1.まず10代の思春期に見る映画。そして、大人になって、すれっからしになった時にもう一度向き合う映画。少年時代に、この映画で涙した自分を、いとおしく思うか、こんなもんで感動してたのかと、心底せせら笑うか、自分が試される映画。そういう意味で決しておセンチなだけの映画ではない。そして、これは男の子のための映画だな・・・・。ところで、富田靖子扮する少女が遊郭の娘であることを暗示する場面があるんだけど、わかるかな? また黒澤明監督の「姿三四郎」へオマージュを捧げた場面もある。「姿三四郎」を見た方は、目を皿にして探してみてくださいませ。 【ひろみつ】さん 9点(2004-04-05 23:57:53) (良:1票) |