6.《ネタバレ》 「本物」の呼び声が気になり鑑賞。確かに有名な俳優は起用されていないものの、世界を舞台に活躍するSEALsの任務や作戦の描写には本物の迫力があった。特にパラシュート降下や水中侵攻の様子はスタントの域を超えていたし、時折織り込まれる主観映像では、隊員の息遣いとも相まって実戦での緊張感がきちんと表現されていた。本物の特殊部隊のすごさを知りたい人は見て損はない。ただ作戦時に顔にも迷彩を施すところまでリアルなのはいいが、その結果誰が誰だがよくわからなくなってしまうのは難点か。この手の作品は「バンド・オブ・ブラザーズ」のように、連ドラで訓練期間から除隊まで見せ切ってくれる方がはるかに感情移入するだろう。ラスト付近で隊長が敵の手榴弾に覆い被さり仲間を救ったエピソードは実話のようだが、このような高度な訓練を受けた部隊がアメリカのテロとの戦いの最前線で命がけで活躍していることを知る意味で見て損はないだろう。 【田吾作】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-26 11:40:34) (良:2票) |
5.《ネタバレ》 ノンフィクション特有の良さと悪さの両面があった。 まず戦闘シーンは偵察、監視、水上戦から際どい現場判断までリアリティあって最近のテレビゲームのようだった。 また装備の充実もおもしろい。 過酷な環境下において任務遂行という点では十分魅力を持ち合わせている。 ブラックホークダウンの二の舞は…というシーン、物語ってます。 物足りないところはドラマ性でしょう。大佐とチーフ以外登場人物が目立たない。フォーカスはあくまでも戦闘である。 本作含めてテロ壊滅の裏側で犠牲になった人たちの伝記はこれからも残して欲しい。 |
4.ネイビーシールズ出撃!これがプロフェッショナルの戦い方だ! そんなプロの特殊部隊を演じるのはなんと本人。しかしこの類いの映画は役者だろうと本人だろうと装備を固めたらブラックホークダウンよろしくみんな同じに見えちゃうもんですよね。 そんな本作の雰囲気はだいぶ右寄りな気がしなくもないけれど、アクションが楽しい特殊部隊もの。 リアリティもたっぷりで出てくる銃は実弾とか実銃とかのこだわりよう。凄い! どっかのデルタフォースのように無敵の武装バイクをのらない映画で良かったです。 救出作戦から密偵まで、細々といろんな作戦のプロの現場を見せてもらえるのが嬉しいですね。 彼らが裏でこんな苦労をしているから僕みたいなボンクラも平和に映画を見れている訳なんだという感じです。 しかしまぁ俗にいう死亡フラグのような会話を連発するような連中なので、キャラクター的な面白さは皆無ですし ストーリーも勧善懲悪なので面白いかと言われたらちょっとそこは微妙。 まぁこれがリアリティなんだと言われたらしょうがないくらい強いネイビーシールズを堪能出来る良い映画でした。 【えすえふ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-03-08 00:22:57) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 最初のテロ行為にまずびびった。そこで爆発させるんや。あかんもん観てもーた感にゾゾゾ。その後、CIAの女性救出任務で、さらにドキドキ。車で脱出するんだけど、大量のテロリストが後ろから追ってくるなか、川に到着したら、そこに待機している戦闘ボートの重機関銃が敵をハチの巣にするシーンにすげーー!と、しびれまくり。その後、テロリスト達の足取りを追って色んな作戦で色んな事やるんだけど、ずっとテンション高めで、あっとゆうまに時間たっちゃいました。とゆうことで、シールズのプロパガンダ映画にまんまとハマったわけですが、はっきり言ってドラマ性はありません。そりゃ本物のシールズ隊員が演じてるんだし、広報映画なんだから、変なドラマ入れても、野暮だし。その代り、臨場感は結構あって、自分も作戦に参加してる気分はドンドン盛り上げてくれます。細かい描写も、例えば、ジャックバウアーなみに敵のテロリストを脅す尋問テクニックや、RPGが近距離では爆発しなかったり、双眼鏡に布をかぶせたりなど、実際にあることを描いているらしく、シールズのお勉強にもなります。でもシールズに入りたいとは、これ見ても一ミリも思わないけどね。ちなみに、映画ボーダーラインで出てたメキシコとアメリカに続く秘密のトンネルが、この映画にも出てきて、その辺も興味深かかったです。なんで、あんな感じで作戦したかを知りたければ、逆にボーダーライン観れば、よくわかります。メキシコってそうとうやばいですね。 【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 10点(2016-10-14 02:46:26) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 目眩がする程のアメリカ万歳映画なのですが、そんなことは「米国海軍全面協力!」という作品の触れ込みを見れば事前に分かることであって、見たくなければ見なければいいというレベルの話なので、作品の評価には影響させないこととします。政治色を意識せず純粋なアクション映画として鑑賞すると、これがなかなかイケる出来でした。本物の特殊部隊員を使っているということで見せ場の説得力が違うし、静寂から戦闘への転換や、救援が到着するタイミングなど、アクション映画として基本的な部分が非常によくできています。ビジュアルもストーリーも『コール・オブ・デューティ』を意識しすぎている点や、冒頭から隊長に死亡フラグ立ちまくりという点、エピローグが長すぎる点などは気になりましたが、それでも、現役特殊部隊員を出演させた史上唯一のアクション映画としての存在価値は十分にあったと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-01-07 00:49:59) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 一番最初の作戦のみは、周到な計画とその実行を楽しめたが、後の二つの作戦は……。 特に、最後の戦闘は、計画も相手側の調査もなしに単に力づくで殴りこむだけの芸も何も無いもの、というかメキシコ政府の了解を取れてるなら、そもそも少人数で殴りこまなければならない必然性の説明不足。 それと、冒頭から、でっかいでっかい画面を覆うくらいの死亡フラグ掲げて、本当に殺すって。あまりにもストーリー展開として芸が無さすぎ。 また、チェチェン人の複雑な事情に全く配慮もない、単なる基地外の狂信者扱いは、 製作者の知性の低さを感じさせる 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-18 10:57:45) (良:1票) |