《改行表示》 1.《ネタバレ》 好きか嫌いかで言えば、こういう映画は嫌いです。 リストカットしたり、子殺ししようとしている様を 見せられていい気持ちになったりしないですもの。 でも、作品の持つ力や塚本晋也のすぐれた作家性を 認めないわけにはいかない。 自分の部屋での自傷行為と、沖縄での息子との ふれあいのシーンの対比、心情をそのまま手ブレで 表現する、安直ながらも貫かれた独特のスタイル。 そしてCoccoの演技が意外にも素晴らしい。 演技というより、Coccoその人自身を演じているという感じ。 元気な人にはお勧め出来ないが、 深く病んでる&病んでた人にはぜひ勧めたい一本。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-09-28 10:55:19) (良:1票) |