19.ディザスター・ムービー(災害映画)が好きだ。 初めて映画館で観たディザスター・ムービーはこの“竜巻映画”だったと思う。 CGの発達により、よりリアルでより様々な「天変地異」を描き出すことが可能になり、今作以降、現在に至るまでディザスター・ムービーは量産され続けている。善し悪しは別にして。
ただ改めて今作を観直してみると、「竜巻」という素材は、数多の災害の中でも決して映画化しやすいものではなかったろうと思い、と同時にきっちりと一つの娯楽映画として仕上げている今作のクオリティーの高さを感じた。
いくらアメリカ本土では竜巻が多発する地域があるとはいえ、火事や地震と違い決して全世界的に頻発するものではない。 それに、被害の程度も幅広く、何よりも極めて局地的な災害であることは、ある程度のリアリティをもって映画として描き出すには“やりづらい”要素であったに違いない。
そこで巧さが光るのは、主人公たちのキャラクター設定だ。特にヒロインの描き方が巧い。 幼少期に伝説的な巨大竜巻に家族を奪われたトラウマを持ち、そこから派生して竜巻研究者としてのある種病的なまでの探究心を彼女に植え付けることにより、彼らが敢えて巨大竜巻を追い求めることにおいての必然性を生んでいる。
執拗に巨大竜巻を追い続けることは、ヒロインが自分の人生を先に進めていくために不可欠な通過儀礼であり、そこに生じる人間の成長や夫婦関係の再生が、ストーリーの主軸としてピンと立っている。
20年近く前のCGは、さすがにクオリティーが高いと呼べるレベルではなくなってきているが、そもそも「怪獣映画」が撮りたかったというヤン・デ・ボン監督の試みは正しく、生き物のように襲い来る竜巻描写は今なお娯楽性が高い。
アカデミー賞を穫る前のヘレン・ハントがヒロインだったり、まったく無名時代のフィリップ・シーモア・ホフマンが脇に配されていたりと、実はキャスティング的にも安定している。
たぶん、なんだかんだ言っても、この先これ以上の竜巻映画は生まれないんじゃないかと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-07-02 23:07:46) |
18. 今回見たの3度目ですが、私は好きです、この映画。ストーリーの深みはないかもしれませんが、迫力もスピード感もあるし、娯楽映画としては最高じゃないですかね。映画館で見られなかったのが残念。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-04-01 15:35:18) |
17.自然災害を題材とした映画ではトップクラスでしょうか。 【000】さん 8点(2004-03-11 22:27:06) |
16.この映画で思い出すのはヘレンハントがめちゃかわいらしかった事。内容も僕的には迫力満点でした。あんま経験したことないけど竜巻は恐ろしい・・面白かったです。 【ピニョン】さん 8点(2004-01-17 01:28:42) |
15.あの嵐が来る前の”黄色い空”が非常にリアルで、小さい頃雷が恐かったトラウマを思い出しました(思い出せるならトラウマじゃないって?) |
14.しょっぱなから凄い迫力に圧倒。やっぱこういうのは映画館だよね。しかし映画に慣れてしまって今ビデオでみると多分5点くらい なんだろうなぁ。 【とま】さん 8点(2004-01-02 00:47:50) |
13.今となってはインデペンデンス・デイの影に隠れてしまったね。 ←確か同年代。 【3737】さん 8点(2003-12-30 03:38:14) |
12.映画館で見たのは正解。こういうのは大画面で見るに限る。 【さそりタイガー】さん 8点(2003-12-06 22:07:47) |
11.自然災害物では良くできてる方だと思う。災害研究のためとは言えあんなそばまでよ~~行かんわぁ!! 【だだくま】さん 8点(2003-10-29 23:19:04) |
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10.これ映画館で2回も見にいったんだよなぁー。まさに映画館で見るべき映画だよね。個人的にはヤン・デ・ボンの最高傑作はこれを挙げるなぁ。 【あろえりーな】さん 8点(2003-10-11 17:03:31) |
9.昔、映画館でみたが最近レンタルでみました。感想としては、結構おもしろい。牛が飛んだり、タンクローリーが飛んだり、映像には満足だが、音に関してはちょい物足りない。私も広大な土地を走り回りたい 笑 【arsha】さん 8点(2003-08-05 22:41:29) |
8.自然の猛威。人間同士の愛・友情。色んなものを感じ取れる大作だと思います。音楽もすごくよかったですし。ラストには感動しました。 【カワセミ】さん 8点(2003-08-02 00:04:26) |
7.竜巻がトラウマとしてあるので、ずっとぞぞげがたってました。ストーリーには、何の意味もありませんが、竜巻に見せられている人はどうぞ。 【山本】さん 8点(2003-05-09 06:04:20) |
6.面白かった。水道管につかまっているだけで、吹き飛ばされないんですね。腕力が強いのかな?? 【涼風あき】さん 8点(2002-06-11 22:39:42) |
5.とにかく映像がすごかった。橋の下に逃げ込んだときの所では鳥肌モンです。ただ、恋愛が絡んで中途半端な印象が・・ 【てぃむ】さん 8点(2001-12-19 09:47:07) |
4.ああいう気の強い女は苦手だ。本音でガンガンぶつかってきて、耳の痛い事も平気で言う。一緒にいると、しょっちゅうケンカになる。時には「あなたなんていなくても私は全然平気よ。」という態度をみせる。でも本当は優しい心の持ち主で、いつも心配してくれている。相手が責められると、まるで自分の事のように怒りだす。相手が困っていると、自分の用事は、ほっといてでも助けようとする。自分が天秤にかけられてると解かったら、サッサと自分から降りてしまう。 そんな女を好きになってはいけない。そんな女にはまってしまうと、一生離れられなくなってしまう。たとえどんなに巨大な竜巻に襲われようとも、決して引き裂かれることのない強い絆で結ばれてしまうから……。ああいう気の強い女は苦手だ。 【代打、八木!!】さん 8点(2001-10-29 23:12:39) (良:1票) |
3.世評ではあまり高い評価を得られなかった作品だが、竜巻という自然現象をCGで巧みに再現して見せてくれたと言う事だけで十分なんじゃないかな。ストーリーなど竜巻の猛威の前では吹っ飛んでしまうのは自明の理。むしろ実写とSFX部分とを、何の違和感もなく巧みに融合させた編集は見事だし、空飛ぶ牛に奇妙なほどのリアリティがあったり、彼らが感嘆するダブルの竜巻のその美しさは映画ならではのもの。竜巻に女の執念が勝ったというところだろうか。かくしてH・ハントのその後の活躍の凄まじさは、まさに竜巻の比ではない。 【ドラえもん】さん 8点(2001-09-30 00:08:48) |
2.結構不評だね。俺は「俺たちは一生竜巻を追って暮らすのサ」ってカラリと脇役のいう台詞、実地科学者の根性溢れて好感持てたな。普賢岳の火砕流の時でも、亡くなったのは現地を踏査していた外人科学者ばかりで、日本人科学者はへリコに乗って観てただけだったよな。映像も見事だった。竜巻内部の探査アイデアも斬新だった。やりがいのある人生、って感じたけどな。 |
1.最初に映画館で見たとき、その映像に圧倒された。その後もう一度ビデオで見たらつまらなかった。映画館で見るべき作品。評価は映画館で見た場合のもの。 【HIYO】さん 8点(2000-08-29 17:42:24) |