4.《ネタバレ》 テレビドラマからの映画化作品にはガッカリさせられることが多いけれど、この作品はまあ合格点でしょう。楽しめました。ただ、あの核兵器の解除にはガッカリしました。あそこは、娘の懇願に心を動かされた博士がリセットする、というストーリーのほうが、後に明かされる住本が仕組んだ誘拐や、真木よう子演じる娘のDNA鑑定に対する疑問のセリフにつながって面白いし納得できるんじゃないでしょうか? 住本があれに気づかなかったら核爆発なんて、あまりに陳腐なオチすぎる。残念。あと、しゃべらなければ抜群な女優真木よう子・・にしては、今回は良い部類に入るのではないでしょうか。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-08-15 17:51:14) |
3.ドラマから段々尻すぼみになっていった印象。ドラマの序盤が一番良かった。リアリティはともかく、起こっている事のスケール大きさにしては扱いが雑かな。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-25 23:19:40) |
2.実際にこういうことが起こっているのではないか、というリアリティはあるものの、劇映画としては全体的に地味だよね。たぶんNHKのTVシリーズの方が面白かったのではないか?(『セカンド・バージン』や『ハゲタカ』の例もあるし)日本でこういう本格的なスパイ映画が作られるのは嬉しいが、最近、『アルゴ』『裏切りのサーカス』といった上質のスパイ映画を観たばかりなので、鑑賞眼が少々厳しくなっているのかもしれない。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-11-27 13:41:48) |
1.《ネタバレ》 ドラマの方は未見。スパイ映画というのは、ある意味ホラー映画に似ていて、緊迫感が非常に大きな要素になっていると思います。スパイ行動がいつ敵方にばれるか、スパイ達がいつ殺されてしまうのか、というのを息をのみながら見るものなので、筋そのものよりも、画面や音楽の演出が重要になってきたりします。そういう意味では可もなく不可もなしと言ったところで、要所の緊迫感は出ていたような気もします。韓国側の俳優が似た顔の人がいて区別がつかなくて話の流れが途中つかめない部分がありました。途中まではそれなりの映画と思いましたが、どうもラストの盛り上げのチープ感が…。核爆弾てのは映画界では鬼門なんでしょうか。避難のさせ方とか捜査員その他の反応がまるで「トータル・フィアーズ」を見てるようで、唯一の被爆国が作ったとも思えない軽さ。しかもありがちなパスワード解除、パスワードそのものも安易で、画竜点睛を缺くという感じ。ラストがもう少し盛り上げられれば、あと2点くらい上増ししたのですが… 【蛇蟇斎狐狸窟】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-07-22 09:02:24) |