10.《ネタバレ》 悪くはないけど良くもない。両手を上げて喜べない。複雑にしすぎたせいで、鑑賞後にモヤモヤが残った。テロリスト集団に占拠されたゴッサムが、どういった状況になっているのかが分かりにくい。占拠された市民側の心理描写があまりにもないため、今彼ら市民が、何を思い何を考えているのかが伝わらず、前作のような奥深さがなく残念な結果に。地獄と呼ばれる地下深くにある収容所。一体どこにあるんですか?その地獄から出てきたブルースウェインはどうやってゴッサムまで戻ってきたん?無一文のはずなのに。橋は落とされ警戒厳重なはずなのに。で戻ってきて、発煙筒の仕掛けをセコセコと作ってたんですか?博士にしか起動できないはずの起爆装置、どうやって改良したんだ?ツッコむ要素が多すぎ。監督の意図的な演出なのか今回のバットマン、一度もマントを広げません。この演出は最後のバットマン像にも表れていて、うつむき、マントを体にぐるぐるにまいたその姿はまるで、拘束具で身動きできない囚人のようにも見えました。本来ならここで、怒濤の感動が押し寄せてくるのでしょうが、前途したツッコミ部分があまりにも目立ちすぎ、感情のやり場に困ってしまいました。バットマンよ、永遠に・・・。 |
9.《ネタバレ》 映像に迫力があります。音楽も良い。見応えがあります。 アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンやベインのビジュアルが好きです。また、新しく登場する戦闘機がしびれます。バットマンシリーズは『メカ』や『武器』、とりわけ『乗り物』で楽しませてくれますね。 バットマンだってヒーローものにはちがいありません。圧倒的なパワーを見せてくれるパフォーマンスは、やはり興奮するものです。 ストーリーはどうでしょう。個人的には、はっきり言って面白くありません。なにしろ防戦一方。状況は悪くなるばかり。バットマンに頼れる味方が少ない。前作のような『チーム感』に欠ける。キャットウーマンには騙されるし。ベインにぼこぼこにされるし。アルフレッドは出て行くし。破産するし。この作品を見ると、前作までのバットマンをとりまく環境の暖かさがいかに大切だったかがよくわかります。 それに、この内容で160分というのはあまりにも長い。 前作では、そのエンターテイメント性の高さから、長さを全く感じませんでした。それは、面白かったのと同時に、映画を完成させるのに必要な尺の長さだったからだと思うのです。 今作の脚本で、本当にこの尺の長さは必要だったのでしょうか。 描きたいものを詰め込むだけなら、誰でもできると思うんですよね。無駄をけずり、必要なものを残し、限られた時間の中で見せようと試行錯誤された映画が好きですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-09-30 14:54:16) (良:3票) |
8.ノーランのバットマンは気楽に見れないから苦手。 とにかく長いので疲れるし・・・。 凄い迫力あるアクションも見所ではあるのだが、そこにカタルシスはなく、ただ「おおー!」って言いながら茫然と見ている感じ。 ラストは完結編に相応しい見事な終わり方だった。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-09-07 21:05:33) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 つまらなくはないが、この内容で三時間弱はさすがに長い。
意外なラスボスという、どんでん返しにはびっくりしたが、 どうしても二作目の期待値で観てしまったので、全体的な物足りなさは否めない。
シリーズ通してのバットマンの目標であったと思われる「ゴッサムシティの真の救済」が叶ったのかどうか、 その点はモヤっとするが、比較的ハッピーエンドで終わったことは、まあ良かったと思う。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-24 10:29:27) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 とにかく展開が早いこと早いこと。前作を思い出しつつ、振り落とされないようついて行くのに必死でした。そんな見方が楽しいのかどうかは微妙。まあ主役級がゴロゴロ出てくる豪華キャストなので、損した気分にはなりませんが。 バットマンをスーパーマンではなく、徹底して生身の人間として描いていることに好感が持てます。しかしもっと面白かったのは、終盤の展開。バットマンの復活劇はさておき、暴徒化した民衆を警察部隊が鎮圧するという図式は、今まさに香港がそうであるように現実ではよくありますが、フィクションのストーリーとしては珍しい気がします。この後の「ゴッサムシティ」は、平和が訪れるというより、軍や警察に強権的に支配される社会になるんじゃないかと、他人事ながら心配になります。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-08-14 01:58:08) (良:1票) |
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5.《ネタバレ》 スリリングではあったけど、出来の良かった前作よりパワーダウン。 盛り上げることを優先して辻褄の合わなくなっているところや説得力を欠くところが散見される。 ベインに完膚なきまでに叩きのめされたのに、これといったプラス要素もなく次にはやっつけていたのも都合のいい展開。 セリーナがなぜ過去をそこまで消したがるのかピンと来ないし、人物のキャラ設定や状況設定がいまひとつ明確に伝わってこない。 なので、その行動に必然性があまり感じられないところがある。 奈落から這い上がった子供がベインではなく女だったというのは上手く騙されたが、ミランダの犯行動機が陳腐で薄い。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-06-16 23:41:35) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 そこそこ面白かったけど何か惜しい気がします。バットマンが初めて登場するシーンが一番胸がワクワクしましたが、それ以降はかなり重苦しいです。シリアスなストーリーで他のヒーローものと一線を画しているのでしょうけど、もう少し痛快な話にしても良かったのではと思ってしまいます。それと悪役の目的も判りにくかったように思います。シリーズはこれで完結編だそうですが、物語の続きを予感させるラストは良かったです。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-06-08 19:57:53) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 今回の敵は北斗の拳(笑) やたら長いし、どうしても良く出来ていた前作と比べてしまう。 スタートからバットマンの復活までが長い。 北斗の拳にボコボコにやられてから地下に落とされて這い上がるまでが長い。 最初あれだけボコボコにやられたのに次に会った時には逆にこっちがボコボコにできる、ってのもようわからんなぁ...。落とされて這い上がる過程にそんなに強くなる要素は無かったじゃない。そもそもあそこから脱出するのが全く困難には見えなかったのが最大のミス。 前作のジョーカーがあまりにもすごすぎてどうしても比べてしまう。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-18 02:33:10) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 マニアにしか分からない色々な趣向が凝らされているようだが、私はマニアではないのでよく分からなかった。バイクみたいなののかっこよさはすごかったし、金をかけた映像は全般的に素晴らしかった。逆に脚本では、ベインのショボさばかりが目に付いた。だせえ。観た友人が「すごい尊敬できる先輩が実はマザコンだった、みたいな感じ」と言ってて言い得て妙だと感じた。あの「虎の穴」もよく分からん場所だし。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-05 23:46:49) (笑:1票) |
1.どうしても面白いと思えない。なぜかは分からないけど、アン・ハサウェイの魅力だけではこの映画は持たないのではないだろうか。まとめに入ろうとする平凡さを感じてしまった。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-05 12:23:32) (良:1票) |