4.いつものアレン作品。可も不可もなしといったところ。ナオミ・ワッツが出ているので、プラス1点 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-29 18:36:10) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 ふふっ、人はいくつになっても勉強しないというか、愚かで愛おしい紆余曲折を辿るものなのですね。 年寄りは老いを認めないわ 現実逃避に占い師に人生丸投げだわでイタイことこの上なく、一方若い連中も危うい恋心を持て余し、足元はぐらつきっぱなし。 夢物語を紡がないW・アレンですので、ピンチのまま話が終わる人物も多数。おいおい。人生はそんなもんさ、まあなんとかなるよ、と厚眼鏡のおっさんに煙に巻かれたような軽妙さはアレン技炸裂。むしろ痛快であります。でも人の盗作はやめた方がいいね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-12 23:14:36) |
2.《ネタバレ》 ほんと大した話じゃないんですよね だけども 結果おもしろいんですよね。結果、好き勝手に我が道を進み始めた両親や、甲斐性無しの不倫夫などより、一番まともで普通の精神状態だった娘 (ナオミ・ワッツ) がピンチになって発狂してジ・エンド迎えてしまうというところがなんともブラックだし、意地悪だったし、滑稽だ。 この手の話をおもしろ可笑しく、しかも お洒落に、しかも、ちゃんとオチをつけて撮れるウディ・アレン まだまだお盛んですね この後撮られたミッドナイト・イン・パリもすごく面白いらしいですよね、 未だ楽しみ残しております これって好きな食べ物を最後まで残している時みたいな幸せな気分だ。そんな幸せ感を与えてくれる監督:ウディ・アレン。そろそろ神の域に近くなってきたかな どうぞ、例えよれよれでへべれけふにゃふにゃなおカラダになったとしても どうぞ、死なないでくださいね。ムービー撮り続けていてくださいね とでも言いたい 願いたい。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-22 21:23:44) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 今年の春公開された「ミッドナイト・イン・パリ」(9点)が、アレン映画としては異例の大ヒット、久々のオスカー脚本賞受賞のおまけもつき高評価を受けたおかげで、オクラ入りだったこの前作が、めでたく日本公開の運びとなったと聞いております。アレン先生の心の声とも言うべきナレーションいわく、「無意味な恋のから騒ぎ」が、ロンドンの街で繰り広げられる上品な大人のコメディ。特にどうという事もないオハナシなのに、軽快な音楽と例によって例のごとくの練られたセリフのおかげで、ニヤニヤしながらサラリと最後まで見せてしまう。もはや恋を語らせれば枯淡の域に達したとおぼしき、アレン節がこの映画でも十分堪能にできます。・・・ただ、なんだろ・・・熟練シェフによる美味しいコースディナーには違いないんだけど、ちょっとメインディッシュが物足りないなあって印象を受けたんですよね、鑑賞後。イイ歳して親の財産に寄生しまくる「堅実」という言葉とは終生無縁そうな、見栄えだけは良い若夫婦よか、イイ歳して若いオネエちゃんにうつつを抜かす色ボケバイアグラ老人、アンソニー・ホプキンス氏に実は一番共感してしまった自分って一体・・・(汗)やけに魅力的な女の子が一人出てるなあって思ったら「スラムドック&ミリオネア」のヒロインやってた子だったんですね。アレン氏の女性審美眼もいまだ衰えず。うん、これならまだまだ楽しい映画を作ってくれるでしょ!同じような複数の恋愛模様を描いた「それでも恋するバルセロナ」(5点)より、僕はこっちの方が楽しめました。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-04 00:09:03) (良:2票) |