42.主演の2人の対比があまりにも強烈で、それだけでこの作品は成功しています。音楽の才能以外はすべてが駄目人間のモーツァルトが神に選ばれるという理不尽さ、そしてそれに対する葛藤と嫉妬に苛まれる健全な一般人のサリエリという主題が、冒頭から終幕までの全体から表現されています。また、2人の影に隠れがちですが、出番のたびにそれを上から押さえつけるがごとき皇帝としての威圧感を発しているジェフリー・ジョーンズも、結構大事な仕事をしていると思います。それにしても、モーツァルトの、日常生活でのアホ丸出しぶりと、オペラ指揮のときの神々しさのギャップは強烈でした。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-03-20 23:06:53) (良:1票) |
41.舞台だと日本人が日本語であちらの芝居をやってても気にならないのに、映画だと同じ西洋人がやってるのにヨーロッパ言語であるべきところが英語だと気になってしまうことがある(気にならないときもあるんだ)。フィルムの記録性に対する信頼がどこかに残ってるのかなあ。本作のモーツァルトやコンスタンツェのしぐさや口跡なんか、意図してアメリカ風にしてたんじゃないか(『ヘアー』のヒッピー?)。現代アメリカとの対比みたいな狙い。亡命者の視線がどうしても出てしまい、それが作品をややしぼめていた気がする。「神の悪意」というテーマだけで面白いんだから。サリエリを少年時代から回顧したのは良く、モーツァルトの楽譜を見たときのショックが生きた。面白かったところ。医師がアイネクライネをサリエリの作曲かと思ってホッとして口ずさむとこ。空中ブランコや馬が壁破って出てくる「ドン・ジョバンニ」の舞台。俗と聖の関係を一番単純にやってたのは、義母ががみがみ怒鳴ってるのが「魔笛」の夜の女王のアリアになっていくところ。精神病院好きの監督だ。今回は神による拘禁からの自由ということか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-10 09:57:46) |
40.えーと…現代日本のテレビ出演者に当てはめると…モーツァルトがブラックマヨネーズで…サリエリは…島田◯助あたり、ということで合ってますか? 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-08 19:18:08) |
39.音楽の授業で見ました。音楽のシーンは素晴らしくてすごく見入ってしまいました。 【*まみこ*】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-05 00:30:05) |
38.苦手な伝記モノだが、それでも充分楽しめた。アマデウスの奇天烈さと天才さを見事に描き出した演出が素晴らしい。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:43:57) |
37.なんとも重厚な人間ドラマを見せてもらった。しょうがないけど、後味は若干悪い。 【リーム555】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-18 20:47:10) |
36.おもしろかったけど、それだけです。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-12 03:36:42) |
35.偉人アーティストものの映画ではこれが一番素晴らしかった。音楽に興味が無い人でも充分楽しめるとても完成度の高い映画だと思う。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-26 21:35:14) |
34. 史実に忠実ではないんだろうけど、だからこその面白さがあった。 不世出の天才は、寿命が長いとか短いとか関係なく永遠の魂を得ているのでしょうなぁ~ 【翼ネコ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-01-20 19:06:38) |
33.とても綺麗な作品でした。天才とか凡人とか意識しないで、自分の器で生きることが肝心なんでしょうね。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-10 19:49:57) |
|
32.モーツァルトの天才ぶりがよくわかる。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-04 22:55:46) |
31.モーツァルトに嫉妬した男を題材とした映画。三時間弱の長さを感じさせない、ゴージャスな舞台オペラの映像と音楽は素晴らしい。 ストーリーはシンプルでわかりやすいんですが、その分物足りなさを感じました。オペラ部を少し削って、もうちょっと突っ込んで欲しかった。モーツァルトのキャラクターは興味深いし、見所の多い名作。見た目(パッケージとか)ほどとっつきにくくないすね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 13:34:28) |
30.モーツァルトの音楽とオペラを堪能できるが、少し長い。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-13 23:16:04) |
29.良くできた作品だと思いました。特に音楽好きの人は必見だと思います。実際のモーツワァルトもあんな感じの「子供」だったのかなぁと思わせますね。ただサリエリがモーツワァルトを死に追いやったとしても、包丁で刺したわけではないので、これが事実なのかは疑わしいような気がしました。当時の欧州と日本を比べるとかなり違いますね。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-28 12:49:16) |
28.私はサリエリの足元にも及ばないので、ある意味感情移入できませんでした。でも、良作には間違いないと思いました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-17 21:05:40) |
27.モーツアルトの笑いにつられて笑っちゃう。 |
26.嫌いじゃないけど、そんなに好きじゃない。 |
25.モーツァルトに嫉妬していく場面が非常にうまく描けてた。自分もいま他人に嫉妬している状況なのでよりおもしろかった。なんと言ってもあのモーツァルトの笑い声が心に残ります。 【すごろく】さん 7点(2004-11-07 13:44:04) |
24.コンスタンツェがもっと魅力的な配役だったら、どんな映画になってただろう。王様が上手です。 【みんな嫌い】さん 7点(2004-10-24 17:51:33) |
23.「自ら天才だとは自覚していない天才、である神=モーツァルト」「自ら天才ではないことを自覚している天才、である人間=サリエリ」、この図式が全編を支配しており、この両者の溝をきわやかに描くために、モーツァルトの甲高い笑い声やサリエリの神経質そうなしかめっ面が画面にのせられます。ながれるモーツァルトの天衣無縫な楽曲がその溝をさらに深め、サリエリのアンビバレントな感覚を浮かび上がられていきます。カメラは、壮美な美術、衣装、舞台セットの質感を損ねないように、でしゃばらないことに気をつかっているような印象を受けました。モーツァルトとサリエリの二人がデフォルメされ、少し分かりやすすぎるきらいを感じるのがどうもなー、といったところであります。 【彦馬】さん 7点(2004-09-17 11:28:11) (良:1票) |