31.最高、最高、最高、傑作、傑作、傑作。 もうここまでやってくれたら満点をつけるしかありません。 青春時代にこの映画に巡り合えたのは自分にとって数少ない甘美な思い出です。 見るたびに幸せになれるホラーです、ていうかホラーとかSFとかそういうジャンル分け自体に関係なく感動できる映画ですね。 思い出すだけで満たされた気分になります。
【パジャマオウ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-11-24 20:04:47) (良:1票) |
30.いかがわしさから見ることができなかった初公開時(まだ子供)、タイトな編集の東京12チャンネル版ではまり、レンタルビデオからDVDとくりかえし見続ける…ホラーは好きでもないけどこれは悲しくて恐くて愛すべき映画。バイオハザードのようなのは要するに死体が“怪物”になったアクション。ロメロのゾンビは、あくまでも“死体”のまま。あのギクシャクした動きは、死後硬直した死体の感触を知らないものにはわからない…。ところで、なんで死体なのに生きた人間を引き裂けるのか? 昔よく一緒にビデオを見た友人は、「動きが遅い分、トルクが大きいんじゃねえの」妙に納得。でも、なんでガラスは割れない? 【hatoya】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-11-29 23:30:16) |
29.この映画、100回以上は観ました。 パート2(パート1をナイトオブ・・・とした場合)の映画として前作を超えているという数少ない映画だと思います。ストーリー、テーマ、世界観、音楽などすべてが他のホラー映画と比べて抜きん出ている。しかも人間ドラマまでしっかりと描いているし、他のゾンビ映画と違い、ゾンビを怪物ではなく元人間という視点で出来上がっている。ここが一番重要な所だと思います。このことが垣間見えるシーンがひとつありました。ショッピングセンターに散乱しているゾンビの死体を倉庫へ運ぶシーン。結構丁重に死体を扱っている。冒頭で「死者への敬意」という言葉がありましたが、それが根底で一貫したテーマになっているように思われました。何かマジメに書いてしまいましたが、ちょっと姿勢を正して観てしまういい映画です。 【金田一耕助】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-10-21 10:44:19) |
28.ゾンビと言えばコレ。他のゾンビ映画見ると必ずコレと比較してしまう。ショッピングモールでの割とまったりしたバトルも集団の恐怖の方が勝っている。映像・ストーリー・曲…もぅ最高すぎ! ダリオアルジェントの顔が一番ゾンビ顔 【oO KIM Oo】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-08-06 01:12:55) |
27.志村後ろ~~!!! 【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-09 15:46:23) |
26.私は、コレで、ホラー嫌いになりました (子供が観ちゃいかんわな…)
20数年経った今でも怖く感じられます(涙) 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-03-30 01:16:50) |
25.以前のレビューに「ゾンビ」と「サスペリア」は名作と書いてあったがまさにその通り! 小学生のときにテレビで観て凄いショックを受けてその日は寝れなかった。 再び観たのは、かなり大人(成人過ぎ)になってからで大人になっても色褪せていなかった。 大人になってもバイオハザードにはまったりするのは、間違いなくこの作品の影響。 周りがなんと言おうとこの2作品は最高傑作です。 【虎ノ門虎之介】さん 10点(2005-03-03 00:10:18) |
24.ゾンビの怖さとは何でしょうか。外見には馴れてしまいますし、伝染の危険もさほど深刻ではありません。SWAT隊員たちは、ゾンビを手玉に取るありとあらゆる手段を持っています。なのに彼らは恐れている――何故か。「死体が動いている」からです。ゾンビの本質そのものが怖いのです。ゾンビ映画というのは結構あるのですが、「死体が動く怖さ」という、考えてみれば当たり前のところに焦点を置いている作品は、皆無といっていいでしょう。ルキオ・フルチはじめ、ほとんどの監督はとにかくビジュアルに凝ります。そうして、単にゾンビを「気持ち悪い怪物」に仕立ててしまう。ジョージ・A・ロメロ一人が高みにいるのです。これは凄いことですよ。彼は作品全体を通じて、もう一つの恐怖を仕掛けました。ゾンビ自身の本質とも関係しているのですけど、それは「逃げられない」ということ。主人公たちはゾンビから逃亡しますが、何処に行っても奴らはうようよしている。夜が明けて、朝になっても消えません。空間・時間の両面で退路が塞がれています。ふつう人間には最後の逃避手段があるのですが、奴らはそれすらも許さない。自殺してもゾンビからは逃れられない。奴らの存在は、死が安らかな、永遠の眠りであることを否定するのです。だとしたら、ゾンビほど怖い怪物がおりましょうか。『ゾンビ』ほど怖い映画があるでしょうか。 【円盤人】さん 10点(2004-10-16 12:56:54) (良:2票) |
23.凄い。何度見ても凄すぎる。ジョージ・A・ロメロとダリオ・アルジェントとトム・サビー二、そしてゴブリンバンドがいたからこそ、この奇跡の傑作が生まれた。個人的にDC版は少しクド過ぎるのでこのくらいが丁度良いかも。 【終末婚】さん 10点(2004-08-22 04:04:26) |
22.やっぱり歴史に残る作品ってそれなりに凄いモノがあるんですよね。小さい頃にTVで吹替え版を見たっきりで、3部作のどれがどれかもよくわからなくなってたんですが、「ドーン・オブ・ザ・デッド」を機会に見直しました。背景に横たわる絶妙なテンションと、遊びを遊びとしてとことん遊び倒した作り手の姿勢は率直に言って素敵だと思います。こういう絵が撮りたい、こういうシーンが撮りたい、こんなストーリーがいい、ただ怖いだけじゃなくて世の中を俯瞰で見下ろすシュールな視線で撮りたい、「こんなに撮りたいんだから、お客さんも喜んでくれるに違いない」という突き抜けた熱意を感じる作品だと思います。この時代のホラーが私は大変好きですが、ホラーが最もホラーのためのホラーだったし、作り手がホラーをナメてない。お客もシビアに、真剣にホラーを楽しめた時代でした。回顧趣味的になってしまいますが、何につけても度を超した真剣さと、真剣すぎる遊び心というのは爽快さを生み出すものです。死者と生者を分かつもの、その深遠なテーマをとことん遊びながら、最後に呼びかけて来るものは、たとえどれだけ絶望的な状況にあろうとも決して「生」を諦めない人間たちの逞しさです。実はそれこそが、生きていることの証でもあるわけですが。ホラー映画はやっぱり、真剣に見なければわかりません。 (ああ悔しい。100番踏みそこないました。) 【anemone】さん 10点(2004-08-04 10:06:25) |
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21.この映画が凡百のホラー映画と同列に語られることには、いまだに憤りを覚える。この映画の魅力は、人が人を食らう、という残虐性ではなく、人間社会がゾンビにじわじわと侵食されていく恐怖、そして孤立無援の人間たちを襲う圧倒的な孤独感。楳図かずおの漂流教室にも通じるこの世界観だけでも、この映画の存在価値はある。 【konkon】さん 10点(2004-03-15 15:57:48) |
20.全然ホラーに思われへん。それくらいドラマとして観てておもろかった。ゾンビって題名やけど、ゾンビ弱いし。極限状態の人間の心理の見せ方がなんか普通のホラーとちゃうねん。観たんは最近やけど、なんで今まで観ーひんかったんやろ。こんなおもろい映画。 【なにわ君】さん 10点(2004-03-04 16:55:30) (良:1票) |
19.ホラーの傑作。まだCG技術の無かったあの時代に、これだけリアリティのある作品を作ったことに、賞賛の意を表したい。まだおしめも取れない頃から、父の趣向によりホラー映画を観てきた私にとって、この映画ほどインパクトのあったホラー映画は無かった。おかげさまで、中学生に上がるまで電気を消して寝られない上に、怖い映画を観ると必ず夜中に嘔吐する子供へと成長。今考えるとトラウマだったのだろう。小さな子供にゾンビなんて観させてはいけない(^^;;映倫のやってる事は、あながち間違いじゃないと、身をもって知った。 【深海】さん 10点(2004-01-25 14:30:59) (笑:1票) |
18.まさにホラーの金字塔!!キングオブホラー!今にして思うとグロシーンはたいした事ないが、どんな大根役者でもゾンビになればアカデミー賞級の演技をみせる!?という事でも変に感動した映画。できればリメイクではなく、『死霊のえじき』の続きを才能のある監督に制作して戴きたい。 【わーる】さん 10点(2004-01-22 10:49:44) |
17.まさに映画史上トップレベルの作品。世界の荒廃感や虚無感、人類の混乱を限られた空間でリアルに描かれている。ファーストシーン、放送局での描写には脱帽。あのシーンだけで世界が混乱している事を観客に強く説明し、次の舞台であるアパートではそれを現実として見せつける。そしてラストシーンでは、もうこの世界(映像)に惹き付けられている自分がいる。そして、絶望感で一杯になり、彼らの行末が気になって仕方がない。こんな心境にさせてくれる映画は、そうない。今までいくつもの映画を鑑賞してきたが、これほど衝撃を受けた作品は未だに見た事がない。 【AMX004】さん 10点(2003-11-28 20:38:00) (良:1票) |
16.俗に名作と呼ばれるものは、圧倒的に“恐怖”という感情が欠如している。ホラーモノに感動を求めるのは無粋すぎる……。だがこの作品は、感動も恐怖も兼ね備えた奇跡的作品なのである。喜怒哀楽、すべての感情を喚起させてくれる映画こそ、傑作とよばれるべきだろう。涙を搾り取るだけが名作ではないのである。ゾンビよりも人間の残虐性に打ちひしがれ、仲間を殺さなければならない悲哀に涙し、生き残った主人公たちの行く末を案じる……。およそホラー映画という枠では括りきれない、人間ドラマのマスターピースなのだ、ゾンビという作品は。 【ダブルエイチ】さん 10点(2003-11-26 21:21:26) (良:1票) |
15.ゾンビ映画の原点であり頂点、あらゆる点で今よりも技術の低かった当時にこれだけの作品が作れるのはやはり発想が違うからなのだろう。2時間を越える長作なのに、飽きを感じさせない展開も○ |
14.何度観ても好きな作品。今の技術で観たらそりゃぁ貧乏臭いかもしれんが、この映画が醸し出す絶望的な雰囲気はやっぱり他のゾンビ物には無い魅力。小学校の頃祖父に連れて行かれた子供向き漫画映画の冒頭でいきなりゾンビの予告編流すなよ~!あまりのショックにトラウマになりそうでした。 【leo】さん 10点(2003-11-09 01:06:53) |
13.ホラー云々スプラッター云々特殊メイク云々。色々あるだろうけどまずは「映画として名作」なんだから文句なし。シチュエーションアクション映画として秀逸なんだよねこれ。ホラーとして語るのなら、古き良き時代のゴシックホラーから同じなんだけど「自分がこのシチュエーションならこうしてこうして生き延びる!」みたいな楽しみ方が生きる映画ってのは、とにもかくにも面白いって思う。ゴブリンの音楽もノリノリ(死語) 【柿木坂 護】さん 10点(2003-09-29 16:08:28) (良:1票) |
12.中学生の時にはじめて観て、感動と衝撃を受けた作品。私が映画を見るときのリファレンスムービーとなった。この映画は、ホラーとして見ても、アクション映画として見ても上質で、非常にていねいに作られていると思う。アメリカでは映画学校の教材にもなっているほどだ。他のホラーやスプラッター作品とは、まったく比較にならないほどエンターテイメント性にあふれている。 |