6.こういった、良く言えば「王道」悪く言えば「ご都合主義」をあえてやっている映画、大好きです。映画ってこういうもんだろ!?一緒に楽しもうぜ!カモン!イエイ!無邪気に観れるって素晴らしいじゃないですか。非現実に細かい所求めず、頭からっぽにして楽しみましょうよ。映画は娯楽だ!と私は再確認しましたね。個人的に、昔は敵対していた日本とアメリカがいつのまにか友情を深め、真珠湾で共通の敵をぶちのめす設定だけでも十分楽しめましたね笑 【honeydew】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-03 03:34:38) |
5.《ネタバレ》 主人公がアホで周りの信頼がゼロ、というのがいいですね。 ニートの上に貯金が65ドルしかなく、ドジで、その上悪びれる様子もない(でも彼女からはなぜかモテモテ)。 何の共感も持てないほどのすさまじいボンクラ具合なのですが、そんな彼が成長していく姿はなんともほほえましいのです。 冒頭20分はそんな能無し主人公の描写ばかりが続くので、なんの映画を見に来たのかわからなくなりますが、これはこれで面白いのでよし。 戦闘のバリエーションの多さも魅力の一つです。 艦隊の人間描写だけでなく、外界の人間たちの奮闘を描いているのがとてもいい。 画や展開が一本調子でないので、飽きにくいつくりになっています。 しかし宇宙人が無害なものを襲わないのはなんでだろう? バイザー(?)で緑色に光るものは「無害」と判断しスルーする宇宙人たち。 銃器そのものや、それを持った人間は赤く光り、攻撃の対象になります。 火の玉みたいなのがローリングしているときも、野球をしていた少年は襲わない不思議。 研究者・キャルがカバンを持っている時でも襲わない不思議。 そもそも見分ける必要があるかも疑問なんですが、ひょっとしたらエイリアンたちは「不殺」をモットーにした良識ある連中だったかもしれないですね。 でもそれにしては序盤では砲撃して人を殺しまくっているわけだし、中盤で明らかに無抵抗の車に乗った人襲っていたし、香港の街や高速道路を派手にぶっ壊しているよね。お前らの目的は何だよ。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-01 22:36:43) |
4.《ネタバレ》 この類の映画に本気で名作を期待する人は居ないでしょうし、この位のシナリオで良かったのだと思います。突然に空から飛来する宇宙からの侵略者、各国の軍人が協力して宇宙人と戦う、圧倒的な物量の火器で攻めてくる宇宙人、意外な宇宙人の弱点、何故か分からんが宇宙人は二度と地球を侵略しに来ない、等々正にテンプレ通りの展開。だからこそ面白い。普段はぶっ飛んだ作品が多いピーター・バーグがこんなに王道の映画を撮るとは驚きです。何より兄貴が死ぬシーンの扱いが実にスマート。私にとってパニック物の映画で一番イライラするのが、周りでは物凄くドンパチしてるのに主人公とその肉親・友人の愁嘆場なのですが、本作では主人公の兄が木端微塵になって死んでしまう場面でそういった女々しいシーンが一切無かったのが好印象でした。実際、嘆き悲しんでる暇なんてその場では無いと思いますしね。最後に兄の代わりに主人公が勲章を受け取るだけでドラマは成立するんですよね。ただミズーリ号から無言で現れるおじい様方には思わずズッコケました。いくらなんでもご都合主義過ぎるだろ!お前ら今までミズーリ号で一体何してたんだ!? お茶でも啜りながら観戦してたのか? 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-28 20:49:53) |
3.《ネタバレ》 見始めてすぐこの映画のノリには既視感があるなと感じていたら、やはり。先の「世界侵略:ロサンゼルス決戦」がアメリカ海兵隊バンザイ映画だったとするならば、これは図らずもアメリカ海軍バンザイな映画だった。米軍の敵役の設定としては、いくらやっつけても誰も嫌悪感を抱かない「エイリアン」をもってくるのが今のハリウッド流なのだろうか。そもそも題名が「戦艦」なだけあって、この映画の主役は実は「戦艦ミズーリ号」であり、古き良き時代の海軍戦を現代に蘇らせたかったということだろう。それだけに、レーダーに頼らない戦略戦や、戦艦同士?の至近距離からの撃ち合い等には迫力があった。テイラー・キッチュの海兵姿は往年のトップガンでのトム・クルーズを彷彿とさせるくらい格好良かったし、浅野忠信は意外に英語のセリフが多かったが、あまり感情を表に出さないステレオタイプの日本人艦長を好演している。日本人としては本作における日本の取り上げ方は決して嫌な感じはしないだろう。いろいろ書いたが、それらをふまえて割り切って劇場で迫力を楽しみながら鑑賞した方が良い作品だ。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-22 19:53:35) (良:2票) |
2.《ネタバレ》 意外と宇宙人が「専守防衛」でしたよね?。それって、どうなの?。 ハッキリ「無慈悲な侵略者」として描かないと都合が悪いのでは?。 ああ見えて「これからは、一緒に暮らして行こう。ウチにもおいでよ」な連中だったら、 どうするんだ?。警笛ならした後、大音量返されちゃったからパニくってたけど、 あの時点では、誰かが殺傷されたわけじゃなかったよね?。 そりゃ、コンニチワも無く「アンテナ借りまっせ」な人たちだったけど…。 地上基地の並んだ軍用ヘリを串刺し的に破壊するけど、民間人を故意に撃たない。 一応「そっち(地球側)が撃って来ないなら撃たないよ」という姿勢だった様な。 やっぱり地球外生物とのファースト・コンタクトを、軍人に任せちゃダメだな。 「うわー、得体が知れない!撃っちまえ!」になりがち。 いや、ちゃんと「悪者」だったと思うけどサ。 それならそれで、バリア内の駆逐艦に向けて「イキナリ撃って来る敵」って事で 良かったのでは?。なんで専守防衛っぽく描いたんだろう。 しかし、真珠湾周辺で日米が力を合わせて戦う…、もはや戦後じゃないね。 ラスト、あっけない様な。「XメンFジェネ」のキューバ危機のアレみたいに、 バリヤ外に居た他艦隊が皆来て「一斉砲撃!」でミサイル飛びまくりな「締め」だと思ってた。 提督だって撃ちたかっただろうに…。 【じょるる】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-20 22:31:21) |
1.《ネタバレ》 海戦映像を楽しむだけの映画と割り切れば、人型エイリアンのうそ臭さや、海戦そのもののゲーム臭さ、筋書きのいい加減さなどは気になりませんでした。CGの凄さにはあっけに取られ、その進歩のお陰で、こんな映画も楽しめるのだなと、感慨深かったです。▼一番感動したのは、あの両側義足の俳優さんでした。目や全身から醸し出される迫力と、凄まじい殺気を感じていました。其れもそのはず、元米軍陸軍大佐で、バグダットでの砲撃により両脚を本当に切断していたグレゴリー・D・ガドソンという俳優だとは思いも しませんでした。彼のファイティングスピリッに加点です。▼エンドロールが終わり、立ちかけたら、追加映像があったとは??これからご覧の方々は、決して明かりが点くまで席を立たないように。 【亜酒藍】さん [映画館(吹替)] 7点(2012-04-14 17:04:13) (良:1票) |