《改行表示》 5.《ネタバレ》 息子は?なぜ1人ヨットハーバーに?あの突然現れた積乱雲は?無人の定期船の正体は?なぜジェスはここに来たことがあるの? とにかく1から10までミステリーに埋め尽くされた作品。 タイムループ系でもあるし、不思議系でもある。 1つの時間軸に自分という存在が2人いるというのはよくあります。ですが3人というのはあまり見たことないですね。だから『3つのアングル』で『トライ・アングル』なのでしょうか。かなり考えられている脚本とタイトルなのかもしれません。 ごちゃごちゃした構成なのに、ごちゃごちゃしているように感じさせないのに、作り手のセンスを感じます。 とは言え、映画としてはミステリーに重きを置きすぎて、それ以外の要素にあまり良いところが無い気もします。 まずこれだけ個性的な面子を揃えながら、ジェス以外はただのやられ役で終わってしまっていること。 ホラー的演出をしながら、ホラー的な面白さは足りないこと。 どうもアイデア先行の作品という気がしないでもないです。 映画としての面白さ、完成度、満足度でいうと、どれもちょっと物足りないですね。 それから映画とは全然関係ないのですが、DVDのタイトルに勝手なサブタイトルがついています。『殺人ループ地獄』。クソださいうえに、壮大なネタバレ。このサブタイトルをつけた人の良識とセンスを疑います。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-08-03 05:46:49) (良:1票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 ふんふん。 最後まで見て全てを理解、そういうことか。 BAD ENDの上質さはあるが、気持ちの良いものでは無い。わかっていても行動を繰り返す無限の殺人ループ…観てるこちらもブルーループしそう。 |
3.《ネタバレ》 ○一発アイデアものとして一見の価値ありだが、それだけかな。最後まで突き詰めると、行き詰まるので深く考えなくても良いのかな。○この手の映画として、主人公の露出度が心得られているのは良いが、もう少し内面で魅力的な人物設定にしてほしかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-15 13:19:37) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 世にも奇妙な物語風バッドエンドの無限地獄ループ。緻密に構成されたストーリーで、いろんな場面で意味がこめられている。 ただ、船上で皆殺すと元に戻るという論理がピンと来ない。それと、登場人物にあまり魅力的を感じられないのが残念。 事故現場に登場したタクシー運転手がこの世のものでない存在。ジェスは息子に対する自分の行動を罰するために、自ら気が済むまで無限地獄に身を置いているのか。初めて事態に遭遇する自分、一度体験した自分、二度体験した自分・・・と何種類もの自分同士が絡んでいくので、タイムパラドックスにはまりこんで頭が混乱する。 この無限ループの始まりがどこかと考えていくと交通事故になるのだけれど、それはジェスが一番最初の自分を殺して息子を連れ出したからそうなったので、一番最初のジェフは息子を車で連れて逃げることもなかったはず。なのでこの交通事故は起こりえない。パラドックスに行き当たってしまい、わかったようなわからないような煙に巻かれた気分。パラドックスの論理パズルのよう。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-10-26 19:08:47) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 最後まで観て最初とつながっていくストーリーはよく考えられていてなるほどと感心しました。ただ、全然怖くないし、緊張感が足りない。ストーリーの謎が大体判ってからは惰性で観ているような気がしました。アイデアは良いと思うのに残念です。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-06-15 17:57:02) |