5.《ネタバレ》 年齢は違いますけど、それを抜きにすれば志村けんで代用できるでしょう。田楽踊りのシーンだけは本業だけあって見事です。ただ、成田長親のおちょうしものという設定にも度があるでしょう。それに自らの判断で、無血開城を水と血の海にした訳ですから善人ではないですよね。榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔とキャストがコメディに寄りすぎていて、緊迫感がまったくない。特に榮倉奈々は完全にミスキャスト。クライマックスも甲斐姫をあっさり手放したり、和やかに開城しているあたりが、どうも心地よくない。後味があまりよろしくないので、娯楽映画という意味でも微妙な位置付け。 【マーク・ハント】さん [地上波(邦画)] 5点(2014-02-06 11:49:21) (良:1票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 特に奇策なんて無く、終始領民の献身や家臣におんぶにだっこだった。 田楽で敵を引き付けて奇襲でもするのかと思ったら、無駄に撃たれて終わり… 後は敵方の農民の寝返りを待つのみとか、いくら何でも投げやり過ぎて策でも何でもない。 忠実ではただ城を枕に寝てたら、三成が何をトチ狂ってか浮城相手に水責めを始めて、勝手に決壊して自滅しただけだったからなぁ…。 【郭嘉】さん [地上波(字幕)] 5点(2013-09-02 23:03:13) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 何だかしっくりいかず考えた。佐藤浩市と山田孝之以外、重要なのぼうも三成も他の家臣も今一つ輝いていない。これはもっともっと20000対500をいやらしいくらい強調しないとそれぞれのキャラは立ってこない。この物語ってそこに肝があるんじゃないのかなあ。残念でした。 【monteprince】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-02 21:30:31) (良:1票) |
2.原作を読んだ時点から、のぼう様の魅力があまりわからなかった…。既出ではありますが、孔明みたいに知力溢れる奇策かと思いきや、小星の目にはいきあたりばったり、希望的観測、ただの思いつきにしかうつらず、映画でもやっぱり残念な感じでした。。けれど、萬斎さんはじめ、役者の方たちは素晴らしかった‼それこそ漫画キャラっぽい大仰な感じで、上地さんの三成もすごく良かったと思ふ…。…そう。三成がすごく良かったのデス!!そして、吉継もすごく良かった(泣)三成贔屓な小星にとって、まっすぐで純粋で頑固な三成。そしてそこに惚れながらももどかしく思っている吉継との友情。敵も味方もどちらからの視点でも応援できるという点では、この映画素晴らしいと思いマス‼ただ、甲斐姫を見た時の靱負の「あれは人か…??♡」には、激しくつっこみました。 【小星】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-06-20 20:27:25) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 嫌なものは嫌じゃぁ~!こんな台詞、いったいどれだけの人が言えるのだろうか。ある意味この映画最大の見せ場であり、メッセージだと私は受け止めました。太いものに巻かれるのは致し方ないとしても、その巻かれるものに道理が通っていなかったら・・・。そんなことは世の常だからってみんな諦めてしまう。難しいですね。それでもこの映画を観て、何か武者震いを感じたのなら、きっと胸の奥深くに今でも武士道が眠っている、証なんでしょう。良きテーマ、良き題材ではありましたが、私が思っていたモノとはちょっと違っていました。鑑賞前の主人公のイメージは、三国志に登場する諸葛亮孔明を想像していました。あれやこれやと知略を駆使して敵を退治する。そんな内容かな~って思っていました。ところがどっこい。成り行きで開戦して、たまたま初戦に勝って、唯一の策が自らの命と引き換えに士気を高めること・・・ってオイ!全然孔明なんかじゃないやんけ!それに士気高めて水攻めを回避出来ても、結局多勢に無勢、負け戦は確定じゃないか。結論・・・のぼうは実際のところたいして活躍していなかった。ね、ビックリですね。あとねぇ、CG。どうして日本映画のCG、こういったスペクタル調のCGはいっつもダサダサなんですかねぇ。ご愛嬌のつもりなんですかね。予算がとか、日数がとか、言い訳は聞きたくないですね。もっとちゃんと作って下さいよ。CGだって作品の「一部」なんですから。お願いしますよ。あとぐっさんの演技は下手ではないんだけど、どうしてもコントにしか見えなかった。エンドロールに現在の行田市が映し出されるけれど、あれはダメでしょう。やめてほしい。興醒めもいいとこです。本編が観光のための前振りにしかならないじゃないですか。ほんと、センスを疑いますね。主題歌もあまりマッチしてないし、全然印象に残らない。そしてこれが最大の欠点。戦ですよ、戦争ですよ、沢山人が死んでいるんですよ。なのにのどか。死者にお経をあげてる住職ものどか。みんなみんなのどか。作風だから仕方ないってか。そう、つまりね、この映画、作風がマンガなんですよ。だからつまらなくはないのに、どこかしらゆる~い感じがするんですね。ロングランで大ヒット!ゆとり世代と若い連中を誹謗したりしているけれど、なんのなんの、それ相応の年齢の方々もかなり、ゆとり、じゃあないですか、ねぇ~。 |