11.《ネタバレ》 おろ?佐藤健の剣心、違和感ないンじゃない?…おろ?咥え煙草のやさぐれ江口洋介、かなりカッコいいンじゃない?…おろ?吉川晃司ってコレがきっかけでサムライにはまっちゃったンじゃない?…おろ?香川照之あいかわらず芝居やり過ぎてるンじゃない?(イイ意味で)…おろ?須藤元気、無駄にキャラ立ちすぎてたンじゃない?(苦笑)…おろ?蒼井優、いつもより色っぺぇンじゃない?…おろ?殺陣シーンはかなり頑張ってたンじゃない?…おろ?「実写化決定!」と聞いた時のイヤな予感はハズれたンじゃない?
そして…
「おろ?」って実際の役者の声で言われると、けっこう恥ずかしいもんでゴザるな…ニンニン(違) 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-08-16 08:07:31) (笑:2票) |
10.《ネタバレ》 原作は未読。 人を殺める仕事をしていたものが、何かのきっかけで嘗ての剛腕を封印して、安寧に生きようとする、という話は創作物の中でよく見るパターンだ。今作では、その「人を斬らない」決意を象徴的に表している「逆刃刀」という、自らに刃の向いている刀が興味深かった。こんな面白い発想の道具作っといて、そこをもっと描かないのは、もったいない。 最後の偽物との決着で、これをどのようにうまく使ったのか?もちょっと上手く意義深く見せられたのではないか?人を斬らない刀と、人を生かす剣術との関連とか、もっと。
こう書くと、不満を持っているように見えるかもしれないが、さにあらず、とても面白く見れた。罪なき人が何度も酷い目にあって、遂に立ち上がるというカタルシスも、時代劇の王道で気持ちいいし、佐藤健のアクションも、さすがに一年間ライダーで鍛えられていただけあって見事。いい人モードから蘇った人斬りモードの凄味を見た時に、何役もこなしたアレを思い出した。
それにしても、映画に出てくるガトリングガンっていうのは、いつもいつも悪いヤツの武器だな。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-15 00:28:02) (良:2票) |
9.《ネタバレ》 原作漫画は連載当時読んでましたし、アニメも見ていました。なので世界観やキャラクターのイメージが完全についており、その作品の実写化、ましてや邦画ということで全く期待してなかったです。そうしてハードルが下がったからか、想像以上に良かったです。アクションシーンはホントに邦画?と疑うくらいかっこいい。各キャラの見た目もコスプレにならない程度によく再現できていたんじゃないでしょうか。設定等色々と改変されてる部分もありしたが、実写映画化に変更はつきものと納得しながら見ていたので、あまり気にはしなかったです。ツッコミ所を挙げるとキリがないですし。とは言え女性陣はちょっと無理があったように思えてならないです。蒼井優はメイクでビジュアルをごまかしてます感がすごくて、シリアスなシーンなのに化粧に目が行ってしまう・・・。武井咲はやはりまだあまり上手くないというか・・・「心の一方」をかけられたのに全然苦しそうに見えないし、逆に術を解いた時は解けたんだか解けてないんだか分かんない。しかしそこは、隣でブチ切れて戦っている剣心=体全体で怒りや抜刀斎を表現している佐藤健が素晴らしく、緊迫感のあるまさにクライマックスシーンになっていました。久々に見応えのある邦画だったと思います。 【Nerruc】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-13 12:54:49) (良:2票) |
8.《ネタバレ》 漫画も全巻持っており、過去の例からするに、あまり期待しないで鑑賞。 名作とまではいきませんが、出来としてはよかったと思います。
設定は原作をほぼ忠実にしていますし、殺陣も様になっていました。 よかったのは、技を繰り出す度に剣心が技名を叫ばなかった事、そして、原作の紅色の服に着替えるエピソードをくわえたところ。 そして、とにかく香川さんがぶっ飛びすぎです。原作キャラを越えて(いい意味で)テンパってます。
逆に宜しくなかったところ。 まず、各キャラクタのエピソードが吹っ飛ばされすぎ。特に佐之助はただの喧嘩バカに成り下がってます。 斉藤も、本来いないハズなのに出てきているので特に見せ場もなく、何より「悪即斬」を言ってくれない! さらに必殺の牙突!まさか飛ぶとは…そこは刺そうぜ!
一番悲しかったのは恵さん。 なんで麻呂みたいな眉毛なのか分かりませんが、全然可愛くない。 そもそも、薫との対比で「大人の女」になってなきゃいけないのに、それが感じられなかった…。
ストーリーにも色々波状は感じました。 一度道場を出た剣心、襲われた途端に戻ってきたがどこにいた? なぜ毒が仕込まれた井戸水を飲んだ人達は道場にやってきた?
今回、いるはずの方々がいない変わりに、原作の未来から参戦してくれた方々がいましたが 意外にハマっていたのがよかったです。 続編が公開されるなら京都編でしょうかね。 【HIGE】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-26 19:02:01) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 佐藤健が良かった。殺陣のキレに加え、飄々と頼りなさげな風情の剣心とスイッチが入った時に無情な人斬りと化す抜刀斎、声音をも変化させる演じ分けはお見事。 左之助役の青木宗高は伸び伸び演技をしていて爽快。吉川晃司もなかなか。武井咲は可もなく不可もなく。蒼井優は好きな女優ですがこの映画ではミスキャストに感じました。子供が無理して背伸びしているようで…化粧が板についてない。香川照之の奇抜な演技は悪くはないが、悪役としては紋切り型というかやや毒気不足だったかな。元格闘家の須藤元気、特技生かせず(背中のコンドルタトゥーが見たかった)。 内容的には突っ込みところ多々あり・・・、そもそも2時間の枠では無理があるのか、どのエピソードも掘り下げかたが浅い。予定調和。中ボス戦→ラスボス戦へのお膳立てぶりなど先読み出来る展開や、人物が描き切れていないため唐突感が否めないところにやや興醒めした。私個人は佐藤健の剣心をもっとみたかったので、続編も念頭に入れた作りにして一つ一つのエピソード(左之助と剣心が心を通わせ絆を深める場面や薫が剣心に心を開き惹かれる過程等)を丁寧に描けば名作になりえたかとも思う。これだけの濃いキャストを集めておいてもったいない!・・・と辛口気味に評しましたが、エンタメとして十分に鑑賞に堪え、(佐藤らの)疾走感ある殺陣シーンをもう一度フルスクリーンで観たいと思わせる出来であることは評価したい。人気漫画の実写化としては十分及第点でしょう◎ 【LORETTO】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-07 23:45:31) (良:2票) |
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6.スピード感溢れるケレン味いっぱいの魅力的なアクション時代劇です。ワイヤーアクションとはいえ、「吊るされてる感」もほとんどなく(一カ所例外はありw)、役者の身体能力に感動しました。 作り手のポリシーやこだわりが感じられる箇所もたくさんあって、「面白い映画を作ってやるぜ!」という気概を感じました。 監督がインタビューで言っていたのは「日本版ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナを目指した」とのこと。それを聞いてから見ると、この映画、ワンチャイに驚くほど似ているw。原作がありながらよくここまで近づけたもんだと関心しました。目指すべき方向は正しかったと思います。 しかし、面白いからこそ不満点もありました。まず、アクション映画の魅力って、全体のテンポ、リズム感だと思うんですが、そこが散漫。「アクションカット」だけで言えばスピーディーで「おろろろー!凄い!」と素直に思うんですが、「シーケンス」全体でみると、退屈なシーンが多かったです。「アクション」→「じっくり芝居(しかも臭い)」→「アクション」→「じっくり芝居(しかも臭い)」の繰り返し。緩急をつけたかったのかもしれませんが、自分には退屈でした。アクション映画でありながら、最後は結局説明台詞の羅列ももったいないなあと思います。 そして問題は、この映画のしばらく後に、インドネシアから「ザ・レイド」がまさかの襲撃を仕掛けてきたこと。 剣心は人気もあるしヒットもしたから、恐らく続編が作られるだろうと思います。その時は、「ザ・レイド」なんかに負けねえぞ!という気概を見せてくれることを期待しています。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-01-25 03:05:58) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 実写化でここまで成功してるのも珍しい。ちゃんと剣心だった。剣心カッコ良かったし、脇の配役もいいな~。香川照之なんて漫画からまんま飛び出てきたみたい。江口洋介も良かった。難点は、須藤元気は絶対にいらない・・・彼が出るたびに現実に引き戻された。吉川晃司も不気味でかなり良かったんだけど、時々チョコモナカジャーンボー!って脳内再生されてしまう。悲しい。二枚目はああいうCMしないで欲しい。空回り気味の左之助、戦闘長かったなあ。須藤元気に勝てるわけないじゃん、とか、胸板ぺらぺらやん、とか。背、ちっさいなあ、とか。(183cmあっても小さくみえるんだなあ・・) 一番残念だったのは、剣心がいまいち強くない。キレた剣心はもっと一撃必殺だった気がする。ココはもうちょっと、ファンタジーにして貰ってもよかったかなあ。映像は綺麗だし実写化も大成功してるけど、お話的にはこれといった特徴?はない感じ。剣心をひとまず忠実に実写化してみたよ!的映画。観て損は無い。 【ぐっすすっす】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-01-22 23:50:08) (良:1票) |
4.原作は全巻持っています。主演の佐藤健はハマリ役で、人切りと殺さずの間で揺れる剣心という難しいキャラクターを上手く演じていました。華奢な体つきから表情、目線に至るまで役に成りきっていましたね。その他のキャストに関してもほぼ全員違和感なく溶け込んでおり特に香川照之の狂った演技は素晴らしく原作以上だったと思います。それとこの映画のチャンバラシーンは素晴らしく日本のアクション映画もここまでやれる日が来たか!と感動しましたね。ただ正直言うと退屈な場面もありますし1本の映画としての完成度はまだまだといった所。次回作に期待したいですね。 【キリン】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-11 02:20:49) (良:1票) |
3.漫画もアニメも知らなかったのですが楽しめた。薫の間延びした肝心なところでの台詞でいらいらしましたが、全体的にいまどきですがよかったと思いました。 【HRM36】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-07 14:35:22) (良:1票) |
2.エンドロールが終わり暗転、“一抹の期待”を覚えた次の瞬間に“何も起こらず”、「ワーナー・ブラザーズ」のロゴマークが映し出されて、少し落胆した。 もし、この映画にアメコミ映画定番の「続編あるぜ!」的なカットが付加されていたなら、僕の満足感と高揚感はもう一段階上回っていただろうと思う。 多少の批判など意に介さないような“剛胆さ”。惜しむらくもこの映画に欠けていたものは、まさにそれだったように思う。
原作漫画のファンで、単行本は全巻持っている。 愛読していた頃からつくづく思っていたことだが、この漫画の世界観は日本で一番“アメリカン・コミック”に近いと思う。 主人公であるヒーローの隠された姿と悲哀、ベタに真っすぐなヒロイン像、そして時代考証やその他常識なんて完全無視の大胆な悪役のキャラクター性。 この原作漫画が、国民的少年誌の王道的なストーリー展開をベースに敷きつつも、その他の漫画とは一線を画す世界観を醸し出していたのは、「時代劇」であるにも関わらず、そういった「異国情緒」溢れる味わいに満ちていたからだと思う。
その特異な漫画世界を映像化することは、日本では非常に困難なことだったろう。 故に製作にワーナー・ブラザーズが加わったことは非常に意味があったし、多くの原作ファンにとっても心強いことだったと思う。 そして、佐藤健という俳優と大友啓史という監督が「龍馬伝」で出会ったことで、この作品の映画化は決して避けられないものとなった。 ハードルは非常に高かったと思うが、総じて見れば出来映えは「良い」と言える。 最大の課題であったろうアクションシーンの完成度は高く、それだけで国産アクション映画としての意味と価値は大きい。
ただ、あともう一歩の“物足りなさ”。その要因のすべてが、前述の“剛胆さ”の欠如に詰まっていると思う。 カット割りや台詞の言い回しをある部分においてはもっと“漫画的”に攻めてよかった。 原作の作者がそうしたように、もっと偏った趣味趣向に突っ走ってみるべきだったと思えてならない。
とはいえ、原作ファンとしても満足できるレベルの映画であることは間違いなく、もっとパワーアップした続編も期待したい。
なんてことを考えながら、すぐにでも原作漫画を全巻読み返したいと思わせた時点で、この映画化は“勝っている”。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-01 21:47:16) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 面白かったです。まぁ、原作のイメージを壊していないかと聞かれると少し困る部分もありますが、及第点じゃないでしょうか。「龍馬伝」で人斬り以蔵を演じた佐藤健が主演に抜擢された時は頷きましたし、それ以外のキャラも若手・ベテラン共にそれらしかったと思います。元々がマンガなので演技がマンガっぽいのはご愛嬌でしょう。難を云うなら斉藤一が喋り過ぎで物言いが軽い。山形有朋が悪者に見える。 「神速の抜刀術」と云われる主人公の剣捌きの表現に興味がありましたが、これは良く頑張っていたと思います。近年の時代劇の殺陣シーンの50%増しくらいのスピード感と、そのスピードを活かした体の使い方が出来ていました。特筆したい出演者は吉川晃司サン。心地良いキレっぷりです。武井咲ちゃんを蹴り飛ばします。ちなみに香川照之サンは蒼井優ちゃんを蹴り飛ばします。 幕末と日清戦争の中間あたりの年代はほとんど設定として魅力を覚えない期間ですが、そこに意義を見い出しキャラクターと上手く絡ませたことが原作の白眉なところです。世間に「幕府・会津・新撰組」系と「薩摩・長州」系が入り乱れていて、主人公が剣を振るうときには必ずその対立関係を引きずっている描写がありました。でも、本作からはそんな色彩がごっそりと削られています。左之助が剣心に喧嘩を売るのは別に喧嘩好きというだけでは無く、薩長に対する恨みが根底にあったからだと記憶しています。これは物語から理屈を削りエンタテイメントを強調するためだったのでしょうが、自分にとっての「るろうに剣心」の魅力は「人斬り」と「殺さず」の間で揺れる主人公よりも、そんな「幕末引きずり感」にあったので少し残念でした。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-31 23:44:36) (良:1票) |