LOOPER/ルーパーの投票された口コミです。

LOOPER/ルーパー

[ルーパー]
Looper
2012年上映時間:118分
平均点:5.95 / 10(Review 82人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-01-12)
アクションサスペンスSF
新規登録(2012-10-07)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2021-10-09)【イニシャルK】さん
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監督ライアン・ジョンソン(監督)
助監督ニコラス・マスタンドレア
演出ディオン・ラム(中国班スタント・コーディネーター)
キャストジョセフ・ゴードン=レヴィット(男優)ジョー
ブルース・ウィリス(男優)オールド・ジョー
エミリー・ブラント(女優)サラ
ポール・ダノ(男優)セス
ジェフ・ダニエルズ(男優)エイブ
パイパー・ペラーボ(女優)スージー
トレイシー・トムズ(女優)ベアトリクス
ギャレット・ディラハント(男優)ジェシー
デヴィッド・ジェンセン〔男優・1952年生〕(男優)
内田夕夜ジョー(日本語吹き替え版)
中村秀利オールド・ジョー(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子サラ(日本語吹き替え版)
土師孝也エイブ(日本語吹き替え版)
脚本ライアン・ジョンソン(監督)
撮影スティーヴ・イェドリン
製作総指揮ジョセフ・ゴードン=レヴィット
配給ギャガ
ポニーキャニオン
特殊メイクマイク・エリザルド(メイクアップ・デザイン・コンサルタント)
辻一弘(ジョセフ・ゴードン=レヴィットのメイクアップ・デザイン)
特撮ピクセル・マジック社(視覚効果)
衣装シャレン・デイヴィス
編集ボブ・ダクセイ
字幕翻訳松浦美奈
スタントアンディ・チェン〔スタント〕
あらすじ
タイムマシンが完成している近未来の世界。しかしながら、その使用は法で禁止されており、犯罪組織だけが邪魔者を始末する為に利用していた。物語は、そんな殺人を請け負っている一人の男と、殺されるために未来から送られて来た彼の30年後の姿を描く。30年の間に一体何が起きたのか。そして30年後の世界を支配する者とは。異色のSFサスペンス。
ネタバレは禁止していませんので
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2.《ネタバレ》 主人公の殺し屋は、射程の短いラッパ銃を終始携帯している。 未来から送られてくる“ターゲット”を抹消するためだけの目的のその銃は、非常に不格好で何の希望も生み出さないように見える。 しかし、堂々巡りの憎しみの螺旋を断ち切ったのは、そのラッパ銃だった。  想像以上に独創的な映画だったと言っていい。突っ込みどころも多いが、それらも含めてこの映画ならではのオリジナリティだと思える。 ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが時空を超えて邂逅した同じ主人公を演じるわけだが、その二人が人間的に重なるわけではなく、むしろ全くの別人格として対峙する構図がとても独特だった。 ある人生を経てきた「自分」と、それを経る前の「自分」、時間とそれに伴う経験の違いが人間としての価値観の違いとして対立する様は、非常に興味深いエッセンスを映画に加味している。  タイムパラドックスを描いた映画としては、ストーリーの“綻び”は確かにある。 ナノマシンの進歩で秘密裏な殺人が出来ないから、過去に殺したい人間を送って抹殺するという設定にそもそも無理は生じている。 その手段であるタイムマシンの使用自体が犯罪という設定だし、大体が巨大な犯罪組織なのだから殺人をそこまでひた隠しにする必要などなかろうと思う。そんな手間のかかることをしているわりに、主人公の未来の妻はあっさりと殺されちゃうわけだし……。  ただそういう“綻び”を補って余りある独特の味わいを携えたストーリーでもあった。 あくまで利己的だった若き主人公が見せる確固たる人間としての成長はドラマ性に溢れていた。 そして、愛した妻の死を防ぐために過去に遡ってきた老いた主人公は、目的を遂行していくにつれ自分が何のために過去にやってきたのかが曖昧になってくる。 過去を変えることが、必然的に自分自身の歩んできた人生も変えるということになるからだ。 終盤において老主人公に残っていたのは妄信的な狂気のみだったのだろうということに気付くと、とても哀しくなった。  それらすべてを悟って、若き主人公は短い射程のラッパ銃で"一つの未来”を断ち切る。 その哀愁漂うラストは、とてもSF映画らしくもあり、同時にジャンルを超越した様々な感情を刺激する映画に相応しい帰着だった。  P.S.主人公の同僚への時空を超えた“痛くはないけど痛々し過ぎる”拷問があまりに惨かった……。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-12 23:37:24)(良:4票)
1.《ネタバレ》 私は良質のSFというのは科学的理屈やディテイルに完璧こだわることではなく、いかに人間や社会というものを描けているかどうかだと感じています。タイムパラドックスもののセオリーがどうたらこうたらと、物語が伝えたい本質とさほど関係ないことにうるさい人たちに、この作品の評価を落とされてしまうのはとても残念な気がします。この作品は2作目までで終わらせとけば良かった『ターミネーター』シリーズの愚かなループと、『マイノリティー・リポート』がうまく描くことのできなかった部分に、強烈な答えと光を提示してくれたと思います。私がこの映画を観て強く感じたことは「世界を良くしたいなら、まずは自分の子供を愛して大切にしっかり育てなさい」ということでした。最後に復習に来るキャラクターでさえ、自分を拾ってくれた悪人に自分の存在価値を認められたいという愛情を欲しているし、すべてのキャラが自分と関わる者との絆を大切に思っているわけですが、その大切にする方向や方法が問われてる映画だったと思います。ひとりひとりが他者への思いやりを持ち、かつ家族が愛し合って健やかに心を育て合うことができれば、社会は未来は良い方向に向かうはずだと、そういう魂を感じる良作でした。子役、上手い子を見つけたなと思います。幼くして持つ重い枷に潰されまいと、同年代に比べてしっかりした判断行動を見せる健気で逞しく孤独を秘めたキャラに合った目をしてました。
だみおさん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-22 18:27:10)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 82人
平均点数 5.95点
000.00%
100.00%
200.00%
333.66%
489.76%
51821.95%
62631.71%
71923.17%
844.88%
944.88%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.66点 Review9人
3 鑑賞後の後味 5.37点 Review8人
4 音楽評価 5.80点 Review5人
5 感泣評価 4.66点 Review3人

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