10.《ネタバレ》 総じて可もなく不可もなくといった感じ。おそろしの森、ていう割には特別におそろしさもなく、ただ最凶のクマがいるだけ。それと物語そのものも、躾に厳しかった母親がクマになってしまい自然界と調和していくうちに、しきたりや古い習慣にとらわれない自由な考えになっていき、娘の気持ちを理解するって内容だけれども、なんて言っていいのかな~、その~主人公でヒロインであるメリダ自身はそんなに変わったように見えなかったんですよね。なので母親が成長する物語?ってなってしまいました。
結婚話もいいように誤魔化されたみたいで。
それとあのお菓子、あれって母親にだけ効く魔法じゃなかったの?なんかその辺も曖昧に感じた。
別につまんなかったわけではないけど、何度も見直したくなるか?てなると1回でじゅうぶん、て映画でした。 |
9.うーん。ピクサーの看板が無ければそこそこ楽しめたのかもしれません。ピクサーの看板はまだまだ期待値大きいですからね。まぁそれは鑑賞側の勝手な期待感なので監督にとっては迷惑な話というかハンデかもしれません。物語はおとぎ話。それは良かったんです。ヒロインがね、まったく感情移入のし所がない。容姿も、性格も、まったく可愛げがない。それが私にとっては大きな問題でした。そして唐突な終わり方。王妃の心の変化はいつ起こったのか...?逆に観ていて良かった点は王様、三つ子、隣国の王子たち、そして隣国の体格が良い兵士のそれぞれの描写が楽しかった事かな。あと、吹替でのAKB大島優子さんが意外とお上手で気になりませんでした。映像は期待を裏切らず最高でした。ピクサーさんは技術がどんどん右上がりですね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-11-25 01:49:57) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 こんなに酷い出来だとは全く思いもしませんでした。ピクサーどうしちゃったの?って感じ。メリダに魅力も可愛げも全くないのはまあ我慢しましょう。しかしながらメリダの人格ヤバイです。エグイです。ハッキリいって糞野郎です。自分の母親に魔女から貰った得体の知れないものを騙し食べさせ、最悪の事態に陥ったのに悪びれることもなくひたすら魔女のせいにしやがります。母親の代わりに魚を取った時も偉そうに小馬鹿にしたりしてます。(顔面殴りたい)しまいにはこの小娘「ホントの熊みたい」と母親の目の前で思いっきり口に出してドン引きしております。全部お前のせいやん・・・、こっちが引きますわ・・・。メリダの安っぽい演説でみんな改心して一件落着みたいになるのもナメとんのかと言わざるおえないですね。なんなんだね、この茶番劇は。小熊ちゃんはやたらかわいいのに非常にかわいくない映画でした。 みなさん母親と食べ物は大事にしましょう。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 2点(2013-11-23 20:25:37) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 ふ、普通。まあまあ面白いけど、しかしこんなにこじんまりしたお話だったとは。これじゃよくある家族のいざこざレベルじゃん。予告編とかを見て、もっと王国の存亡を掛けた壮大な話だと思っていた自分は完全に肩透かし。でも、お母さんが熊になるってアイデアと、そんな熊になったお母さんがちょっと変に色っぽかったのが面白かったのでぎりぎり6点。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-04 19:06:22) (良:1票) |
6.ピクサーにしては面白くない。メリダが母に不満を抱くのはいいとして、変えてしまえっていうのはひどい発想です。そこから熊に変わってしまった母をかばう行動は素晴らしいと思うのですが、そもそもお前が原因だろ!って突っ込みを入れたくなります。ストーリーもゆるい感じで進むので、ハラハラドキドキ感がなかったですし、母娘の成長物語として観れば、それなりに良いお話だったと思いますが、ピクサーならもっと面白くできたはずって思っちゃうので今作はちょっと期待外れだったかなー。 【Yoshi】さん [DVD(吹替)] 4点(2013-04-02 13:18:46) (良:1票) |
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5.巨大な熊と熊がぶつかり合うクライマックス。場合によりゃ最高に盛り上がるポイントに見えるのかもしれないが、「自分は一体何を見ているのだろう?」と理解不能な異次元に放り出されたような気分になった。 この映画には、全編通してそういったどうしても“違和感”にしか感じられないストーリーテリングが羅列されていて、面食らうというよりも肩透かしを食らってしまった。
もちろんこの映画が、無名のアニメーションスタジオで制作された作品だったならば、映し出される映像世界の秀麗さだけを捉えて、手放しで賞賛することもできよう。 しかし、これが「ピクサー」の映画である以上、そういうわけにはいかない。
観賞後にトレーラーを見ると、本編のテーマとの本質的な相違に呆れてしまった。 ただ、国内の関係者がこのようなプロモーションをしてしまったこともある部分では理解出来る。 武に秀でた姫、馬上から放たれる弓矢、森の精霊、暴走する野生……、この映画の彩る要素の数々のモチーフは、間違いなく「もののけ姫」であり、それはもはや表面的には模倣に近い。 ピクサーが新たに描き出した映画世界には、人間と自然との対峙における大スペクタクルが繰り広げられるに違いない。と、無闇矢鱈に「期待」してしまうことは、“日本人”としてある意味仕方のないことかもしれない。
が、この映画が描くテーマは、そもそもそのような大スペクタクルなどではない。 終始中心にあるものは、母と娘のあまりに普遍的でこじんまりとした物語だ。だから、「思ってたのと違う」と大多数の人が感じることも当然だ。 しかし、それでも結果的に「面白い!」と感じる映画は山のようにある。
描こうとしているものは母娘の普遍的な物語なのだろうが、それに対してのストーリーの“考え方”自体が、あまりに稚拙で、ある部分では明らかに破綻してしまっている。 主人公をはじめ、キャラクターの言動に深みもなければ説得力もなく、なぜそういう結論に至るのかという疑問符が消えることが無い。
「ピクサー」が作り出すアニメーション映画が、賞賛される最大の理由は、必ずしも最新技術による秀麗な映像世界のみではないはずだ。 そういった世界最高峰の映像技術に彩られた、文字通り世界中の老若男女が心から楽しみ感銘を受けることが出来る卓越したストーリーテリングこそが、最大の理由であったはずだと思う。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-12-18 00:03:05) (良:1票) |
4.もとやさんの感想と同じく、男の自分にとっては、ちと感情移入しにくい母娘の愛情物語だったが、クライマックスの母の愛情には心打たれた。メリダが母の思いを理解して、二人が新たな関係に踏み出すというストーリーはきっちり描かれていたが、ただ、二人の葛藤の描き方が浅いのと、さらには周りの男どものパーソナリティや関係がまったく描かれていないので、全体としては非常に浅いストーリーになってしまった。これを見ると、主人公二人を中心に、周りのキャラクターもしっかりと描かれていた「トイ・ストーリー」がいかにすばらしい出来かを思い知らされる。ただ、母娘の愛情物語ってなかなか取り上げられないテーマだと思うので、この映画はかなりの野心作だったと思うし、深く考えずに楽しめた。 【ぽん太】さん [映画館(吹替)] 6点(2012-09-02 14:32:22) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 この邦題にある『おそろしの森』というのは誇張でしかなく、売りになるモノがないから意味ありげに付けたんだろうな、と思いましたね。馬が入るのを拒絶するストーンサークルや鬼火などが出てきたあたりは、どのような意味があり秘密があるんだろう?と考えたりしましたがな~んにも無く、ただ欠陥ありだが都合のいい物を出してくれる魔女がいただけで拍子抜け。 結局は母娘の成長物語ですが先が容易に浮かびつく流れだし、場面も城内や夜の森ばかりと単調。いちいち無駄にドッタンバッタン大騒ぎするだけで物語が面白くなく出てくるキャラクター全員にも魅力がない。宣伝のポスターでも使ってますが、序盤で弓の達人っぷりを派手にアピールしまくってたお転婆お姫様も、何のアピールだったんだろう?というくらいクライマックスではスルー。凄く中途半端で退屈でした。あ、愛嬌がある三つ子の弟が熊になって出てきたトコだけ面白かった。この作品の上映前に流れた短編が2本ありましたが『月と少年』が一番良かったな。 仕方なく吹替え版を鑑賞。400以上の公開館数で数える程しかない字幕版。子供向けと判断したのか、某アイドル人気を当て込んだのか知りませんがヤリすぎじゃないですかねぇ。 【ロカホリ】さん [映画館(吹替)] 3点(2012-08-06 22:19:09) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 ストレートに真正面から母娘の絆を描いた愛情物語なのに終盤はそこに派手なアクションが加わるという構成に感心しました。 どこか愛らしい仕草を垣間見せつつ、獰猛な野生の猛獣という側面も併せ持つくまを題材に選んだのが大正解だったんじゃないでしょうか。 母性と猛獣アクションが違和感なく両立していたと思います。 男の僕としてはやや感情移入のし難い母娘の関係性がメインテーマですが、ラストの展開には思わず涙が零れました。 是非、続編でメリダの恋物語を描いて、お母さんを安心させてあげて欲しい。 あと、こぐまになった弟たちが余りにも可愛くて、魔法が解けないままでもいいかもって思ってしまいました。 こちらもスピンオフ作品とかで、三匹のこぐまが大活躍するのをもっと見たいですね。 くま好きには堪らない素敵なくま映画に仕上がってるんじゃないでしょうか。 【もとや】さん [映画館(吹替)] 8点(2012-08-01 22:31:20) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 スケールの大きな物語かと思っていたら単なる家族間のもめごとの話であらら。ピクサーは長編初作からずっとどうも狭い範囲、少ないキャラで話を小さくまとめる傾向があったりするのですが、これもそんな中の1つ。大勢出てくる領主とかその息子とか、実は物語を運ぶキャラとしては殆ど機能していなくて、ほぼ母と娘、そしてある程度絡む父と三つ子の弟達で物語が動いてゆく状態。ならばそこで濃密なドラマが見られればいいのですが、どうも話の流れとしても納得はできなくて。城に侵入したクマな母がどうしてあそこでそれまでの考えを改めメリダに自分の意志で生きるよう示したのか、クマである事がどう母を変えたのか、その流れがどうも読めないんですよね。母娘で苦難を乗り越え気持ちを一つに重ねて、っていうほどのエピソードの積み重ねもありませんし。だから話としてはそんなに楽しめませんでした。でも、映像、美術に関してはとても魅力的で。メリダのクルクルなクセっ毛や多彩な表情、城や森の佇まい、生物や自然の表現、そしてそれを見せる演出。そういうところはやっぱりいいんですよね。3Dの効果に関しては相変わらずピクサーはやや出遅れ気味ではありますが。新しいビジュアルを見せてくれるという点ではやっぱりときめかせて貰える、そして、でもそれだけじゃ勿体ないって感じの映画ではありました。物語もちゃんとしていればねぇ。その分、最初にくっついている短編アニメ2本のうち『月と少年』が本当にキレイで雰囲気良くて見事で、それだけで元取れちゃうんじゃない?くらいな名作だったので補完はされたかな。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 6点(2012-07-22 13:52:43) (良:1票) |