50.天才と変人は紙一重。 【刹那主義】さん 9点(2004-04-13 22:38:02) |
49.人間には必ずある、欲望や憎しみ、妬みの気持ちがこの映画、前面に描かれていた。最後になるまでサリエリは暗く、卑劣で嫌な人間のようだった。 しかし、精神病院での最後の彼は、自分の運命を受け入れ明るくなって いるように見えた。そして、モーツァルトが実際こんな人間だったと知れただけで、十分この映画を観る価値はあると思います。 【ボビー】さん 9点(2004-03-15 20:10:56) |
48.モーツァルトの音楽と、この映画内のモーツァルトのキャラクターがぴったりだと思いました。納得!!の1作です。 【ぴっぷ】さん 9点(2004-03-08 18:29:09) |
47.何回見ても面白いです。サリエリの嫉妬は分かる!あんなすごい曲を作ったモーツァルトがあんなだったらムカつきたくもなります。自分の信じていた才能があんな奴に脅かされるのですから、たまったもんじゃありませんよね。だから私はサリエリさんを悪人とは認めません!少なくとも、認めたくはありません(笑)。 【ウィマ】さん 9点(2004-03-08 16:18:03) |
46.モーツアルトという圧倒的な天才を前に苦しむ音楽家サリエリ、そしてその絶対的な才能をコントロールできないモーツアルト。「才能」に苦しむ二人の音楽家の運命を濃密に描いた傑作だった。完成度の高い映像世界と高揚感みなぎる音楽、そして二人の男の生き様に圧倒される。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-02-11 14:15:56) |
45.努力では天才に勝つことは出来ない、という当たり前といえば当たり前のことをここまでハッキリと明示した作品はそう無いのではないでしょうか(逆は掃いて捨てるほどありますが)そのへんを明確にするためにモーツァルトをあまりにも道化に描いているような気がしないでもないですが、映像、音楽、シナリオと全てが最高の出来だと思います。 ただ、サリエリ側にいる私を含めた大多数の人にとっては教訓もなにもないお話ではありますが・・・ 【るね】さん 9点(2004-01-19 02:03:52) |
44.脚本を書いたピーター・シェファーは「伝記ではない」と語っているが、多くの人にとってはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトという天才の生涯を知る最良の作品なのではないだろうか。そこにアントニオ・サリエリという音楽的才能に恵まれながらも、音楽史上最高の天才と同時代に生きなければいけなかった人間の苦しみをスパイスとして加え、映画としての楽しみも付加している。個人的には、映画の中の「凡庸」な人たちと同じようにモーツァルトの音楽は「音が多い」と思うのであまり好きではないが、分かる人には無駄のない完璧な作りだと分かるのだろう。「自分の仕事には1点の隙もない」なんて言ってみたいものである。 |
43.キャスティングが非常に腑に落ちるところが良い。悪妻コンスタンツェもやり過ぎず、現実感のある悪妻になっていたと思う。モーツァルトの曲が効果的に挿入され、史実をもとにした大作然としたきどりも無く、楽しめる作品に仕上がっていると思います。 【神谷玄次郎】さん 9点(2003-12-21 16:43:00) |
42.3回観た。巧妙なシナリオに感心した作品。サリエリに共感するなんてまだまだ早い自分。 【ロウル】さん 9点(2003-12-15 19:13:54) |
41.あ、この映画、重厚にして長尺なのにも関わらず、親しめてしまう理由が判りました。目の前に天才が現れて、その才能に打ちのめされつつ、やがてその大嫌いだった人格に魅了されてゆく、って、マンガによくあるパターン、意外にも慣れ親しんだ設定・・・って、すいません、こんな名作をそんな言葉でしか語れなくてごめんなさい。申し訳ないです。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-11-26 10:37:05) (良:2票) |
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40.160分という時間を少しも飽きずに見ることが出来ました。ちょっと間違えれば、音楽との相乗効果で眠くなるのは間違いないのに、画面に引きつけるパワーを感じました。世の中に天才はいるんだなー、としみじみ感じ、天才には天才なりの苦労があるんだと知らされました。モーッアルト好きになった! 【もちもちば】さん 9点(2003-11-20 18:13:04) |
39.素晴らしい。天才と秀才の格差を悲しいまでに美しく描いた一本。天才とって秀才などその他大勢の一人に過ぎないが、秀才にとって天才は大いなる嫉妬の対象と成り得る。もし本作がモーツァルトの主眼で描かれていたらサリエリなど路傍の石に過ぎず、恐ろしく平坦な物語になっていただろう。だが果たしてサリエリはモーツァルトを憎んでいたのだろうか、それとも愛していたのだろうか? |
38.これぞ映画、という作品。インパクトの強い導入に始まり、印象強く描かれるモーツァルトの人間像、サリエリの心理描写がまた良く表れていて、何度観ても楽しめる作品。特別にクラシックやモーツァルトに関しての予備知識がなくても楽しめる点も高く評価できる。傑作。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-10-30 12:05:02) |
37.素晴らしい。脚本、撮影、美術、音楽、俳優、すべてが下品にならず、上品すぎず一級のエンターテインメントになっている。唯一ケチをつけるとしたらモーツァルトのキャラクター描写が少し表面的なところか。しかしこの映画の輝ける主人公はエイブラハム(『スカーフェイス』でヘリから吊された人とは思えない)演じるサリエリなのだから、これでもいいのだろう。だったら題名を『サリエリ』にしろ?ごもっとも。しかしこれも天才と凡才の悲しき違い。それじゃあヒットしなかったでしょう。後世の映画の観客動員にも影響を与えるのも天才のなせる技なのだろう。サリエリがこの状況を見たら嘆くだろうか、それとも苦笑するだろうか? 【トマシーノ】さん 9点(2003-10-28 13:36:01) |
36.サリエリいいです。嫉妬や妬みが前面に出る配役なのに、あまりそれだけに捉われていなかったのは見事。サリエルが「キリストの像」を焼いたシーンは凄かった。モーツァルトの固定観念も今までと大きく違い、随分と反発も多かった映画と思われるが、それを補って余りある内容になっていた。実にいい映画を見た思いがします。セットや衣装、歴史考察の徹底的な追及をそこかしこに感じられ、大変満足しました。ただ、10点満点をつけるには私的にはうまく説明できないが「何かが」が足りなくて、惜しいと思いながらも9点とさせて頂きました。 【はむじん】さん 9点(2003-10-15 21:02:24) |
35.音楽の都ウィーンを舞台にオーストリア人たちが英語でしゃべる映画。そんなことはどうでもいい。豪華なセット、華麗なる衣装、圧倒的な音楽、非の打ちどころのないシナリオ、完成された演技、こまやかな演出…。直球勝負の正拳突きで、柱どころか建物まで打ち砕いてしまいました、みたいな作品。18世紀の欧州を描いたものとしては「バリー・リンドン」という傑作もあるが、あちらがいわば絵画のような静謐を保っているのに対し、こちらはあくまで映画として脈動し、観客を突き動かそうとする。画面をぼんやりと眺めているだけでも、この映画を作るために注がれた労力のほどが感じられる。「アマデウス」のような作品を、またこの目で見られるのはいつだろうかと考えると、ただ嘆息するしかない。 【ウーフー】さん 9点(2003-10-14 12:36:53) (良:1票) |
34.まさか”モーツァルト”をこれほどのエンターテイメントにできるとは。重厚な雰囲気もそこなわずサクッと見れる映画です。 【ウメキチ】さん 9点(2003-10-10 21:44:44) |
33.私も高校の音楽の時間に鑑賞した経験あり。中世ヨーロッパの陰惨な雰囲気がたまらない。 【為替差損】さん 9点(2003-09-29 18:44:29) |
32.モーツァルトの音楽が本当に素晴らしい。『音が多すぎる』、それがいい。 |
31.狂おしい天才の苦悩とその天才に狂う男の苦悩を濃厚に描き出す名作。「天才」という運命に振り回される2人の男の切なすぎる人生を見ると、安易に天才というものに憧れるべきではないということを痛感する。演出、演技、音楽、映像と全体的に非常に完成度が高い傑作だった。 【スマイル・ペコ】さん 9点(2003-06-07 02:02:33) |