テイク・シェルターの投票された口コミです。

テイク・シェルター

[テイクシェルター]
Take Shelter
2011年上映時間:120分
平均点:5.65 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-03-24)
ドラマサスペンス
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監督ジェフ・ニコルズ〔監督〕
キャストマイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)カーティス
ジェシカ・チャステイン(女優)サマンサ
シェー・ウィガム(男優)デュワート
キャシー・ベイカー(女優)サラ
レイ・マッキノン(男優)カイル
リサ・ゲイ・ハミルトン(女優)ケンドラ
脚本ジェフ・ニコルズ〔監督〕
製作総指揮コリン・ストラウス
グレッグ・ストラウス
配給プレシディオ
あらすじ
カーティスは悪夢に悩まされていた。立ち込める黒い雲、オイルのような茶色い雨、そして稲光。誰も皆狂ったように襲ってくる異常な世界。母親と同じ精神疾患(統合失調症)を疑いながらも、夢では片付けられぬ“確かな感覚”をカーティスは感じていた。家族を守るために何をしたらいいか。彼は竜巻避けのシェルターの増設に着手し始める……。
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【口コミ・感想】

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5.《ネタバレ》 夫が繰り返し見る悪夢や幻覚から破滅の予兆を感じ取り、周りなど無関心にシェルター作りに奔走する。一方の妻と耳に障害を持つ娘は、精神を病んでしまった夫とどう接していくか・・・  ■この映画は、夫の幻覚がただ精神疾患なのかそれとも予知夢なのか、は実はほとんどどうでもいいのであろう。ここでの主題は、夫も妻もともに「家族のため」を思って最善と思う行動をとっており、しかしそれぞれの信じる世界の違いゆえに全然噛み合わない、という状況をどう乗り越えるか、というところ。  ■妻は本当に献身的で、夫に家計ギリギリのところの金を勝手に使われようと、好き勝手して会社をクビになろうと、必死に夫を支えてくれる。夫の方も家族のことは考えて入るのだが、それにしては家族に話さずにいすぎであろう。  ■しかしラスト、夫の方が正しいことを暗示させて終わる。あそこでいう「分かったわ」は「あなたの予知が正しい」ということではなく(なら嵐の段階で終わっている)、「あなたがどういうことを恐れ、そのために必死で行動していたかが分かった」ということであろう。
θさん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-14 00:34:56)(良:3票)
4.《ネタバレ》 家に帰ってくると、夫が竜巻用のシェルターにとでかいコンテナをローンを組んで購入し、庭にせっせと穴を掘り、埋め込んでいた。その光景を見た奥さんは、「正気じゃないわ!」と怒り心頭。OPから非常にスローテンポな展開がラストシーンまで続きます。ぼくは非常に眠気に襲われ、イライラもしましたが、時折り見せる不穏で不気味な演出が凄い効いているのに気付きます。カーティスが悩まされる「悪夢」は、果たして精神異常の妄想なのか、それとも予知夢なのか?観客は常にラストに向けて自分なりに思考します。明らかに精神に異常をきたしている様子を表現するマイケル・シャノンに対し、そんな夫を案じ、現実的に受け止め、目を覚まさせようとする妻、ジェシカ・チャステイン、2人の演技が迫真。一度「答え」を見せる終盤の展開が、ラストシーンへの「真の答え」にどんでん返しを生む演出でやはり観客の思考もまたひっくり返される。ひたすらに家族の為に出来る事をする、夫、父としてのその姿、行動は当然の如きなのに、周囲、妻にはどう映るのか?お互いに「愛している」からこそ、結局この映画の様になるのだろうか?だからこの2人の互いを愛する気持ちの結果には納得せざるを得ない。と同時に、愛する人をどこまで信じられるか、この映画のラストシーンが観客に問い掛けているんでしょう。もし家族が、妻が、夫がそうなった時、あなたなら信じられますか? 信じてあげますか?
mikiさん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-01 23:05:34)(良:2票)
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3.《ネタバレ》 SF作品だという先入観で観てしまったので、冒頭の嵐のシーンから後は兎に角歯痒い時間ばかりが過ぎて行きました。  とは言え流石に中盤に至るまでには気付いた訳で、「これ、もしかしたら夢オチとか妄想オチとか?」とばかりに心理系サスペンスなのかなと思い始め、統合失調症のいう具体的な病名と母の入所理由がその病気ということまで明かされてしまっては最早SF感は遠い過去。家族の愛も大いに描かれていることもあり、心理サスペンス風味のヒューマンストーリーなのだろうと自分なりに結論めいたものに辿り着いた感じです。  嵐が来てシェルターに家族で避難した時には、「あれ?やっぱりSF系とかオカルト系?」と揺らぎましたが、扉を開けてしまえば外界に拡がるのは平和な日常。痛い思いはしたしこれから大変だけれど、家族愛が深まって結果ハッピーエンドなのかなと着地点が見えた気がしたのも束の間、大ラスでは結局件の嵐がやって来て若干混乱しました。  物語の大筋の部分は決して目新しいものではありません。主人公が不安や特異な思考などによって常人には理解し難い行動に走り、次第次第に孤立していき結局は…みたいな物語は今までにも小説や映画などでいろいろと観て来たような気がします。ただし本作では、こんな思いにさせらながらも、こんな目に遭わされながらも、決して夫婦は、親子は分裂解体しません。寧ろより強く結び付いていく。そういう意味では純然たるヒューマンドラマなのでしょう。  ただひとつ、と言うかそこが最も重要な所なのですが、ラストの嵐ですね。個人的には、あの嵐は主人公の目にも妻の目にも娘の目にも見えている「本物の」嵐だと思っています。主人公は確かに精神的に病んでしまいましたが、「病んでいるから見えた」のではなく「見えてしまったから病んだ」のだと思います。平和で幸せな暮らしをしていた人間に、ある日突然遺伝的な精神疾患が発症するというのも今ひとつ現実味がありません。  作品を通じて主人公の視点のみで語られている部分はないと思います。「悪夢」のシーン以外は。ですから、家族全員が嵐を目撃したのでしょう。きっかけは主人公の予知能力の目覚めだったのかも知れません。受け入れきれない自らの能力への不安もあいまって、愛犬に咬まれたり、他人に危害を加えられたりといった「悪夢」を見たのかも知れません。  纏まりのない感想を書いてしまいましたが、心理系ヒューマンドラマをSF風味で包んだ作品と受け止めることが個人的には一番楽しめそうです。  ただ、ちょっと丁寧過ぎると言うか、ひとことで言えば長いですね。そこがマイナスポイントでした。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-27 13:51:18)(良:1票)
2.《ネタバレ》 不慮の事故でオチを知ってしまったのが残念だけどそこそこ面白かった。が、主人公がとてもじゃないが35に見えなかったので、オチよりもそっちに驚いた。あと鳥から身を避けるシーン、主人公が後ろ向いたら子供の顔にモロに当たるじゃねーかって思ってしまった。
悲喜こもごもさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-13 00:48:54)(笑:1票)
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1.《ネタバレ》 《ネタバレしてます ご注意を。》  結末からすると、あれが予知夢だったのか、単に的中してしまっただけなのか判らずままですが、結果からすると、家族にとって最悪この上ないラストを迎えてしまった事が悲しく思います。例え、マイシェルター利用で家族三人無事助かろうとも、きっと家族の未来は相当厳しい事となるのでしょうね。マイホームの立て替え資金・生活資金・食費・娘の手術費用等等と。既に捻出不可能でしょう(あの家庭では)  話はフィクションであり、実話を元にという事でなかったことが幸いなんであれですが、実際にはアメリカ郊外において こんな窮地に陥り、挙げ句、生活苦に追われた家庭もたくさんあるのだろう事は事実ですよね とても悲しい話です 単なるパニック映画としては見れません。 ただし、病にどっぷり嵌った夫を見捨てない妻、家族愛を見させてもらった瞬間、そこがせめてもの救いです。 
3737さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-12 20:23:31)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 5.65点
000.00%
100.00%
2211.76%
300.00%
4211.76%
515.88%
6529.41%
7741.18%
800.00%
900.00%
1000.00%

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