6.《ネタバレ》 いいんじゃないんですか? いいかげんでご都合主義、深みのかけらもないシナリオ、演出だけど。赤塚漫画の実写版映画化だから怒らない、怒らない。ただ、テレ朝だったらもうちょっとディテール詰めたはずだと思う。ドラやクレしんの映画版のようにきっちりとはできなかったにしても、実写版戦国大合戦レベルくらいには。綾瀬はるか、もたいまさこという日テレ御用達俳優出演だからしかたないんだけどね。タイムスリップものとして、あのエンディングならOKでしょう。ま、大杉漣、谷原章介、吹石一恵、鹿賀丈史が小学生の女の子になって演技するの観るだけでも一見の価値ありです。綾瀬はるかが小学校高学年女子の喋りをすると「見事にはまる」のも見物だね。ところで、最高に残念だったのは、シッポナをCGで完璧に創ったのに(できれば少将を跨がらせた)ドラを登場させなかったこと(怒)そうそう、元アニメのオープニング曲、エンディング曲をアレンジした劇伴は見事でしたね。 【shintax】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-06 16:56:10) (良:2票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 どうせ、赤塚漫画の映画化だから内容はねー!と思いつつ綾瀬はるかファンの私は映画館に。初日、朝一の回だからと思っていたら割と満員。親子ずれ、カップル、熟年カップル、一人の男性、単独の女性と客層はまんべんなくはいりました。観だしたらその、綾瀬はるかワールドの素晴らしいこと、ホタルノヒカリテイストがそこここに見えてはいるのですがそれが、前作ほどいやらしくなく、すっきりまとまっています。子役はホタルノヒカリの雨宮ホタル(幼少期役)や芦田愛菜ちゃん主演の「ビューティフルレイン」の八百屋の仲のいいお姉ちゃん役の吉田里琴(よしだりこ)ちゃん。この子がまたいいんですよね。かわいい!日本の子役も頑張ってるなと感じます。子供の目をとおして見る大人の世界への痛烈な批判、そして魔法を使ってすることが必ずしも自分の為にはならない現実。アッコちゃんが鏡の力で活躍すればするほどそれは、その場しのぎで本当は自分の為にはならないこと、他人のため、愛する人たちの為には近道ではなくいかに努力して頑張ったかが重要とわかる。中身はなかなか良くできた脚本でした。変身シーンも大袈裟でなく、安っぽくもなく、とてもすんなり受け止められます。とにかくありとあらゆる男にも女にも10歳の子が変身するわけですからそのやり取りのおもしろさは最高です。大杉漣演じる前社長への変身は、なかでもとりわけ見どころ笑いどこで、お腹をかかえさせられました。爆破されそうな工場でみんなを助ける為、とうとう自分の秘密をあかしたアッコちゃん。すべてをなくし、コンパクトの鏡も割れ、好きな人とも二度と会えないと落胆して終わりになるのかと思えば12年後大学を卒業したあの、アッコちゃんが鏡を奥にしまい赤塚化粧品の面接を受けるシーンで終わります。もちろん面接官にはあの、彼が! とにかくコメディーはコメディーですが安物のイメージはなくしっかりしたラブストーリーにもなっていました。綾瀬はるかの地でやっているようなとぼけた良さが良く出た良作と思います。 【としべい】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-09-02 14:36:35) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 酷い。これは本来の「ひみつのアッコちゃん」とは全く別物、タイトルだけ拝借した出来の悪いおふざけ映画である。原作のアッコちゃんは、もっと聡明で常識人だ。それにいくら小学生とは言え、あれじゃちょっとおつむの足りない女の子ではないか。今時の小学生はもっと社会常識をわきまえてる。そんな子が変身出来ましたって見せられても、演じる綾瀬はるかが痛々しいだけなのだ。脚本も、一体誰向けに作ってるのか分からないし、素人が考えたような展開だ。爆弾の解決方法に至っては呆れるばかり。これじゃ素晴らしい原作を描かれた赤塚不二夫氏も草葉の陰で泣いているに違いない。 【へろへろ】さん [地上波(邦画)] 3点(2014-10-27 17:35:14) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 完全に小学生向けしかも低学年 もしも大人向けに作ったというならば1点 二時間ドラマ並みかそれ以下 原作のイメージと丸反対の設定 アッコちゃんのキャラとか変身のルールとかまるで違う おじさんとかに変身できたっけ? 会社に対するアッコちゃんの安易な認識(「残業なんてしないでみんなとっとと帰ればいいのに」みたいな)とか間違ってた教訓にしないで完全に投げっぱなしだし(あれじゃ、これを見た子供は「そうだ!そうだ!残業なんて何でやんの?」と思ったと思う)アッコちゃんを会社に入れたからには、子供ならではの感性で会社の売り上げに貢献するシーンが有って当然で、すべての観客が期待していたはずだ それがまったく無いのはこの映画でアッコちゃんを社員にして何を見せたいのかすら不明 アッコちゃんの一言でヒット商品が生まれるとかあたりまえにあるべき演出だろう 時々出るもっともらしい泣かせ話とかむりやりで何故そこに入れる必要があるのかが解らない そんな偽善的な泣かせを考えるなら本道の演出をしろよ 株主総会とかの設定がもうめちゃめちゃだし 子供に興味が無いテーマをいい加減な設定で大人に見せてもしかたがないだろう 子供は「きょとん?」だし大人はしらける 驚異の不可解演出と言うほか無い 東京タワーでの演出とか余りにも普通で素人でももうちょっとドラマチックにできるだろう、何の為にあのシーンを入れたのか、肩すかしとはまさにこの事だ なめた脚本としかいいようがないな 悪社長が工場に乱入して機械のスイッチを切りまくるとか何の意味があるのか解らなかった 小学生でもちょっと安易な展開だと思うのではなかろうか ラストも元の自分になるんじゃなくて変身を解いただけだろうと突っ込んだ奴が一億人は居たはずだ キャスティングもダメダメで綾瀬はるかがイタイ、バカっぷりをギャグとして見せたいのかもしれないがイタすぎて悲惨に見えてしまう エンディングの会社面接も、もしかしてあそこで起死回生の一発を出せたかもしれないのにろくな演出もせずに終わる これほどわかりやすく印象的なシーンを作りやすいエンディングなのに、何もしないで腐らせたバカ監督は永遠に映画から遠ざかって欲しいと真面目に思った 脚本、キャスティング、設定、演出すべてがダメで救いが無い 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 2点(2013-12-16 16:28:42) (良:1票) |
2.アニメは観た事はないんですが、魔法のコンパクトを使ってアッコちゃんがいろんなものに変身する話っていうのは知っています。だから原作との比較はできませんが、おそらくこんなんじゃないと思います。これひみつのアッコちゃんという看板をつけなくても、普通の女の子が大人になって(変身方法はコンパクト以外で)大活躍するというオリジナルストーリーを作ればよかったんじゃないかなと思いました。どう見ても綾瀬はるかはアッコちゃんに見えないし、変身って言ったって大人になっただけで化粧品会社のバイトしかしてない。ひみつのアッコちゃんの実写化を待ち望んでいたファン(あまりいたとは思えませんが…)としたら、物足りなさが残る内容じゃないですか。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-09-28 02:04:29) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 綾瀬はるか主演で実写版『ひみつのアッコちゃん』と聞き、映画『ホタルノヒカリ』級の地雷を覚悟していたが、意外にも面白かった。子供でも大人でも楽しめる単純なプロットながら、基本は名作『ビッグ』の女の子版。魔法のコンパクトで大人になったアッコちゃん(子役の女の子が可愛い)が、ひょんなことから化粧品会社で働くことになり、周囲の大人たちを感化し、自らも成長していく。魔法で誰にでも変身できるのだが、出色は大杉漣のアッコちゃん(笑)場内が爆笑に包まれました。エンディングも綺麗にまとまっており、細かい突っ込みどころやご都合主義に目を瞑れば、ストーリー上それほど大きな破綻は見られなかった。正直、前日に観た『踊る大捜査線 THE FINAL』よりも、鑑賞後の満足度は高かった。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-09-09 22:15:46) (良:1票) |