のシーンが多い事ですか。大砲の火薬の色的インパクトを 際立たせる為でしょうが、当時子供達と見ていたはずが、最近覚えているか確認したら 全く思い出せないと言ってます。見終わった後にあまり印象が残らない作品・・? もう少し明るいところとか、昼間の戦いにしたらヨカッタのでは? 【グルコサミンS】さん [DVD(吹替)] 6点(2017-12-26 14:02:38) (良:1票) |
6.この“パンダカンフー映画”シリーズを立て続けに観て思ったことは、最新アニメーション映画において「声優」のキャスティングはこれまでとは少し違った意味で重要になるなということだった。 一昔前までは、客寄せのために著名な俳優を声優としてキャスティングするよりは、本職の声優を起用した方が良いと思っていた。
しかし、アニメーション技術の更なる進化により、造形されるアニメキャラクターの言葉遣いや仕草までもが、声優を担当する人間そのもののキャラクター性に合わせられるようになった。 詰まる所、映画の中で動き回っているのはデブのパンダだけれど、それを演じているのは明らかにジャック・ブラックだと思わずにはいられなくなった。 もし、何らかの事情で、このデブパンダの声をジャック・ブラック以外の人間がやることになってしまったら、その映画はもの凄くチグハグで違和感たっぷりの映画に成り下がってしまうだろうことは容易に想像ができる。
もはやこの映画はアニメーションだけれど、ジャック・ブラック主演でアンジェリーナ・ジョリーやダスティン・ホフマンらが脇を固める映画シリーズだと言わざるを得ない。 アニメーション映画のクオリティーはそういうレベルにまで達しているのだということを改めて感じる質の高い映画であることは間違いない。
ただし、そういったアニメーションの高い技術や、ハリウッドの一流俳優たちが演じるキャラクターの安定感に対して、ストーリーそのものにあまりに意外性がないことも事実。 「王道的」と言えばそうかもしれないが、だからと言って面白味が薄いのであれば、それはやはり問題だろう。 前作に対して、主人公には劇的な成長は無いし、敵役やその他キャラクターとの対立構造も薄い。
更なる続編も企画しているのかもしれないが、ストーリーにひねりや毒っ気がもう少し無ければ、尻つぼみになってしまうことは避けられないだろう。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-01-29 11:23:24) (良:1票) |
5.2dで見ても3dならここ面白そうだなぁと思う場面が多々ありました。しかしなめらかなカンフーの動きはすごいの一言。アクションシーンもたっぷりあるのでそれだけで楽しめます。ただ、ストーリーが普通すぎるというか、予想がつきすぎるような気も・・・。正当進化しているとも言えますが。出来ればカンフー映画として、最後の戦いはもうちょっと長いカンフーシーンが見たかったかなぁと思いますが、全体として普通に楽しめるアクションアニメでした。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2011-11-07 06:22:44) (良:1票) |
4.カット割りがおしゃれで、カメラワークにスピード感があって、動きにキレがあって、見ていて飽きない最先端のアニメ映画だと思う。パンダ以外のマスターにもう少しスポットを当てて欲しい。カンフーオタクのポーが憧れるマスターファイブがいかにカッコいいか、いかにしてここまでになったか、そのようなエピソードは次回以降なのか。続編が次から次へと作られ、X-MENのようになるとは思えないのだが。前作に比べて敵が見た目弱そうだったのが残念。好きなキャラはシーフー老師とガチョウのお父さん。ポーは幸せ者だ。 【ちゃか】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-08-29 15:09:31) (良:1票) |
3.本当は字幕で見たかったのだけれど、現時点で字幕で公開しているのは東京のひとつの映画館だけのようで、こども向けなのかなと思いつつ、大人も楽しめるないようなのでちょっと残念だった。ジャックブラック好きだし字幕版を見るためにもDVDで見てみたいと思った。3Dも迫力があって、よくあっていた。 【HK】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-08-21 18:32:12) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 前作は擬人化された動物達が、なんだか妙にマジメにカンフー映画してみましたって感じがどうもしっくり来なかったのですが、今回はアクションシーンに高低差やスピード感を駆使した様々なパターンを盛り込んで全く飽きさせません。前作が『酔拳』のアニメ版ならば、今回は『プロジェクトA』のアニメ版みたいな感じで、スケールも大きくなって。ただ、主人公を苛ませる過去の暗い記憶は、映画全体のトーンを重くしてしまっている感じがしますし、そういうドラマを堪能するほどにはキャラクターに魅力があるとは思えないのですよね。それは前作でも感じた事なのですが、今回、前作で既に作られたイメージがあるためか、パンダ以外にキャラクターをもう少し掘り下げてくれるという事は殆どしてくれてなくて。タイガーの過去が思わせぶりに暗示されはしても、それはまた続編で?みたいな状態ですし。元々ジャック・ブラックって人があまり好きではないがゆえに、その人に寄ったキャラクター造形であるって時点で上手く馴染めないのかもしれませんが。一方で映像表現に関してはもはや言う事のないレベルではあります。影絵タッチのオープニングとエンドクレジットの雰囲気もいいですし、本編の描き込まれたCG世界を3Dで駆け抜ける感じも見事。ドリームワークスアニメーションの3Dは効果的な見せ方を判っている感じで常に他より一歩先んじているように思えます。競いあって成長してゆくアメリカのCG業界は凄いなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-08-21 14:35:18) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 2Dで鑑賞。一作目と同じく、切り絵や2Dを織り交ぜた映像テクニックは素晴らしく、いくら見ていても全く飽きませんでした。今回の敵が前作のパワーキャラと同じだとマンネリ化すると踏んだのでしょう、暗器使いの達人風になっていた点もグッド。一匹一匹のカンフー・マスター達のキャラが相変わらず立ちまくっていた点にも大いに満足しました。ただ問題点を挙げるとすれば、「2」の宿命である「成長してしまった主人公にどうやって再び逆境を与えるか」ということでしょう。今回のポーについては出生の秘密となるのですが、これがイマイチ乗り切れませんでした。ポーは前作の時点で最強のカンフー使い、ドラゴン・マスターとなっているので、ただ昔の映像がフラッシュバックしただけで弱くなるというのには無茶な設定と言わざるを得ません。思い切ってドラゴン・マスターの力を完全に失ってしまう位にした方が盛り上がった気がしました。あとエンディングを見る限り、当たり様によっては続編を作る気満々な締め方でしたが、3作目の公開の暁には、是非声優の変更をお願いしたいと思います。いくらなんでも酷い部分が多すぎます。モブキャラの声の適当さなどは聞くに堪えませんした。もしくは字幕版も大々的に公開してほしい。 【民朗】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-08-21 00:51:39) (良:1票) |