5.《ネタバレ》 ちょっと地味だけど、親子で楽しく観るのには最適なアニメ。優香等の声優にも違和感なし。 素材もストーリーも映像も、クオリティは高いがベタであるがゆえ、この映画でしか観られないものという売りには欠ける。 子供向け寄りなので、ギャグやリアクションが若干寒く感じるところもあったりはするが、三妖怪がキャラ立ちしていて、可愛いらしいので愛着が持てる。 しかし、田舎、妖怪、病弱な母、嵐・・・あれ? これってトトロじゃね? まあ、僕らの世代のトトロが、今の子供たちの「ももへの手紙」であったら、それはそれで良いことだなぁとは思う。 それを考えると、もうちょっと子供の心をくすぐるようなタイトルにすれば良かったのに。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-09 23:23:45) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 田舎へ引越し、そこでの夏に不思議な体験をし、お母さんを助けるために女の子が妖怪と力を合わせて・・・ あれ、トトロ? というような既視感はおいといて、良い映画です。コメディタッチで妖怪と女の子のひと夏の不思議な体験が描かれています。妖怪は気持ち悪いんですが、だんだんと可愛くなってきます。「こうなったらヤケクソでござるーー!!」 たまらん。痛快です。 【Keytus】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-09 23:08:19) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 『となりのトトロ』との類似は確かに見られるが、ただのパクリには終わっておらず、むしろ最近のジブリ作品に違和感を感じている人ほど素直に受け入れられるのではないだろうか?ヒロインのももは、子供らしい傲慢さとナイーブさが同居しており、留守がちの母親や近所の男の子の前では素直になれないが、自分だけに見える妖怪たちには居丈高に振る舞い、天真爛漫な表情を見せる。『人狼』の沖浦監督だけに、いわゆる萌えキャラは描かれないが、ももの可愛らしさにノックアウトされる観客は少なくないだろう。声優陣も素晴らしく、優香の母親役は意外にもハマっていた。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-02-28 22:13:44) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 アニメとしては作画、動きや表情の美しさは素晴らしかったですね。 ストーリーはみなさん仰るように『トトロ』に近いです。引っ越してきて、妖怪と遭遇して、母親のピンチに『召喚』、『猫バス』的なものまで出てくる始末です。 唯一違うところといったら、妖怪とコミュニケーションが取れる(喋れる)ところでしょうか。 まぁ、ここがこの作品のオリジナリティだと言われればそうなんですが。 わたしは子供の頃、トトロをそりゃあ何回も何回も観ましたよ。はたして今の子がこの作品を繰り返し観るのか?決して悪い作品ではないのですが、期待を込めてこんなレビューにしておきます。 【ろにまさ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-11-17 05:38:38) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 トトロと千尋ともののけを足したような作品かなと思って観に行きました。実際そのような感じですね。この作品はシネマレビューに来るような人にはウケが悪い作品だと思いました。逆にあまり映画を観ていない若い子達には大変ウケるような気がします。素直に展開を楽しめるなら笑いどころも泣き所もきっちり抑えている良作品だと思うのですが、粗を探すとそれなりに不満点が出てくる感じです。私としては少々冗長な部分が多かったかなといった印象です。各場面で1分ずつ削っても問題ないような…と。日本の歴史や風景を描写するアニメは大好きなので、点数は少々甘目になっております。 |