《改行表示》 4.《ネタバレ》 ハメ撮り写真・飛鳥時代さながら(言い過ぎか)の近親相姦まがい・ 軽快なジャズに乗せて展開するアート風連続殺人‥ 退廃的な雰囲気を思いっきり堪能できる、 金田一シリーズの集大成ともいえる出来です。 ラストシーンの悲哀に満ちた美しさは、この世のものと思えない。 【彬彬】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-16 14:21:24) |
3.数々の金田一モノの中で一番好きな作品です。このシリーズは犯人捜しよりも、時代背景からにじみ出る悲しみや、おどろおどろしい情景に魅力があると私は思います。少し暗い映像で、一人の女の悲しい運命を美しく表現していました。佐久間良子はもう言うことありませんが、桜田淳子も好演だったと思います。そして特筆すべきは草刈正雄。爽やかハンサム君の壁を壊しての演技が成功の基ですね。ホラーは苦手だけど、この手の感じの映画は好きなんです。最近の邦画には無い、底なしの妖しさ…。 【のはら】さん 9点(2004-02-29 19:13:50) (良:1票) |
2. やっぱり僕はこの市川監督の金田一シリーズが一番いいね。石坂浩二の金田一も歴代の中で一番好きです。本作は、写真の乾板をめぐって、金田一耕介と等々力警部の優しさが良く描かれていて、たまりません。この際桜田淳子には、目をつむって、だって彼女なりに精一杯演じているのが分かるしね。母と娘の女としての悲しい運命を描いて、やはり2・3年に一度は、見てしまう作品の一つ。「悪魔の手毬唄」の次に好きな作品です。個人的には、車夫の三之助がたまらなく僕は好きですね。 |
1.もう、草刈正雄に拍手!!です。好奇心旺盛なカメラマンの役で、完全にこの人の独壇場でした。でかすぎる声もさることながら、観客を物語の世界に引きずり込んでくれます。この人のサブストーリが見たくなるくらい魅力的でした。桜田順子の「去年のトマトはぁ~..」なんてのんきに歌うイメージからは脱却していて、いい演技でしたね。(みょーな白塗りメイクは変でしたが)それにしても生首を風鈴にするなんざぁ、すごすぎる想像力!最初と終わりに出てくる棒読みのおじいさん(横溝正史?)には腰が砕けましたので1点マイナス。 【さかQ】さん 9点(2001-10-24 01:10:26) |