6.《ネタバレ》 実話をベースにした心温まるサクセスストーリー。好きなジャンル。マット・デイモンが凄く良くて、終始応援したくなる人物として描かれています。 動物園の再建。従業員との交流。家族との絆。そのどれもが丁寧に描かれています。ただ、そのどれもを同じ割合で描いてしまったため、主題がぶれている感じもします。もしエンターテイメント色を強くするのであれば、動物園再建をメインに、それ以外のドラマは添え物程度という選択肢もアリかもしれない。そのほうが目的がはっきりして、よりテンポよくストーリーを楽しめたかもしれません。家族のドラマや思い出にふけるシーンだって、さりげなくストーリーに入れ込んだほうが逆に感動するってこともあります。特に、ベンジャミンパパと息子ディランのパートは内容的にしつこい気がしないでもない。ディランのひねくれエピソードがけっこうあるので、同情よりもイライラする気持ちのほうが勝っちゃいます。で、ひっぱった割に、二人の和解は結構あっと言う間で、それも特別な事件がきっかけというわけでもなく、本音をぶつけあって終わり。いや、まあ実際そんなものかもしれませんが、それを映画でやられてもねぇ。 園のオープン日は感動的でした。一番好きなシーンです。倒木の向こう側にたくさんのお客さんが待ってくれているシーン。正直ここで終わってくれてもいいくらいです。 巷でとても評判のいいクライマックスの『奥さんとのなれそめエピソード』ですら、個人的には要らないとすら思っちゃいました。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-01-10 04:24:45) (良:2票) |
5.《ネタバレ》 マット・ディモンもスカーレット・ヨハンソンももちろん好演なんですが、 子役たち、それ以上に動物たち、特にライオンとベンガルタイガー・・。 あの眼ってセリフもないのに伝わるものが・・スゴイ! それに加えて脇の人達・・レジ打ちのおばさん、検査官、不動産屋も。 ドラマって脇が重要って改めて思わせてくれる映画でした。
【AKO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-07-02 23:37:04) (良:2票) |
4.↓映画では他のお父さんより毛量が多い事を誇ってたのにね。 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-17 03:51:36) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 期待感ゼロで観に行きました。この映画はハリウッドの子役の底知れぬ実力を、改めて見せつけられるものでした。リリー役のエル・ファニング、長男ディラン役のコリン・フォード、そして末娘のロージー役のマギー・エリザベス・ジョーンズと3人の子役が出ています。リリー役のエル・ファニングはもう、説明のいらない押しも押されぬ名子役です。コリン・フォードもTVシリーズでは有名な次世代を担う一人です。特にロージー役のマギー・エリザベス・ジョーンズ、この子の目で物言うほどの表情の素晴らしさはこの年でどのように身につけたのか、驚嘆に値します。けして、可愛い顔ではないんですがその全体の表情にはこの上ない愛くるしさがありますね。これだけでもう負けましたと言わざるを得ません。 物語は妻を亡くした父と母を亡くした息子、娘が新たな生活の形を求めて転居するがその家には閉園を迫られてる動物園が付いていて、その再開園を通じて親子の関係も再生していくと言うものです。ストレートで落ち着いてきたマット・デーモンや新しい面を見せるスカーレット・ヨハンソンなどの抑えた演技も光ります。 そのつどふりかかるトラブルを家族やスタッフの協力で乗り越へ、資金面もこれで終わりと思ったら、亡き妻の隠し財産がでてきて何とか乗り越えたり。思いもかけない解決で進んでいきます。ラストの天気が晴れたけどお客さんが来ないから迎えにでると木が道を塞ぎ来られないのを皆の手を取り迎え入れる時思わず涙がにじみました。ひしひしと寄せる幸せの波にあなたも浸ってみませんか! 子役達に各々2点づつ、そして、昔素晴らしい子役をしていたスカーレット・ヨハンソンに1点献上します。 【としべい】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-17 20:55:58) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 この手の映画はちんまい女の子を可愛く撮った時点で勝ちだと思います。「アイ・アム・サム」のダコタ・ファニング、「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン、そして今作ではマギー・エリザベス・ジョーンズの様にです。とにかくミー家の末っ娘が可愛いんだこれが。動物園の生き物に夢中になっていると思えば、大人顔負けのシニカルなギャグを飛ばしたりもする。そのコロコロと変わる表情の豊かさを観ているだけで「OKー!」という気になってしまったのです(念の為に言っておきますが断じてロリコンではありません)。それから主人公の兄のトーマス・ヘイデン・チャーチの役柄も「サイドウェイ」の時の役と殆ど違わない様なキャラで観ているだけで笑いがこみ上げてきました。相変わらず何でも女が基準なんだな、お前は。お話も小さな世界のちょっと幸せな話といった感じで気楽に楽しめますね。もうお腹も出てきてオッサンな主人公が自身の生活への不満を虎の一騒動と同期させて描くのも上手いと思いましたね。主人公が基本的に自身の心情を吐露しないこともあり、ここの魅せ方の上手さは秀でていたと思います。ちょっと残念だったのは音楽の盛り上げ方でしょうか。とにかく泣きを入れるシーンでは感動的なテーマ曲が鳴り響くのでちょっとそのしつこさに辟易してしまった感はありました。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-16 23:17:13) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 つらい過去と訣別すべく一心不乱に働く父の大きすぎる背中。反抗的な息子と無邪気な娘。温かい仲間たちと動物園再開に力を尽くす中で絆を取り戻していく家族再生のドラマです。静かに感動を誘う場面が随所に散りばめられた良作。素直に受け入れられました。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-09 00:18:52) (良:1票) |