6.ドキュメンタリーっぽい表現で、淡々としているので、退屈な映画と評価されるのは理解できますが、僕は、逆に、この演出にリアリティーを感じて、怖くてはまってしまいました。昔、東北で電車が吹雪のために止まり、バス輸送になって、しかも数が恐ろしく少なく、寒い中、大勢の人がそこにいて、みんな一応並んでたんだけど、一つの家族が順番ぬかしをしてバスに乗り込むと、みんなわれ先に乗り出して、なんてゆーかちょっとした暴動チックな体験をしたことがあります。僕はこの映画の暴動シーンが、あれに重なって非常に怖かった。あの現実も、この映画みたいに、静かで淡々としていて、普通の映画みたいに派手な演出があるわけじゃない、そんな中の突然のわれもわれもの感じでした。淡々として、なんか暴動になってるとゆーか、僕はこの映画にそんなリアルさを感じてしまったのです。さらにマット・デイモンの向かいの家で、これまた静かに銃の音と数人の強盗の侵入、まさに銃社会のアメリカならではこのエピソードも怖かった。ネットを利用したり振り回される人々もありえそーだ。そして、陰謀論なんかも一部で巻き起こって、こんなんだよね、今の社会ってって思えた。ドキドキ的な怖さはないけど、ジワジワくるゾゾゾ感は、結構なものでした。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-16 22:28:46) (良:2票) |
5.ウイルスをテーマに、シリアス調に仕上げています。ただこの監督の悪い癖なのか、ドキュメントちっくな作風になっているため、個々の人間ドラマが淡々としすぎていて、緊迫感もなく何となく過ぎていきます。なので、一般大衆向け娯楽作品としての太鼓判は押せないですね。好みがはっきりと分かれます。自分はこの手の作風は嫌いではないですが、刺激という名のスパイスが少々足りなく感じました。あと、お金に免疫がない、これは名言ですね。 |
4.医化学対ウイルス、文明対ウイルス、人の心対ウイルス。豪華俳優陣でありながら抑えた演出で色々な恐ろしさに現実味を感じました。我が身並びに我が一族可愛さに猿に先祖返りする暴徒どもを目にし、活躍は出来ずともせめて猿にはならず人間の誇りを放り出さない自身でありたいと思いました。ずっと喉にひっかかっていた魚の小骨が取れたかのようなラストが秀逸です。 |
3.題材、監督名、そして前評判を知りながら吹替で"ながら"鑑賞。うん、やはり予想通り。つまらなくは無かったが面白くもない。まぁ題材的に面白いという形容は無いだろうけど、映画としての盛り上がりはない。豪華キャストを実に勿体無い使い方してるが、逆にそれがこの作品における唯一の先読み不能な点だったかな。ウイルスが蔓延したら日本人は恐怖におののいて家から出ないだろう。その辺がこの作品を観て国の文化の違いを感じた点。外国人が冬の日本に来るとマスク人口が多過ぎて驚くって言うもんね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-04-21 00:22:47) (良:1票) |
2.映画的な面白味は全くないです。特別最後にネタばらしを持ってこなくとも1日目から辿ればいいんじゃないですかね。淡々と進み、ワクチンが出来上がりと特にこの作品を観てどうこうと思うところはありませんでした。私はこの監督の作品は常に評価が低いのですが、これを映画にしてどうしたいのでしょうか?何を訴えたかったのでしょうか?それぞれの登場人物描写も浅いと思う。最後に大ドンデン返しがあるかと思いきや、何もなかったし。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-01-13 22:29:03) (良:1票) |
《改行表示》 1. 無機質な撮り方だからこそ、リアリティーがあって怖い。 中々にハラハラできる内容で、面白かった。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-28 22:40:20) (良:1票) |