8.ケイト・ビール2大美人女優が主演を演じながら映画の内容は前作よりも面白くないのは何故だろうか、前半は楽しめたのに後半は失速して有りえない映像のオンパレードだったからなのか。コリンファレルのインパクトも少なすぎたかも。 【SAT】さん [地上波(吹替)] 5点(2016-01-19 19:21:22) (良:1票) |
7.私もたまたま昨年オリジナルを再見する機会があったので、それをきっかけにリメイク版も鑑賞するに至りました。まず、他の方もおっしゃっているようにオリジナル版のショボさは凄い。当時は感動したものですが、、今見るとビックリするくらいチャチぃです。リメイクはリメイクで鬼嫁と本カノのやりとりがターミネーター過ぎてドン引きでしたし、もうチョット何とかならんかったのかといいたいところです。。
新旧それぞれの良さはありましたが、それぞれの問題点も気になりました。結果的には「ドロー」といったところですが、リメイクのほうが作られた年代が新しい分、映像的には見やすいです。単純に、オリジナルと全く同じ状態で最新技術を使ってリメイクしていただきたいものです。(変な手を加えないで欲しい) 話は逸れますが、ブレードランナーもオリジナルに忠実にリメイクしたらさぞスタイリッシュで渋い映画になるんじゃないでしょうかね。。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-22 18:26:28) (良:1票) |
6.今回の方がSFチックですが、前作のように耳から何かが出てきたり、顔が割れたりすることはないので、スケールダウンは否めません。全体的な描き方が、中国資本が入っているのか?香港的?な。それにしても前作も難解でしたが、今回もわけがわからないです。もうちょっとわかりやすく作れないものでしょうか? 【たかちゃん】さん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2013-12-07 21:44:02) (良:1票) |
5.皆さんがおっしゃられているように、とても薄味。シュワちゃん版はあんなシーンやこんなシーン、今でも鮮明に記憶に残っているのに、これはなにも残らないですねぇ。でも「どうだ、俺の奥さん綺麗だろ!」っていう監督の熱い気持ちは凄く伝わってきたよ(笑) 【あっち】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-09-25 17:52:02) (笑:1票) |
4.ここ数年、洋画アクション物のワンパターンぶりは、本当、目に余る。 CG技術は飛躍的に向上したが、ストーリの陳腐さは増すばかり、もう少し何とかならないものか。 旧作の下地がある上に解りやすいネタふりと布石、頭の中で想像したいくつかのパターンに収束してゆく話に、底割れ感満載で長いアクションを見せ付けられる。 これじゃあ今度は映画館でという気持ちも萎えっぱなし、米映画の力はこんな物じゃないはずとは思いつつ、こう何度も続くととても心配だ。 【カーヴ】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-02-20 09:42:31) (良:1票) |
3.「アンダーワールド」シリーズのレン・ワイズマン監督による映像世界は流石に流麗で、アクションシーンにもメリハリがあり良かったと思う。これが、何のバックボーンもない新作SFアクション映画であれば、もう少しシンプルに好評を得ることも出来ただろう。 しかし、この映画が「トータル・リコール」のリメイクである以上、そういうわけにはいかない。
22年前にポール・バーホーベンが描き出したあの“特異”な映画世界と比較せざる得ない状況では、やはり今作に対しては「凡庸」という言葉が常に先行してしまう。 オリジナルとの大きな違いとして、今作の舞台は火星ではなく、荒廃した地球の表と裏という設定になっている。 貧富の格差をあからさまに表したこの舞台設定を結ぶ通勤電車“フォール”の存在は剛胆で良かったけれど、オリジナルの広大な世界観に比べてしまうと、どうしてもこぢんまりとした印象を覚えてしまう。 詰まるところ描かれているものは、圧政に対しての小規模な反乱に過ぎず、SF映画としての迫力に乏しかったと思う。
完全に「ブレードランナー」を意識した街並や小道具の造形は秀麗ではあったものの、バーホーベンの毒っ気溢れた世界観に比べると「フツーだな」と思ってしまう。 あの“顔面割れおばさん”を演じた女優に「二週間よ」という台詞を言わしたり、売春婦の"三連おっぱい”などバーホーベン版を彷彿とさせるオマージュ的描写が随所に挟み込まれていたことは、オリジナル作品に対してのリスペクトが感じられて好感は持てたけれど。
監督のリアルな奥方でもあるケイト・ベッキンセールが、オリジナルでシャロン・ストーンが演じた“鬼嫁”役を演じ、彼女にとっては珍しい“悪役”を楽しんでいた。 相変わらず美しいので、しつこく主人公を急襲する悪役ぶりをずっと観ていたい気もしたが、さすがに最後まで引っ張り過ぎなような気もした。おかげで敵ボスの存在感が薄れてしまっている。 だいたい、ベッキンセールの役は結局のところ職務に意欲的な公務員であり、よく考えれば決して悪党ではないというキャラ設定も中途半端だったと思う。
今思えば、オリジナル作品主演のシュワルツェネッガーは、あの馬鹿っぽさが適役だったんだなあと思い知った。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-02-06 13:50:30) (良:1票) |
2.おもんない。 前作でパワーを感じたのは、粗雑で無骨なアクションの魅力、アーノルド・シュワルツネッガー主演ゆえのバカらしさ、インパクトがありすぎて脳裏に焼き付きまくるシーンの連発などなどです。 しかしこのリメイク作では、それらのアクのある描写が根こそぎ失われています。 スタイリッシュになった分、そうした魅力を感じることができないのは本作の一番の弱点であるでしょう。 アクションシーンにあまり面白さを感じなかったのも残念。 同じような肉弾戦が多くてやや盛り上がりに欠けますし、「ブレードランナー」「フィフス・エレメント」「マイノリティ・リポート」「CUBE」「インセプション」などの有名作品をパク・・・・ゲフンゲフン・・彷彿とさせるシーンが頻発します。 前作にあった印象的なシーンはつまらないものになっています。 二転三転するストーリーも前作とほぼ同じの上、細部は劣化しています。 これでは前作を観ている人にとっては「前作の方がよかった」と思うのが大半だと思います。 そんなわけで世界観以外にほとんど魅力を感じられなかった残念な作品ではありましたが、はじめて「トータル・リコール」を観る方には楽しく観れるのではないでしょうか。それなら前作を観たほうがいいと思うけど・・・ 前作並みかそれ以上にゴリ押しで進む展開が許容できる方には、観たあとは即効でトータルリコールできなくなるどうでもいい感じのB級アクションとしてオススメです。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-08-11 15:33:36) (良:1票) |
1.濃厚コッテリだった『トータル・リコール』が薄味のラーメン屋みたいな味に。バーホーベン版を神格化するつもりはありませんが、それでもこのリメイクは失敗だったと思います。CGがほとんど使い物にならない時代に製作されたバーホーベン版には驚くような見せ場がいくつもあったのに、一方で技術的な制約のなくなった時代に作られたはずの本作にはインパクトのある場面がひとつもありません。コロニーは『ブレードランナー』、UFCは『マイノリティ・リポート』の世界そのままだし、劇中に登場するテクノロジーは『アイ、ロボット』で見たようなものばかり。レン・ワイズマンは『アンダーワールド』でも『クロウ/飛翔伝説』のパクリをやってアレックス・プロヤスから苦言を呈されていましたが、本作においてはより露骨な形でこの人のオリジナリティのなさが現れています。さらに罪深いのは、これだけ他作品のパクリをやらかしながら、肝心のバーホーベン版からの影響は皆無に等しいということ。小ネタで義理立てはしているものの芸術面でのリスペクトはまったくなく、そこまで『トータル・リコール』に関心がないのであれば、別の映画を作るべきだったと思います。。。 以上のようなSF映画としての欠点に加え、本作はアクション映画としても面白みに欠けています。見せ場の連続なのに手に汗握らないという娯楽映画の末期症状に陥っており、2時間の連続活劇としてうまく機能していないのです。こちらについても、泥臭くとも訳の分からん勢いだけはあったバーホーベン版とは正反対の仕上がりであり、スタジオは監督の人選を間違えたように思います。。。 役者についてですが、芸達者なコリン・ファレルは無難に主人公を演じており、このグダグダの映画をうまく乗り切っています。ジェシカ・ビールは個性に欠け、いてもいなくても大差のない存在感。ただ一人ネジの飛びまくった熱演を披露しているのがケイト・ベッキンセールで、かつてシャロン・ストーンとマイケル・アイアンサイドが演じた役柄を一人で引き受けたという気負いから過剰な演技に走っているのですが、これが笑ってしまうほどおかしくなことになっていてラジー賞ノミネートは確実ではないかと思います。これを撮っているのはこの人の旦那なんだなぁと思うと何ともカックンな気持ちになり、他人の家のホームビデオを見せられているような居心地の悪さを感じました。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-08-11 01:20:58) (良:1票) |